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ワインにはさまざまな種類があります。その中でも人気が高いのが、スパークリングワインです。
スパークリングワインとは、炭酸ガスが入った発泡性ワインのことで、お祝いの席の乾杯用、食前酒、また食中酒など幅広いシチュエーションで利用することができます。
本記事では、日本でも人気の高いスパークリングワインの基本をまとめました。
スパークリングワインについて知りたい方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
スパークリングワインの基本情報について下記の内容にまとめました。
それぞれ解説します。
スパークリングワインとは、発泡性を持ったワインのことです。簡単に言えば、水に炭酸ガスが注入された場合、「炭酸水」になるように、ワインに炭酸が入ったワイン、つまり発泡性ワインがスパークリングワインとなります。
各国のワイン法によっても若干差異はありますが、具体的には3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインがスパークリングワインと呼ばれます。
世界には、「スプマンテ」や「シャウムヴァイン」、「エスプモーソ」などスパークリングワインを指すさまざまな言葉がありますが、その内容はほとんど一緒です。
ちなみに3気圧以下のガス圧の発泡性ワインは、微発泡性ワインとなりペティアンやフリッツァンテなどと呼ばれます。
スパークリングワインは、その製法によって呼び名が変わります。スパークリングワインの製造方法は大きく分けて下記の4つです。
それぞれ簡単に解説します。
我が社のスパークリングは全てシャンパンと同じ瓶内二次発酵。手間はかかりますが、きめ細かい泡のワインが出来上がります🍾ここ最近は、この瓶を手でまわすところから1日が始まります。#飛鳥ワイン#日本ワイン#シャンパーニュ方式 pic.twitter.com/777SxGVwAy
— 仲村茂記 (@shigeki_n_asuka) April 26, 2023
スパークリングワインの中でも最高位にランクされるのが、瓶内二次発酵から造られるものです。「トラディショナル方式」、「シャンパーニュ製法」などとも呼ばれている製法で、非常に手間がかかります。
ワインを通常通りに製造した後、それらを瓶内で二次発酵させ、最後に酵母の死骸である澱を抜いて出荷する方法です。
国によって熟成期間に厳しい規則が定められており、偉大なスパークリングワインは数十年の時を経て市場に出回ります。シャンパンは全てこの瓶内二次発酵から造られており、それと同様の製法で造られる各国のスパークリングワインも高級品として扱われています。
シャルマ方式は、タンク方式とも呼ばれる製法です。主にイタリアで多く見られる製法で、タンクにて二次発酵が行われます。
完全に密閉されたタンク内でワインが二次発酵されることから、大量製造が可能で、香りもしっかりと閉じ込められるためフルーティーなスパークリングワインが出来上がります。
発泡性は瓶内二次発酵と比較するとやや弱いですが、口当たりの柔らかなスパークリングワインとなります。
田舎方式、またはメトード・アンセストラルと呼ばれるスパークリングワインの製法もあります。南フランスなどでみられる昔ながらのスパークリングワインの製法であり、ドイツの微発泡性ワイン「ペールヴァイン」で多くみられる製法です。
発酵途中のワインを瓶に詰め、残りの発酵をその瓶内で行うことで炭酸ガスを瓶内に残すといった方式となります。
非常にシンプルな製法であることから、自然派ワインの生産者などもこの手法で微発泡ワインなどを造ることが多いようです。
多くのカジュアルなスパークリングワインに採用されているのが、炭酸ガス注入法です。
既に製造されている非発泡性ワインに炭酸ガスを注入することで、そのワインをスパークリングワインにする手法です。
大量生産が可能である上に、どんなワインであっても発泡性にできるため大手ワインメーカーなどがカジュアルラインのスパークリングワインとして扱っています。
ただし、発泡性の飲料と同様にガスが抜けやすく熟成などによる味わいの深み、複雑味はないため、あくまで発泡しているワインといった形で接することをおすすめします。
スパークリングワインと聞くと、多くの方はシャンパンの名を想像するかもしれません。上記でもお伝えしているように、スパークリングワインは世界各国で呼び名が違い、シャンパンもフランスにおけるスパークリングワインの呼び名にすぎません。
ただし、カテゴリとしては同様ですが、スパークリングワインとシャンパンは明確に分けられていることを覚えておく必要があります。
シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で製造されている瓶内二次発酵から造られるスパークリングワインで、ワイン法によるさまざまな規定をクリアしたものだけを指すワインです。
原産地呼称制度といったワインの法律で守られているスパークリングワインであることから、ほかの地域がシャンパンを名乗って商品を販売することはできません。
つまり、「シャンパン」はフランスの伝統的なスパークリングワイン産地から造られている正真正銘のシャンパンであり、ほか産地のスパークリングワインとは違うブランドという意味で捉えておくとわかりやすいでしょう。
スパークリングワインを深掘りできる豆知識を下記の内容にまとめました。
それぞれ解説します。
スパークリングワインは各国で呼び名が違います。発泡しているワインといった部分では共通ですが、細部に違いがあるため知っておくと便利です。
ここでは、各国のスパークリングワインについてまとめました。
上記でもお伝えしたように、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で製造されている瓶内二次発酵のスパークリングワインです。
ブドウ品種も厳しく規定されており、熟成年数など細かな部分までワイン法で厳しく定められています。最高品質のブドウを使用し、さらに厳しい規定を守り造られているため大変高価なワインとなります。
クレマンとは、フランス国内で造られているシャンパン以外の瓶内二次発酵のスパークリングワインのことです。
アルザス、ブルゴーニュなども有名ですが、各産地で製造されています。シャンパンよりはややカジュアルですが、品質は高くコストパフォーマンス抜群です。
ヴァン・ムスーも、シャンパーニュ地方以外で造られているフランスのスパークリングワインです。ただし、こちらは瓶内二次発酵にこだわったものではなく、あくまでスパークリングワインといったカテゴリになります。
味わいはカジュアルですが、価格帯も安くさまざまな種類を楽しめるでしょう。
ゼクトは、ドイツ国内で瓶内二次発酵にて製造されるスパークリングワインです。ドイツ国内におけるシャンパン的な立ち位置で、高級スパークリングワインとして扱われています。
ただし、瓶内二次発酵に限らずタンク内発酵も行われることがあるなど、その規定はやや緩めです。
イタリア・ヴェネト州で造られている有名スパークリングワインが、プロセッコです。シャルマ方式で造られているためフルーティーかつ口当たりは繊細、価格帯もカジュアルなので、世界中で人気があります。
一時はシャンパンを抜く売上を達成したことでも知られているなど、今後も話題となりそうなスパークリングワインです。
イタリアきっての高級スパークリングワインが、フランチャコルタです。
イタリアのロンバルディア州で瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインのことで、口当たりが柔らかくフルーティーでまろやかな味わいが特徴です。
イタリアのピエモンテ州で多く製造されているスパークリングワインが、アスティです。甘口や辛口まで豊富な種類があり、モスカート種から造られていることから、大変アロマティックで飲みやすい、飲む人を楽しい気分にさせてくれる仕上がりが特徴になります。
価格帯もお手頃なので、幅広い年代に受け入れられている傾向です。
スペインのカタルーニャ地方を中心に製造されている瓶内二次発酵によるスパークリングワインです。伝統的な品種から国際品種まで、比較的自由に使用できることから個性溢れる味わいに仕上がります。
手に取りやすい価格帯であること、種類も豊富であることから日本でも多く見かける人気のスパークリングワインです。
スパークリングワインと一口に言っても、使用するブドウ品種から製造方法、甘辛度が数多く存在します。
ここでは、代表的なスパークリングワインの味わいや、糖度の違いにおける種類の違いを紹介していきましょう。
スパークリングワインの大半は透明度の高い「白ワイン」がベースですが、黒ブドウを使ったり、ロゼがあったり、中には赤のスパークリワインなども存在します。
また、使用する品種によってもその呼び名が変わります。
白ブドウが多ければアロマティックかつ柑橘のニュアンスが多く、酸もしっかりとした印象の味わいになります。
黒ブドウが多ければ果実の香りと複雑な風味、ほどよく厚みを感じるボディの強い味わいとなる傾向です。
ロゼワインは、スティルワイン同様に甘酸っぱさやチェリー、ベリーといった印象がありますが使用品種の比率によっても違いがあります。
どういった品種からスパークリングワインが製造されているのか、それを知ることも重要なポイントのひとつです。
スパークリングワインには、辛口から甘口まで幅広い味わいが存在します。最後に、どれだけ糖分を添加するのかによって、そのスタイルが変わってくるため知らずに購入してしまうと思った味わいとは違った印象となってしまうでしょう。
下記にて、スパークリングワインの甘辛度における違いをまとめました。
これらは、国によって表記される用語が違うものの、一般的に記載される表記名です。
わからない場合、スタッフの方に必ず伺うようにしましょう。
スパークリングワインの最大の魅力は、幅広い料理との相性が良いところです。とくに残糖分が少ない辛口タイプのものは、柑橘系やハーブなどと合わせやすいので、白身魚やカルパッチョ、ハーブを使用した煮込み、焼き料理全般と合わせられます。
スイーツとの相性も良いでしょう。
甘口の場合、和食との相性がぐっとよくなるだけでなく、中華などエスニック系のちょっと辛味のある料理とも相性が良くなります。
マカロンやクッキー、ブルチーズといったアイテムとの相性もよくなるためおすすめです。
ロゼのスパークリングワインは、どんな料理とも喧嘩せずに合わせられることから、1本あれば食事の最初から最後まで合わせることができるでしょう。
ここからは、おすすめのスパークリングワインを5選紹介していきます。
ぜひ、気になった方は購入してみてはいかがでしょうか。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ペリエ ジュエ | ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20% | NV | フランス |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
マルケス・デ・チベ | マカベオ、シャルドネ | NV | スペイン |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ミオネット | グレーラ | NV | イタリア |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ゴールド・ハンド醸造所 | リースリング | NV | ドイツ |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
フェルゲッティーナ | ブドウ | NV | イタリア |
お酒買取専門店リンクサスでは、ワインを高価買取しております。シャンパンをはじめとした世界各国のスパークリングワインも高価買取・査定中ですので、買取をご検討のお客様はぜひご相談ください。
下記にて、ワインを高価買取するコツをまとめました。
シャンパンなどの高級スパークリングワインの場合、人気銘柄は高価買取になる傾向です。誰もが知る人気銘柄はコレクター人気も高いことから、高値で取引されています。さらに品質の劣化を防ぐ意味でも早めに売ること、ワインの品質が維持されている保存状態で売ることも高価買取のコツです。
購入時のノベルティや化粧箱など、付属品を一緒に売っていただくとより高価買取が期待できます。また、1本だけでなく複数本のワインを買取依頼いただくことで、単品時よりも高価買取が可能ですのでご検討くださいませ。その他、ワイン買取についてご不明点などがありましたが、お気軽にリンクサスにご相談くださいませ。
ちなみに、リンクサスでは下記の買取方法をご用意しております。
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スパークリングワインは、世界中のワインラヴァーが愛する人気のワインカテゴリです。だからこそ、その基本をしっかりと押さえておくことが重要であり、それを知ることでご自身のワイン選びがとても楽しくなります。
ぜひ、本記事をご参考にスパークリングワインの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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