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サントリーウイスキーは2023年にめでたく100周年を迎えました。100周年を記念して、大人気のシングルモルトである「白州」より記念デザインのボトルがリリースされています。
今回はそんな白州100周年記念ボトルにフィーチャーしていきます。通常ボトルとの違いや流通価格など気になっている方は必見です。
目次
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白州100周年記念ボトルとは、2023年にリリースされた白州の限定デザインボトルになります。2023年4月以降リリース分の白州より、デザインが変更となり販売されています。
2023年はサントリーウイスキーが100周年を迎えた大きな節目のタイミングです。サントリーからは100周年を祝う記念の商品がいくつもリリースされていて、白州100周年記念ボトルはそのうちの一つになります。
記念にふさわしい特別なラベルデザインが施されているのが特徴で、ラベルには白州蒸溜所の全景が描かれています。“森の蒸溜所”と呼ばれる世界的にも珍しい蒸溜所で、豊かな森に囲まれた環境下では素晴らしいモルトウイスキーが生まれます。
ミネラルを適度に含む軟水から生まれる白州のウイスキーは、爽やかな香味と軽快な飲み口が印象的です。特に日本人の味覚に合う作りとなっていて、ストレートはもちろんハイボールで飲むのにも人気があります。
ちなみに100周年記念ラベルとして、白州のほかシングルモルト山崎の限定ラベル品も登場しています。サントリーのモルトウイスキーが好きな方は、ぜひこちらも合わせてチェックしてみましょう。
限定ラベルデザインでリリースされた白州100周年記念ボトルですが、実は中身に関しては通常の白州と変わりありません。限定品には「白州NV」と「白州12年」の2つがあり、どちらも安定した品質を誇っています。
通常ボトルとの違いはラベルのデザインのみなので、入手難易度も実はそこまで高くありません。とはいえ白州そのものが希少価値の高いレアウイスキーなので、見かけることができた方は非常にラッキーと言えるでしょう。
ボトルには“100th ANNIVERSARY”の文字も書かれており、特別な記念の品であることが一目でわかります。思わず棚に並べてコレクションしておきたくなる、そんなウイスキーとなっています。
今でこそ世界的に有名な日本のウイスキーですが、実はその歴史が始まったのはわずか100年のことです。スコッチやバーボンに比べ歴史は浅く、短期間で大きな成長を遂げてきたことがわかります。
その立役者となったのがまさにサントリーウイスキーで、創業者である鳥井信治郎氏の夢から歴史はスタートしました。100年以上前、日本には専用のモルト工場などは存在していませんでしたが、「日本で美味しいウイスキーを作りたい」と考え山崎の土地に日本初のモルトウイスキー蒸溜所を建設し始めたところから日本のウイスキーの歴史が幕を開けたのです。
とはいえ最初から全てが順風満帆だったわけではありません。初めて日本初の本格ウイスキーとして1929年にリリースされた「白札」は、お世辞にも好調と言える売り上げではありませんでした。“焦げ臭い”といった評価がついてまわり、仕込みが停止になることもあったほどだと言います。この時代の苦労と試行錯誤が、今のサントリーウイスキーの品質につながっているのかもしれません。
そんなサントリーウイスキーが好転の兆しを見せたのは1937年の「角瓶」の登場がきっかけでした。スコッチを真似るのではなく日本の独自性を追求し、日本人の味覚に合うウイスキーとして作られた味わいは、美味しいと評価をされるようになりました。
ちょうどこの頃には悪評だったかつてのウイスキー原酒も熟成によって成長し、おいしさのもとになっていたのです。ここからサントリーの快進撃は始まります。
第二次世界大戦の際にも山崎蒸溜所は被災を免れ、蒸溜所には原酒が残りました。そこから1946年には「トリスウイスキー」、1950年には「オールド」、1960年には「ローヤル」というウイスキーが発売されていき、サントリーウイスキーは日本の高級ウイスキーの定番としてその地位を確かなものにしていきます。
1970年代には山崎以外の蒸溜所も増えていき、ウイスキーの幅も広がっていきました。
今日はサントリー白州蒸溜所の見学再開初日!奇跡的に初日に当選したので行って来ました?
ショップは白州NVフル、白州ミニ+リーフクッキー、蒸溜所限定+リーフクッキーのうちどれか1つしか買えません☹️
でも見学ツアー当選者は最後にNVor12年のどちらか1本を別途購入できたので迷わず12年!? pic.twitter.com/sLebu8yufB— いちき@SFC解脱!? (@ichiki_trp) October 2, 2023
「白州蒸溜所」の竣工も1973年に行われ、ウイスキーの魅力をさらに広げていくきっかけとなっていきました。
やがて80年代〜90年代になると、「シングルモルトウイスキー」が製品化されていきます。1984年には山崎が発売開始、そして1994年には白州の発売も開始されています。
平成の時代はウイスキーブームが去り長い間ダウントレンドになっていましたが、国内のハイボールブームと世界的なウイスキーブームをきっかけにサントリーのウイスキーは再び人気が向上していきます。
特に2014年以降のジャパニーズウイスキーの快進撃は凄まじく、山崎や白州を筆頭に品薄・価格高騰が大きく話題になるほどにまで成長することとなりました。
今まさに熱狂の時代を迎えているサントリーウイスキーは、2023年に大きな節目である100周年を迎えています。記念品の発売、そして蒸溜所の大改修と、さらなる成長への歩みもスタートしています。
「白州100周年記念ボトル」は、サントリーウイスキーのこれまでの歴史と魅力を感じられる至極の1本でもあるでしょう。ウイスキーファンであればぜひチェックしておきたいところです。
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100周年記念のデザインでリリースされた商品は合計で2種類です。そのうちの1本が、スタンダードボトルである白州NVになります。
森の蒸溜所と呼ばれる蒸溜所にて仕込まれたモルトウイスキーは、ほんのりとしたスモーキーさと柔らかな甘さが漂います。フルーティーな中に確かなキレもあり、非常に飲みやすいのが特徴です。「白州ハイボール」として飲むのも人気で、デイリーからお祝いシーンにまで幅広くマッチしてくれます。
なお100周年記念ボトルはあくまでもスタンダード品がデザイン切り替えで販売されているに過ぎないので、定価も通常ボトルと変わらず4,950円(税込)となっています。
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白州の長期熟成ボトルである白州12年にも、100周年記念ボトルの限定品が登場しています。酒齢12年以上のモルト原酒を使って作られる白州で、フルーティーなコクと後味のキレの良さが印象的です。
白州12年といえば一時期、原酒不足で休売となっていたこともあるほどの人気品です。今では休売が解除されリリースされていますが、おそらく販売本数は少なく希少品であると考えられます。
そんな白州12年の100周年記念ボトルは、定価11,000円(税込)での販売となります。ただし定価で店頭に並ぶことは少なく、流通価格は大きく高騰しています。
やっと・・・
やっと・・・・・・
白州12年100周年記念ボトルをGET☆
最近、ニヤミスが続いていたのでようやく☆
コレで記念ボトルはコンプ☆
山崎NA:イオン抱合せ
山崎12年:やまや
白州NA:やまや
白州12年:やまやLE、BHは、当選しない限り手に入らないのかな・・・? pic.twitter.com/73EorhynbQ
— ★つかさ★ (@TuKaSa_BIGPEAT) August 25, 2023
白州100周年記念ボトルはあくまでもデザイン切り替えの扱いなので、リミテッドエディションのような公式サイトでの予約や抽選は行われていません。売っているお店さえ見つけることができれば、いつでも購入することができます。
しかし白州はそもそも店頭に並ぶことがほぼないので、見つけること自体が困難かもしれません。ウイスキーの取り扱いに強いお店を探し、粘り強く購入チャンスを狙うことが大事です。
実際に白州100周年記念ボトルを購入したという方の口コミ投稿を見ると、「やまや」や「ビックカメラ」、「業務スーパー」などで見かけたという報告があります。酒屋などでも購入できることがあるのでぜひ立ち寄った際はウイスキーコーナーを確認してみましょう。
ビックで白州12年が当選して、遂に100周年記念蒸溜所ラベルが揃いました? pic.twitter.com/qq1gyBmRS4
— とがちゃん (@TOGASAKIYASUSHI) December 20, 2023
店頭で探すのが難しい白州100周年記念ボトルも、抽選販売を狙えば購入の確率がUPします。抽選販売とは、応募し当選することで白州の購入権を得られるという仕組みのことです。
やまや、ビックカメラなどの大手が行っているほか、百貨店なども頻繁にウイスキー抽選を行っているのでぜひ応募してみましょう。ただし応募にはカード会員のみなど、いくつか条件が設定されている場合があります。
なお抽選販売の場合は、申込の際に「100周年記念ボトル」なのかどうかをきちんと確認してから応募しましょう。また百貨店によって応募期間や購入期間が異なっているので、詳しくは詳細を確認するようにしましょう。
白州100周年記念ボトルは、インターネットの通販などでも購入可能です。ただしプレ値が付けられている状況で、白州NVの相場は15,000円を超えている状態です。
なお白州12年になると、流通価格は3万円越えになってきます。こちらも3倍近い価格まで高騰しています。
サントリーは2024年4月より国産ウイスキーを大幅値上げすることを発表しています。白州NVは4,950円(税込)→7,700円(税込)に、白州12年は11,000円(税込)→16,500円(税込)にそれぞれ切り替わります。
2024年4月リリースのボトルはすでに100周年記念ボトルではなく通常ボトルである可能性も高いですが、定価そのものが上がることで、現在リリース済みである白州100周年記念ボトルの価値もさらに高まることが予想されています。今後流通価格が2万円、3万円と膨らんでいく可能性もゼロではありません。
白州を含めたサントリーウイスキー、そしてジャパニーズウイスキーの価格高騰はかなり激しく、今後も価格が急上昇する可能性が高いと考えられています。白州100周年記念ボトルが欲しいという方やすでにお持ちの方は、これからの価格変動にもぜひ注目してみてください。
限定リリースで希少価値の高い白州100周年記念ボトルは、お酒買取の市場でも人気があります。すでに定価の3倍近い価格が付けられている状態なので、買取査定でも定価以上の査定額になることがあります。
そんな白州100周年記念ボトルの買取査定でお悩みなら、お酒買取専門店リンクサスまでぜひご相談ください。リンクサスはプロの査定員による丁寧なウイスキー査定を行なっていますので、買取利用が初めての方やお酒に詳しくない方でも安心してご利用いただけます。
なお白州100周年記念ボトルの中には、箱付きの商品も存在します。査定にお出しいただく際、箱があればぜひ一緒にお持ちください。
もちろん箱無しの商品の場合はそのままで構いません。店頭のほか出張買取や宅配買取のサービスも案内中なので、遠方にお住まいの方やお忙しい方もぜひお気軽にお問い合わせください。
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2023年、サントリーウイスキー100周年という大きな節目のタイミングで白州の100周年記念ボトルがリリースされました。山崎の100周年記念ボトルと同時に流通したレアなウイスキーは、今後さらに価値が上がる可能性が高いと大きな注目を集めています。
流通量が少なく価格高騰しているというレアなウイスキーですが、抽選販売などを狙えば定価購入できるチャンスもあります。ぜひ白州の魅力やいつもと違ったボトルデザイン、そして価格変動に注目しながらチェックしてみてください。
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