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サントリーのウイスキー100周年を記念して、「山崎」の100周年記念ボトルがリリースされたことをご存知でしょうか。
100周年記念ボトルは大人気のシングルモルト山崎の限定デザインということもあり、ウイスキーファンやコレクターから大きな注目を集めています。
この記事では「100周年記念ボトルとは何か」「どこで買えるのか」といったポイントについて詳しく解説していきます。
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1923年、創業者の鳥井信治郎氏の挑戦から始まったサントリーウイスキー。2023年にはめでたく100周年を迎えることになりました。そして100周年を記念して、2023年にはサントリーウイスキーからは数々の限定品が登場しています。特別な商品や限定ラベルデザインの商品などが多く登場しており、ウイスキーファンの注目を集めています。
そんなサントリーウイスキーの歴史は、山崎蒸溜所からスタートしています。当時の日本には、モルトウイスキーの蒸溜所はありませんでした。前例のないウイスキー蒸溜所を作ろうと鳥井氏が挑戦を始めたのが1923年で、全国の数ある場所から山崎の土地が選ばれたのです。そして1929年には日本で初めての本格ウイスキー「白札」が実際に商品として発売されています。
とはいえ当時の日本のウイスキーは、今のように高い評価をされていたわけではありません。「焦げ臭い」といったように悪評であり、仕込みが停止されたこともありました。そこから何度も試行錯誤を繰り返し、サントリーのウイスキーは少しずつ、少しずつ成長していったのです。
大きな転機となったのは1937年に生まれた「角瓶」の存在で、スコッチのモノマネではなく日本らしさを追求して作られたこのウイスキーは大きなブームを巻き起こします。そこから第二次世界大戦が起こるなど再度苦難の時期もありますが、山崎蒸溜所のウイスキー原酒は奇跡的に残り、そこからもオールドやローヤルなど数々の素晴らしいウイスキーが生まれていきます。
規模の大きくなったサントリーウイスキーは1970年代、知多蒸溜所と白州蒸溜所を立て続けに竣工していきます。あえて異なる場所に異なる個性の蒸溜所を作ることで、ウイスキー原酒の幅を広げていったのです。
そして1983年には昭和のウイスキーブームの影響もあり、日本国内のウイスキー消費量が過去最高記録をマークします。そのタイミングに合わせるように、サントリーは1984年にサントリーで最初のモルトウイスキーである「サントリーピュアモルトウイスキー山崎」を発売します。
誕生からしばらくは“スコッチよりも劣っている”と評価されていた日本のウイスキーですが、2000年代に入り世界的に認められるようになっていきます。
2003年には山崎12年が日本初のISC金賞を受賞し、山崎を中心としたサントリーのウイスキーの名が世界に広がっていきます。
国内でもハイボールブームなどの後押しがあり、ウイスキーが再び脚光を浴びることになります。やがて山崎をはじめとするサントリーの高級ウイスキーは、入手困難でプレミアがつけられるほどの人気品になっていきました。
今現在もシングルモルト山崎やシングルモルト白州などサントリーの高級ウイスキーは、絶大な人気を誇る品として注目を浴び続けています。このタイミングでの100周年と記念ボトルの発売は、大きな話題になって当然とも言えるでしょう。“今だけの希少品”には、これから高いプレミアがつくかもしれません。ぜひウイスキー好きの方は今のうちにチェックしてみてください。
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サントリーは100周年のタイミングで、複数の限定ラベルウイスキーをリリースしています。このうち山崎ブランドからは「シングルモルト山崎NV」および「シングルモルト山崎12年」の限定ラベル品がリリースされています。ラベルが切り替わったのは2023年4月からで、2023年のあいだ流通していたボトルはほぼこちらのデザインでした。
なお限定ラベルはデザインが異なるのみであり、中身に関しては今までリリースされてきた定番の山崎NV・山崎12年と変わりありません。山崎蒸溜所の秘蔵モルトを使って作られる安定の味で、ミズナラ樽モルトなど数々の原酒がもたらす香り高く上品で華やかな味わいで高く評価されています。
そしてラベルには、山崎蒸溜所の景色が描かれています。“サントリーウイスキーのこれから”を見据えるような視点で描かれていて、こちらは2023年限定のラベルデザインとなります。ラベル下部分には「100th ANNIVERSARY」の文字も確認できます。
中身は定番品と同じですが、おめでたい節目の記念品ということもあり、今後価値が高まっていくと考えられています。見た目にも楽しめるボトルなので、ウイスキーファンはもちろんコレクターの方からの注目も高い1本となっています。
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山崎の100周年記念ボトルは2種類あり、こちらはノンヴィンテージタイプになります。スタンダードな山崎で、最も入手しやすいボトルと言えるでしょう。
多種多様な原酒の中からワイン樽貯蔵モルトをセレクトしてヴァッティングしているのが特徴で、山崎の個性であるミズナラ樽貯蔵モルトと重なり合い美しい香りと味わいが生まれています。華やかで甘みのあるニュアンスは、贅沢な気分を味わいたい日にまさにぴったりです。
サントリーが提示する定価は4,950円(税込)ですが、実際の流通価格は高騰していて16,000〜19,000円(税込)前後の価格がつけられているような状況です。通常ラベルの山崎NVに比べてもやや高い流通価格であり、今後さらに希少になっていくことが予想されます。
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酒齢12年以上の熟成モルトのみを使った特別な山崎です。まさに日本を代表するシングルモルトで、華やかなのに上品なニュアンスは唯一無二と言えるでしょう。
山崎NVよりも熟成期間が長いため見た目の色も濃く、味わいにも熟した柿や桃のような濃厚なニュアンスが生まれています。ホワイトオーク樽熟成原酒が生み出すバニラ感にシェリー樽原酒、ミズナラ樽原酒のニュアンスも重なります。
こちらは定価11,000円(税込)ですが、もちろん高騰しておりネット上で探そうとすると相場は31,000円(税込)前後となります。
ボトルのみではなく箱入りの商品もあり、箱がある方が価値や値段が高くなりやすいです。
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ここでは山崎の100周年記念ボトルを紹介しましたが、実はサントリーのもう一つのシングルモルトである「白州」シリーズにも100周年記念ボトルが存在しています。山崎と同様にノンヴィンテージおよび12年のボトルがそれぞれ100周年記念デザインに切り替わっています。
白州の記念品には白州蒸溜所の景色が描かれています。ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。
山崎100周年記念ボトルは2023年の限定デザインですが、他の山崎の期間限定品のように公式サイトからの予約や抽選は行われていません。あくまでも通常の流通品が限定ラベルに切り替わったという形であるため、一般市場にも流通しています。
そのため取り扱っているショップさえ見つけることができれば、購入することは十分に可能です。ただし山崎自体が品薄のウイスキーなので、販売店を見つけることが必要になってくるでしょう。
今日はイオンウィスキー抽選にて当たった山崎の100周年ラベルを回収しに行ってきました♪ pic.twitter.com/dsPDRH4C43
— やま (@yuuki5419) October 26, 2023
山崎の100周年記念ボトルは人気品ということもあり、通常の酒屋やスーパーなどではなかなか見かけることができません。取り扱いがあってもすぐに売り切れてしまったり、定価以上のプレ値がつけられていたりすることがほとんどです。
そこで狙いたいのが「抽選販売」での購入です。大手のスーパーや量販店、酒販店、そして百貨店などが定期的に開催する抽選販売なら、山崎の100周年記念ボトルを定価購入できるかもしれません。
これまで購入報告があるのは以下のようなショップです。抽選販売が行われている場合はぜひ参加してみましょう。また稀に店頭販売されているケースもあるので、近くに立ち寄った際はぜひチェックしてみると良いでしょう。
なおショップによっては、カード会員限定、1万円以上購入の方限定など抽選への参加に条件がつけられている場合があります。また購入可能な本数がおひとり様1本までと限られているケースも多いです。
詳しくはお店に直接確認してみましょう。
山崎100周年記念ラベルは、ここまで紹介したようにあくまでも2023年限定の記念ボトルになります。定価で入手できる手段はまだまだありますが、将来的には品薄になり、希少ボトルになっていくことは間違い無いでしょう。
定価に対し2〜3倍の価格がつけられている現状ですが、10年、20年後にはさらに価値が高まることが予想されます。品質管理がしやすいウイスキーで、半永久的に保存ができるというのも大きなポイントになってくるでしょう。
また山崎をはじめとするサントリーのプレミアムウイスキーは、流通価格だけでなく定価そのものも高くなる見込みです。2024年4月には価格改定となることがすでに発表されています。
定価4,950円(税込)の山崎NVは7,700円(税込)に、11,000円(税込)の山崎12年は16,500円(税込)にそれぞれ値上げ予定です。価格が変わればさらに流通価格も高まることは間違い無いので、なるべく安い価格で入手できるチャンスがあればぜひ今のうちに狙っておくようにしましょう。
希少価値が高く価格も高騰している山崎の100周年記念ラベル品は、お酒買取でも高額査定になるアイテムです。査定額は状態によっても異なりますが、状態が良ければノンヴィンテージ・12年ともに定価以上の査定額になることも十分あり得ます。
もし飲む予定がない山崎100周年記念ラベルをお持ちなら、ぜひお酒買取の利用を検討してみてください。お酒買取査定ならお得に現金化することができます。
買取査定をご希望の方や利用をお悩みの方は、お酒買取専門店リンクサスにぜひ一度ご相談ください。リンクサスはお酒に特化した買取専門店でウイスキーの査定に強く、山崎100周年記念ラベルを業界最高水準の価格で査定することが可能です。
買取査定は全国から利用が可能で、手数料や査定料などは発生いたしません。電話やオンラインからの問い合わせ・簡易査定にも対応しているので、疑問や不安がある方もお気軽にご相談ください。
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山崎100周年記念ラベルの中には、箱付きで販売されていたものもあります。付属の箱がある場合は、ぜひまとめて査定にお出しください。箱ありの場合は評価額がUPすることがあります。また日頃も箱に入れて保管しておいた方が、日光などのダメージを軽減できるため状態をキープしやすいです。
箱がないという方はできるだけ直射日光を避け、冷暗所で保管しておくようにしましょう。また不要なウイスキーが他にある方は、ぜひまとめて査定にお出しください。
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山崎100周年記念ラベルは、サントリーウイスキーの100周年の節目を記念しリリースされた2023年限定デザインの山崎となります。ノンヴィンテージと12年の2種類のボトルがあり、どちらにも高い価値が認められています。
抽選販売などを通して購入することができますが、今後購入が難しくなり、プレミアがつくことも予想されています。ぜひ見かけたタイミングでチェックしてみてください。
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