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高級なお酒と聞くと、ワインやブランデー、ウイスキーなどをイメージされる方が多いかもしれません。ですが実は、国内人気の高い「焼酎」にも高額となる銘柄が存在します。
焼酎の中でも高額となるのは生産数が少ない希少品であり、“プレミア焼酎”などと呼ばれ親しまれています。
今回はそんなプレミア焼酎について、世界で見ても高額なものをランキング順に紹介していきます。焼酎について詳しく知りたい方や、高級な焼酎の買取を検討されている方などはぜひ参考にしてみてください。
目次
数ある焼酎の中でもプレミア焼酎として名高いのが「森伊蔵」です。森伊蔵は鹿児島県垂水市にある老舗酒造が手がける芋焼酎で、昔ながらの“かめ壺仕込み”にこだわっているブランドです。
高額ランキング1位となった「森伊蔵 30周年」は、2018年に森伊蔵ブランド30周年を記念して造られた限定品です。なんと18年も熟成されたという希少な芋焼酎を、原酒のまま贅沢にボトリングしています。非常にマイルドでフルーティーな味わいは、ほかの芋焼酎とは一線を画しており、芋焼酎独特の臭みがなく上質です。
また中身だけでなく、ボトルにまでこだわりが見られます。鹿児島県を代表する陶磁器・薩摩焼きの名工、15代続く沈壽官(ちんじゅかん)が監修した白薩摩のボトルは、ベルフラワーの絵付けがなされており見た目にも非常に美しいです。135本のみの限定製造で抽選販売でしか手に入らず、現在では定価よりも高額な値段がつけられています。
宮崎県の焼酎メーカー黒木本店が手がける「百年の孤独」の限定ボトルです。クリスタルブランドで有名なバカラ社の特別なボトルを採用した、限定バージョンの商品となります。バカラが日本のお酒のために特別な製品を提供するのはこのボトルが初めてであり、非常にレアなことがわかります。ボトルの底部には、黒木本店のロゴまで刻印されています。
百年のボトルは2015年に発売されたものであり、現在では市場価格が高騰しています。もともとは定価30万円で売られていましたが、現在では40万円を超える値段となっています。
「萬膳 宿翁」は、鹿児島県にある小さな酒造が、焼酎造りの“名工”と呼ばれた黒瀬杜氏である宿里利幸氏の1周忌に合わせてリリースした焼酎です。吟香黄麹の焼酎造りを得意とした宿里利幸氏の最高傑作とも言われており、非常に美しい香りと絶妙な舌触り、綺麗な余韻が特徴です。
この焼酎は2回忌、3回忌の際にもリリースされていますが、特に希少性が高いのは1周忌の際にリリースしたボトルです。なんと1本に25万円以上の価値がついており、お酒買取の市場でも高額買取の対象となることが多いです。
最近見てびっくりしたのは薩摩切子の焼酎ボトル
斉彬乃夢は20万超え・・・でも綺麗 pic.twitter.com/53sUp3dxDM— ゴリ (@nondakuregori) January 30, 2020
鹿児島名産の黄金千貫芋を、黄麹で仕込んだ本格焼酎です。昔ながらの甕仕込みと、木桶蒸留を用いた風味豊かな味わいが魅力です。
このシリーズは集成館事業150周年を記念して作られた商品で、中身はさることながらボトルが非常に希少です。鹿児島の伝統工芸品“薩摩切子”のボトルを用いており、絢爛豪華で芸術品のような価値があります。
4位で紹介した「斉彬乃夢 金赤ボトル」のシリーズ違いです。金赤ボトルが非常に鮮やかな雰囲気であるのに対し、藍ボトルは落ち着きのある印象です。発売は金赤ボトルと同じタイミングであり、2色揃えるコレクターもいます。
なお伝兵衛蔵では、充填用の原酒を別途販売しているとのことで、こちらの切子ボトルを購入すれば飲んでしまった後も本格焼酎を充填することができます。長く楽しむことを目的に造られているのも、斉彬乃夢 金赤ボトル・藍ボトルシリーズの大きな魅力だと言えるでしょう。
錦江は、かの有名な森伊蔵酒造の焼酎で、「森伊蔵」ブランドよりも前からリリースされた銘柄です。2001年にはすでに終売となっており、現在では製造されていません。そのため非常に希少価値が高く、圧倒的なコレクター人気があります。木箱に入ったものになると、さらに価値が高まります。
味わいはさすが森伊蔵と舌を唸らせるレベルで、やわらかくほのかに香る芋の風味と、上品でまろやかな舌触りが堪能できます。
人気絶大の焼酎は『森伊蔵』です。『森伊蔵』は4合瓶と一升瓶があります。10年前『森伊蔵』3年古酒を知りました。10年古酒(販売してません。抽選)を知り飲んだ事もあります。最上位は、『隆盛翁』です。手に入れるのは、困難です。 pic.twitter.com/mOkb5LVoH3
— 小山昇 (@KoyamaNoboru) February 20, 2017
隆盛翁も森伊蔵の銘柄です。現在は製造されていない、昔のシリーズとなります。ずっしりとした見た目のボトルが目印で、中には森伊蔵酒造の自慢の芋焼酎が詰められています。伝統的な甕壺仕込みの焼酎であり、薩摩の英雄として知られる西郷隆盛に献上された焼酎としても有名です。
幻の焼酎と言われるだけあり、販売していた頃から生産量そのものが少なく、市場に出回っている数が少ないです。そのためプレミアがついており、流通価格は15万円を超えています。
こちらも森伊蔵酒造の芋焼酎です。昔に製造されていた銘柄であり、森伊蔵の中でも古い銘柄となります。未開封状態のボトルは、瓶内で長期熟成されており非常に美味しくなっていると期待できる銘柄です。
もともとは森伊蔵酒造の中でも比較的入手しやすい銘柄でしたが、販売はすでに中止となり、プレミアがつき値段が跳ね上がっています。森伊蔵の焼酎はもともとの人気の高さに加え、終売シリーズが多く希少価値がついているのが特徴です。
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魔王は鹿児島県の白玉醸造にて造られる芋焼酎です。森伊蔵や村尾と並び、“3M”と称されるプレミア焼酎です。そんな魔王のうち、最も値段が高いのが「古にしえのかめ」です。魔王シリーズの中でも非常に古い芋焼酎で、焼酎ブームが訪れるよりもずっと前に仕込まれたというレアなもの、魔王自体が全国流通するよりも昔のボトルになっています。
そのため製造数が非常に少なく、販売もごく一部の特約店のみでした。もちろん現代での流通量は非常に少なくプレミアがつけられています。
現在流通する魔王よりもさらに飲みやすく、芋の臭みが少ないのが特徴です。
森伊蔵の楽酔喜酒(らくすいきしゅ)は、10年熟成させた非常にレアな焼酎です。焼酎の古酒の一つと言える存在で、長い熟成を経てしか得られない円熟された旨味が特徴です。生産本数が限られている限定品であり、一般の酒屋では基本的に定価購入ができません。購入するためには、百貨店やデパートなどでごく稀に開催される抽選販売に申し込み、当選するしかありません。
そのため通販サイトやオークションなどに出回っている楽酔喜酒は、定価の何倍ものプレミア価値がついています。定価は1本600mlで36,200円ですが、流通価格は10万円ほどにのぼります。
ここまで焼酎を高額な順に10のプレミア焼酎を紹介しました。
焼酎の高級品は数万円〜十万円を超えるようなものばかりであるにもかかわらず、買い手が絶えず常に品薄状態となっています。これは味のクオリティはもちろん、“ブランド”としての人気があることが大きく影響しています。人気の焼酎ブランドは何かと話題になることが多く、コレクターからの需要やギフト需要も高まっています。
また3M以外にも、プレミア焼酎と呼ばれる高額な焼酎はあります。代表的なプレミア焼酎には以下の銘柄があります。
<高額な焼酎の特徴>
焼酎の値段はピンからキリまであります。デイリーに取り入れやすい千円程度のボトルもある一方で、プレミア焼酎になると万単位の値段がつくこともあります。
高額な焼酎は、そもそも製法や原料へのこだわりが強く、デイリー向けの焼酎とは味のクオリティが遥かに違います。上質な原料を使い手の込んだ仕込みを行うことで、焼酎にありがちな“雑味”などを極限まで減らしています。熟成期間に関しても長いものが多く、長期熟成により味わいにまろやかさが生まれているのがポイントです。
なお丁寧に手作業で時間をかけて造られることから、プレミア焼酎は生産数そのものが少ないです。中には「限定品」として発売されるものや、「数量限定」で予約しないと購入できないような銘柄まであります。このような希少な焼酎は、もともとの定価よりも高い値段で取引される傾向にあります。
さらに、特別なボトルに詰められた焼酎や、現在では終売になってしまったような焼酎銘柄は、コレクターからの需要が高いため値段も跳ね上がっています。いわゆる“アルコール”としてではなく、“コレクション品”や“芸術品”として焼酎を集める方も多いです。
今回紹介したような高額な焼酎・プレミア焼酎は、買取市場でも人気が高いアイテムとなります。焼酎は長期保存がしやすいお酒であるため、昔の焼酎・古い焼酎にも高い値段がつくことが多いです。
「遺品整理をしていたら高額な焼酎が出てきた」「焼酎をコレクションしていたけれど飲む機会がない」という方は、ぜひ焼酎が高く売れる今の機会に、焼酎買取の利用を検討してみてはいかがでしょうか。焼酎買取なら、不要な焼酎をお得に現金化することが可能です。
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今回は焼酎の高額ランキングを紹介しました。想像以上の価格で、驚くような銘柄もあったのではないでしょうか。
なおここで紹介した銘柄以外にも、人気の焼酎や高値がつく焼酎はたくさんあります。もし自宅に気になる焼酎があれば、ぜひ焼酎の査定を利用してみてください。
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