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高騰化が度々話題となるジャパニーズウイスキー。サントリーウイスキー白州もその一つで、スコッチやバーボンにはない日本らしい“瑞々しさ”で人気を集めています。中でも「白州25年」は、白州ブランドの長期熟成ボトルとして世界から高い評価を受けています。
今回はそんな白州25年の魅力や味わいをお伝えしていきます。「いくらで買えるの?」「高額買取になるって本当?」といった、愛好家の方や投資家の方にも気になる情報をお届けします。
目次
白州蒸留所見学ツアー。発酵槽から甘いウイスキー原酒の香り。貯蔵庫もウイスキーのいい香り。試飲は運転手なのでソフトドリンクだけどサプライズでプレゼントもらった😆蒸留所限定ウイスキーも買えたし、白州が益々好きになった👍 pic.twitter.com/agSzkWWGQO
— とし (@1040BNR34) June 6, 2022
シングルモルト白州は、サントリーが所有する「白州蒸留所」で作られるモルト原酒のみを使ったシングルモルトウイスキーです。
白州蒸留所は山梨県北杜市に位置する蒸留所で、1973年にサントリー第二のモルトウイスキー蒸留所として設立されました。元々サントリーは大阪に山崎蒸留所を所有していましたが、山崎とは個性の異なるウイスキーを作るため、あえて環境の異なる場所を選び設置されたのが白州蒸留所です。ウイスキー作りに欠かせない“上質な水”があるとして、北アルプスに近い白州の土地が選ばれたという背景があります。
森に囲まれるという特殊な環境のもと生み出される白州のウイスキーは、甘みの強めな山崎に対しクリアで切れ味が強いのが特徴です。独特のピーティーな味わいも相まって、非常に飲みやすいのがウイスキー白州の魅力です。
白州25年
スダチやグレープフルーツを思わせる爽やかな香り、枝付きレーズンなど奥にシェリー樽由来っぽい樽感、スワリングしてバニラ、若干の燻香
口に含むとただただ爽やか、グレープフルーツとそのワタ、ダークチョコレートに古い家具、後味にかけてスモーキーさと重厚なスパイシーさを感じる pic.twitter.com/O6hXmZqTz5
— ふぁーびー (@FV_whiskey) March 7, 2019
白州25年は酒齢25年を超える白州のモルト酒の中から、「クリーミーでウッディーなもの」「ピートを効かせたスモーキーな原酒」そして「果実味の濃厚なシェリー樽原酒」をそれぞれ厳選し、ヴァッティングさせています。じっくりと後熟も加えることにより、とにかく円熟味が増しているのが特徴です。
白州らしい瑞々しさ、クリアなキレを残しつつも、フルーティーな甘さとスモーキーさで非常に飲みごたえがあります。余韻も長く深く、一口含めばずっと長く楽しめるような味わいをしています。
長期熟成ウイスキーというと濃厚でとにかく濃い味を想像する方が多いかもしれませんが、白州の長期熟成はスコッチやバーボンとは違った日本独特の美しさがあります。バランスに優れた仕上がりで、ストレートでも割って飲んでも美味しく感じられるのが白州25年の魅力です。
白州25年をいただきました。
非常に華やかで甘く、山崎の25年が非常に余韻が強いのに対し、こちらは、余韻がありながら、それでいて、口の中で一気に昇華するイメージでした^ ^
どちらも甲乙つけ難いほど美味しいですね。 pic.twitter.com/4nyqOCJjt1— イソアルファ (@iso_alpha_acid) March 26, 2017
今日は白州蒸溜所の場内見学で、Bar Hakushuとショップに行ってきました。2人で行って頼んだのは全部白州で、NA、12年、18年、25年、0年、蒸溜所限定。やはり白州25年は世界観が変わるくらい美味しい…。今日は甲府に宿泊してワインも楽しみつつ、明日もまた白州に行き今度はツアー参加予定です。 pic.twitter.com/2y5r8LhEI3
— aqua_vitae (@aquavit56500804) May 21, 2022
白州25年はなかなか気軽に飲めるようなウイスキーではないので、どんな味かを知りたいのであれば口コミを参考にしてみるのが一番です。そこでTwitterの口コミを実際に調べてみました。
白州25年は飲んでみて感動したと述べる方が多く、特に余韻の美しさや口当たりの良さに対する評価が高かったです。同じ白州シリーズの12年もの、18年ものと比べても、大きな違いを感じたという方が多く見受けられました。
しかし味わいに対する評価が高い一方で、あまりに高騰化している現状に苦言を呈している方も見受けられました。「定価ならいいけれど何十万円も出して買う気にならない・・・」との感想もあったため、購入するときには適切な値段で買えるかどうかを気を付けておきたいところです。
白州25年は海外でも評価されるほどの人気品であり、世界的に有名な賞をいくつも獲得しています。特に「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」においては、何年も入賞経験があるほど常連となっています。
2018年にはISCの最高賞であるトロフィーを獲得したこともあり、名実ともに世界で一番美味しいウイスキーに認められていることになります。
国内だけでなく海外からも評価される理由としては、白州の味わいがなかなか海外ウイスキーにはない独自のものであること、そして国籍や世代を問わず万人受けしやすい味わいであることが挙げられます。
旧価格(税抜)
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新価格(税抜)
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値上げ率
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125,000円 | 160,000円 | 28% |
白州25年が美味しいと知った次に気になるのは、やはり値段かと思います。白州25年はサントリーの中でも高級ウイスキーに該当するため、価格は非常に高いです。700mlのボトルが定価で16万円(税込)と、同じサントリーの人気ウイスキーである山崎25年と同等の価格が付けられています。
なおサントリーは、2022年4月出荷分よりウイスキーの価格改定を発表しています。8銘柄31品目が元値より大幅に値上げされており、白州25年も値上げ対象に該当しています。以前は125,000円でしたが、元値よりも28%も価格が引き上げられているので購入希望の方は注意しておきましょう。
なお上記はあくまでも“定価”であり、流通価格はさらに高くなります。人気かつ原酒不足でリリース数の少ない白州25年は、定価の何倍もの価格で取引されている状況となっています。
2012年
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2017年
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2022年
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約10万円 | 約32万円 | 約85万円 |
白州25年は生産数自体が少なく、さらに人気が高いので、通常の酒屋などではまず購入ができません。Amazonを使えばなんとか購入も可能ですが、前述した通りボトル1本で約85万円とやや現実的ではありません。
しかし抽選販売などを狙えば、運が良ければ定価や定価に近い価格で入手できる可能性があります。白州25年に興味がある方は、ぜひ諦めずに販売情報を調べてみましょう。
百貨店に唐揚げを買いに行ったら山崎25年と白州25年の2本セットの初売り抽選販売があることがわかった!
これは応募して新年の運試ししないと!— TK (@TK56628798) December 31, 2018
白州25年は希少ではありますが、現在もリリースされている品であるため定期的に販売されています。多くの店舗で抽選販売という形式にて売られるため、購入希望の方はまず抽選に応募してみましょう。
白州25年の抽選を実施しているのは、高島屋や伊勢丹、京王百貨店などの百貨店が多いです。もし抽選に当選できれば定価購入も夢ではないので、根気よく申し込んでみましょう。
なお抽選販売は期間が決まっていて、いつ開催されるかは店舗ごとに異なります。多くの場合、カード会員限定など条件が定められているので、まずは条件の合う販売店を探すところから始めてみましょう。
百貨店・酒屋の定期的な販売の他にも、メルカリやヤフオクなどを探せば白州の中古品が出回っています。しかしほとんどの場合、Amazonと同じように高額な値が付けられているので注意です。
また中古品は品質の保証がなされていないので、場合によっては劣化したものを掴まされるようなリスクもあります。中古品を譲ってもらう場合は信頼のおける相手やお店と取引するようにしましょう。
試飲は白州25年、18年、スパニッシュウォーク😁
スパニッシュウォーク飲みたかったから嬉しい😁😁#白州蒸溜所 pic.twitter.com/CGu8Wnd2e4— げんき★ (@b1augrana_4298) May 19, 2022
定価ボトルは非常にレアな白州25年ですが、白州蒸留所まで足を運べば試飲体験ができます。白州25年を一口でもいいから飲んでみたいという方は、蒸留所見学を利用してみるのも一つの方法です。
なお白州蒸留所には無料試飲体験もありますが、無料試飲では白州25年は味わえないので気をつけましょう。白州25年を飲むためには、BAR白州での有料試飲に申し込む必要があります。しかし有料試飲と言っても、高騰化するボトルを購入するよりも随分お得です。蒸留所見学とともに有料試飲をすれば、他の白州との飲み比べを楽しんだり、お土産購入も可能です。
定価の5倍に近い価格で取引されている白州25年は、人気品なので買取市場でも高値がつきやすいです。ほとんどのお酒買取専門店で高額買取対象アイテムとなっているので、飲まない白州25年のボトルが自宅にある方は買取の利用もぜひ検討してみましょう。場合によっては購入時の値段よりも高く売れる可能性があります。
白州25年のような高額ウイスキーを売る場合は、通常のリサイクルショップのようなお店ではなくきちんとお酒の知識に詳しい業者に依頼するのがポイントです。お酒買取専門店リンクサスも、ジャパニーズウイスキーの買取を専門的に行なっているのでぜひご相談ください。
リンクサスのお酒買取では、店頭買取・出張買取・宅配買取から好きな方法を選ぶことができます。遠方の方でも手数料や送料0円でお酒を売れるので、少しでも気になっているという方はお気軽にお問い合わせください。
ウイスキー白州25年買取はこちら
ウイスキーはアルコール度数が高く刺激の強いお酒なので、一般的には水割りなど薄めて飲まれることが多いです。しかし白州25年のような高級ウイスキーは、せっかくならまずはストレートで堪能することをおすすめします。ストレートで味わうことで、モルト本来の旨味や香りを存分に堪能できます。
白州25年の芳醇な味わいは、無駄な刺激は一切ないので濃いアルコールでもすんなり飲めてしまうほどです。ゆっくりと口に含み、余韻を楽しむように味わってみてください。
ストレートで飲んだ後は、お好みの濃さまで加水をして味わいの変化を感じるのもありです。白州25年:水=1:1のトワイスアップという飲み方も人気があります。
\「白州森香るハイボール」をつくってみませんか♪/
白州蒸溜所では「白州森香るハイボール体験」を実施中!知っているとちょっと嬉しい「白州」の豆知識などもご紹介☆ハイボール好きはRT!https://t.co/5Kldx9uVdg pic.twitter.com/uDkd4D3Eb8— SUNTORY(サントリー) (@suntory) April 27, 2016
白州といえば、ハイボールにして飲むのも人気があります。白州で作るハイボールは“森薫るハイボール”の相性で親しまれていて、独特の切れ味とスモーキーさで爽やかな風味を堪能できます。
リッチで濃厚な白州25年を使って作るハイボールは格別の味わいです。ハイボールにすることで、食中酒としても飲みやすくなります。
白州25年は白州の定番ラインナップの中で最も高級ランクに該当する商品です。ISCのトロフィーという世界最高峰の賞を獲得したこともあり、日本だけでなく世界的に認められているウイスキーでもあります。定価は16万円、さらに流通価格になると85万円ほどと高額ではありますが、ウイスキー好きならぜひ知っておきたい銘柄と言えます。蒸留所での試飲体験などもあるので、もし出会える機会があればぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
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