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素材の味わいを楽しめる「本格焼酎」。芋や米、麦など様々なタイプの焼酎がありますが、どれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おいしくて飲みやすい焼酎をお探しの方に「吉四六(きっちょむ)」という焼酎銘柄の魅力をお伝えしていきます。値段や飲み方についても触れているので、ぜひ焼酎選びの参考にしてみてください。
目次
そんな吉四六は、“壺入り焼酎”であり見た目も華やかなことから人気があります。高級焼酎としての地位を築いており、ギフトやプレゼント用としても注目を集めている銘柄となります。
両者の違いはいくつかありますが、最大のポイントは吉四六は熟成タイプの焼酎であるというところにあります。吉四六は麦焼酎をじっくりと寝かせて熟成させているため、まろやかで香り高く、角が取れており非常に飲みやすい味わいに仕上がっています。
焼酎は大きく分けて「乙類」と「甲類」に分けられます。焼酎乙類は本格焼酎とも呼ばれており、いわゆる米焼酎や麦焼酎、芋焼酎などがこちらに当てはまります。乙類の焼酎は単式蒸留機にて製造されており、じっくりと蒸留が進められていくため原料の味わいがダイレクトに伝わりやすいという特徴があります。原料には麹が使われていることも、本格焼酎の特徴の一つとして挙げられます。
一方で甲類の焼酎は、連続式蒸留機にて製造が行われます。単式蒸留に比べ効率的に不純物を取り除けるため、大量生産がしやすく低価格のものが多いです。風味が残りにくいためすっきりとした味わいのものが多く、チューハイやカクテルのベースに使われることが多いです。
吉四六は乙類に該当する本格焼酎であり、素材の旨味、香りを堪能しやすいリッチな焼酎です。チューハイにしてしまうよりも、ロックや水割りなど焼酎の味わいをそのまま楽しみたい人向けの焼酎と言えるかもしれません。ですが麦焼酎なので、芋焼酎などに比べて香りのクセが強すぎず、万人受けしやすい味でもあります。飲みやすい焼酎にチャレンジしてみたいという方は必見です。
吉四六を製造している二階堂酒造は、もともと1800年代に創業した老舗の酒造です。戦争などで休業を余儀なくされた時期もありましたが、戦後すぐに復活し焼酎作りを行ってきたことで知られています。
そんな二階堂酒造は、麹にも麦を使うなど素材にこだわった麦焼酎作りで注目を浴びることとなります。70〜80年代には焼酎ブームの火付け役となり、時代を牽引していったほどです。
そして吉四六は焼酎ブームの際に、“二階堂のスペシャルボトル”という立ち位置で人気を集めます。高級クラブやバーに置かれる大注目の焼酎となり、一時期は入手困難なボトルにもなっていたほどです。
今でこそ焼酎ブームは落ち着いているものの、吉四六の人気は衰えていません。二階堂酒造のラインナップの中でもレアボトルの位置付けなので、見かけたらぜひ挑戦してほしい焼酎です。
吉四六(きっちょむ)というユーモア溢れるネーミングは、大分の民話である「吉四六さん」に由来します。とんち名人として親しまれているキャラクターで、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』などにも登場しています。モデルとなったのは江戸時代に庄屋であった広田吉右衛門だと言われています。庶民のヒーローと言われる彼が人々に与えた郷愁から、二階堂の上級酒にこの名前がつけられたそうです。
夢物語のゴルフコンペ!
お食事会参加して吉四六の壺一本ずつ手書きって初めて知った!w
27日たけさんあかねさんとコースになったから本気で練習頑張らなきゃ‼︎‼︎ pic.twitter.com/gjpTxYD4ah— あちゃん (@chakipink) November 6, 2014
吉四六といえば、壺のような形をした陶器ボトルが有名です。よく見ると1本1本文字が異なっていますが、これは手書きによる文字入れがなされているためです。全く同じデザインのボトルが存在しないというところも、吉四六の興味深い点と言えるのではないでしょうか。
ちなみに吉四六の壺には720mlタイプ(四合)のほか、1,800mlタイプ(一升瓶サイズ)のものも存在します。どちらも中身に差はなく、アルコール度数25%の麦焼酎が詰められています。
吉四六の手書きボトルは飾っておくだけでも雰囲気を感じられると人気があります。コレクション用に購入されるという方や、飲食店やバーでボトルキープしておくという方も多いです。
このタイプの吉四六はコルクなんだが
ミチミチにコルクが詰まってて抜けない!!!って経験ないか?
これな
①一度瓶を逆さにしてコルクを湿らせる
②口を覆ってる紙と麻縄を外す
③麻縄の輪の部分でコルク巻いて引き抜く
↑コレがスマートな開け方だ。
知ってるヤツは大体、酒飲みか黒服だ笑。 pic.twitter.com/KIu7hHMKwm— 釜神の化身 オダズナー (@odazunar) June 19, 2022
壺入りの吉四六は、栓がコルクになっているのもポイントです。陶器にコルクの栓をすることで、壺の中でも熟成が進むため年月による味わいの変化を楽しむことができます。
なおこのコルク栓は「慣れていないと開けづらい」という声もあります。吉四六のコルク栓が開けづらいと感じた方は以下の方法を試してみてください。
たぶん吉四六初めて飲んだけど 美味しいー
(壺のやつ 売ってなかったけど中身は一緒らしい) pic.twitter.com/al8cCRf7hF— よっぴ✩⃛ (@comomo_bknb) December 30, 2020
吉四六には壺タイプの商品のほか、720ml瓶に入った商品も存在しています。壺の吉四六よりも入手がしやすく、価格も安いため手軽に味わいたい方にはこちらもおすすめです。
瓶の吉四六でも中身の焼酎に違いはありません。
基本的に焼酎は、ランクの高いものでもワインやウイスキーの高級品ほど値段は高くありません。1,800mlの吉四六でも6,000〜8,000円前後で探すことができます。
また瓶タイプの吉四六の場合は、2,000〜2,500円前後で購入できます。自宅用、晩酌用などボトルの見た目に拘らないという方はこちらを探してみるのもおすすめです。
吉四六は飲食店・居酒屋でボトルキープできることがあります。価格はお店ごとに異なりますが、一般的なバーでは720ml壺を6,000円前後でボトルキープできる場合が多いです。
またキャバクラなど夜のお店では、12,000円前後が相場となります。大きいタイプの吉四六は25,000円程度する場合もあります。
香り豊かで飲みやすい吉四六は、味の強いもので割るよりもロックやお湯割り、水割りなど素材のおいしさをそのまま楽しめる飲み方がおすすめです。ここからはそれぞれの飲み方について解説していきます。
吉四六はアルコール度数25%と高めですが、アルコールのツンとした印象が少なくまろやかで飲みやすいです。そのためオン・ザ・ロックでひんやりと冷やしながら飲むのが非常に人気です。
オン・ザ・ロックにすることで、吉四六らしい爽やかな飲み口を感じながら、麦の甘みも堪能できます。ロックグラスに大きめの氷をいれ、吉四六を注いで飲むようにしましょう。
なお飲みやすいといっても、度数が高く強いお酒である点には注意です。オン・ザ・ロックは通常の焼酎水割りやお湯割りに比べ濃度が濃いので、飲めば飲むほど酔いが回りやすくなります。
飲む際は量に気をつけて飲み進めるようにしましょう。チェイサー・水を用意しておくのも忘れないようにしましょう。
お湯割りにした吉四六は、旨みが膨らんだ印象になり甘やかになります。ポカポカと身体が温まる飲み方なので、リラックスしたいときにおすすめです。
お湯割りにするときは吉四六:お湯=6:4で割るのがベストです。このバランスは「ロクヨン」と呼ばれており、焼酎の“通”たちの中では定番の割り方です。なおお湯割りにする際は、お湯を先にいれ、後から焼酎を注ぐのが美味しく作るコツです。この順番を守ることでお湯と焼酎が混ざりやすくなり、味わいがよりまろやかに感じやすくなります。
お湯割りを作る際のお湯は85度前後のものが良いでしょう。しっかりと温まったお湯を使うことで、グラスも温まり焼酎が冷めにくくなります。ここに常温の焼酎を注ぐと、40度前後の温度になり日本酒の燗酒のような感覚で飲むことができるようになります。
暑い夏や爽やかに楽しみたい日は吉四六を水割りで飲んでみましょう。水割りにした吉四六は、食事に合わせやすいです。ちなみに水割りも吉四六:水=6:4の割合で作ってOKですが、水割りを作る際は吉四六→水の順に注ぐことを覚えておきましょう。
まずはグラスに氷をいれ、マドラーで馴染ませます。ここに吉四六、水を順にそそぎ、その都度混ぜていけば美味しい水割りが完成します。
二階堂の壺入り焼酎「吉四六」が好きな方に、おすすめの麦焼酎をご紹介します。ぜひ飲み比べを楽しんでみてください。
吉四六の故郷(きっちょむのふるさと)は、吉四六を熟成させる前の麦焼酎です。いわゆるスタンダードな麦焼酎で、二階堂酒造らしい飲みやすさを発揮している1本です。
熟成タイプの吉四六とどのような違いがあるのか、比べてみるのも面白いでしょう。滑らかな口当たりで飲みやすいため初心者の方にもおすすめです。
豊後路(ぶんごじ)も二階堂酒造の麦焼酎で、大麦と麦麹100%で作った焼酎を長期熟成させたものになります。吉四六のようにボトルがおしゃれで、こちらはオリジナルの六角ボトルに封入されています。熟成焼酎ならではのふくよかな香り、そしてまろやかな口当たりを感じることができます。
中々は百年の孤独などで知られる黒木本店が作る麦焼酎です。甘い穀物の香りが特徴的な麦焼酎で、リッチな味わいをお求めの方におすすめです。爽やかな吉四六に対し、麦の香ばしさが強めでコクがあります。特にお湯割りにすると風味豊かになります。
佐藤 麦は「佐藤 黒」「佐藤 白」などのプレミアムな芋焼酎で知られる佐藤酒造が手がける麦焼酎です。繊細にまとめられた旨みを感じる焼酎で、高いクオリティを感じることができます。人気の銘柄なのでギフトにもぴったりです。
大分の大手メーカーいいちこが手がける陶器瓶入りタイプの麦焼酎です。ほのかに広がる素朴な旨さは、まさに王道の麦焼酎と言える味わいです。
いいちこはこのほかにも多くの麦焼酎ラインナップを展開しています。安価なものも多いのでビギナーにおすすめです。
吉四六は手書きの文字が印象的な壺入りの焼酎で、味の品質の高さ、そして見た目のおしゃれさから人気を集めています。そんな吉四六は、お酒買取の対象にもなる品です。もし未開封で余っている吉四六があれば、お得で便利なリンクサスのお酒買取をご利用ください。
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麦焼酎の吉四六は、二階堂の上位ボトルで熟成タイプの焼酎となります。角の取れたまろやかな味わいでクセが少なく、万人受けするような魅力があります。
昭和の時代には麦焼酎ブームを牽引した存在でもあり、焼酎初心者の方から焼酎マニアの方まで幅広くおすすめできます。壺入りタイプはややレアなので、見かけたらぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
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