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ウイスキーは現在高騰化が続いています。そのためウイスキーの価格上昇をうまく利用すれば、ビジネスとして稼ぐことも夢ではありません。実際に数年前に比べ、何倍もの値段がついているウイスキー銘柄は多く存在します。ウイスキー転売で儲けているという方もたくさんいます。
しかしウイスキー転売には、免許が必要になるケースがあります。ルールを知らずに転売ビジネスに手をつけてしまうと、法律違反になってしまうことがあるので注意しましょう。
今回はウイスキーの転売にフォーカスを当て、どのようにして稼げるのか、注意すべき点はあるのかを解説していきます。
目次
ウイスキーの転売はうまくいけばかなりの利益を得ることができます。現在ではせどりなどインターネットを使った転売ビジネスに手をつける人が増えていますが、その中でもウイスキーは比較的簡単に儲けを得やすいのが特徴です。
まずはウイスキー転売がなぜ稼げるのか、その理由を解説していきます。
転売ビジネスで儲けるためには、安く仕入れて高く売ることが基本になります。ウイスキーは現在高騰化しているアルコールであり、定価と市場価格の差が大きいのが特徴です。そのため安く仕入れたウイスキーを高額で売っても買い取り手がつきやすく、比較的少ない労力で儲けを得ることができます。
転売ビジネスで気をつけたいのがライバルの存在です。近年ではインターネットが普及したことにより、誰でも簡単に転売ビジネスに手を出せるようになりました。「転売ヤー」という言葉を耳にする機会が多いのがその証拠です。
ライバルが多いと、当然自分の出品したアイテムは売れにくくなります。「せっかく仕入れたのに、多数の在庫を残してしまったまま転売に失敗してしまった。」というケースも少なくありません。
しかしウイスキーは入手経路が限られているため、転売ビジネスの中でもライバルが少ない商材となります。希少な銘柄を上手く狙っていけば、在庫を残してしまう可能性も低いです。このように、ウイスキー自体がある程度貴重であることから、転売向きのアイテムだと考えられています。
お酒の中にはウイスキー以外にも高額取引されているものがあります。ワインやシャンパンがその例で、1本に何万円〜何十万円という価値がつけられています。
しかしワインやシャンパンは保存が難しいです。繊細な飲み物であるため、素人の保管方法では品質を劣化させてしまう恐れがあります。品質の落ちたワインやシャンパンは、当然高額で売ることはできません。
一方ウイスキーは、ワインやシャンパンに比べて保存が楽です。蒸留酒であるため瓶内で劣化が進みにくく、正しく保管していれば何年前、何十年前といったものでも高値で売りやすいのがポイントです。
ソムリエなどお酒に関わるビジネスは、職種によってはお酒に強いことが前提になります。しかしウイスキー転売は、知識さえ身につけていればお酒が飲めなくても参戦できます。基本的に未開封のままウイスキーを売ることになるので、自分自身がウイスキーを飲む必要はありません。
稼げると言われるウイスキーの転売ですが、ルールを知っておかないと法律違反になるので注意しましょう。ウイスキーの転売ビジネスには免許が必要であり、不特定多数に何度も継続してウイスキーを販売すると、違法になることがあります。
ウイスキーを転売しても、「自宅にある不用品を販売した」「飲まない銘柄を知人に譲った」程度であれば違法にはなりません。個人で集めていたコレクションを手放す場合などは罪に問われないので安心しましょう。
国税庁ホームページより引用:ご自身の飲用目的で購入した又は他者から受贈されたなどの酒類のうち、家庭で不要になった酒類をインターネットオークションに出品するような通常継続的な酒類の販売に該当しない場合には、販売業免許は必要ありません。
引用元:【販売業免許関係】|国税庁より
一方で酒屋から仕入れてウイスキーを転売する場合など、継続的に転売する場合には免許が求められます。無免許でウイスキー転売をすると、最悪の場合逮捕されることもあるので注意しましょう。
例えば古物商許可証なしに転売した場合は「古物営業法違反」、酒類販売業免許なしに転売した場合は「酒税法違反」といった罪に問われます。
ウイスキー転売に必要な資格や免許については、次の項目にて解説します。
ウイスキーの長期的な転売はお酒の販売に該当するため、「酒類販売業免許」が必要になります。なお、酒類販売業免許には大きく分けて酒類小売業免許と酒類卸売業免許の2種類があります。
個人でウイスキー転売を行う場合は、 1の「酒類小売業免許」が必要となります。免許取得のためには所轄の税務署で申請をして、審査を受けることになります。
ちなみに無免許でお酒を販売すると、1年以下の懲役または50年以下の罰則が科せられる可能性があるため気をつけましょう。
酒類販売業免許通知書が届いたッ⚡
これでビールのテイクアウト販売ができるようになりました~??? pic.twitter.com/SNfBqmSMUF— YASSカレー(町田のロックなカレー屋) (@yasscurry1) April 24, 2020
酒類小売業免許は、お酒の種類や販売方法によってさらに細かな種類に分かれています。ウイスキーをお店にて転売する場合は「一般酒類小売業免許」が必要になります。一般酒類小売業免許は、主にお店でお酒を販売するための免許になります。なお、扱うお酒の種類は問いません。
一般酒類小売業免許には、特殊な試験はありません。そのためお酒に関する深い知識を勉強していない方でも、取得自体は可能です。ただし取得には時間がかかり、条件もあるので覚えておきましょう。
一般酒類小売業免許では、同一都道府県内に対してのみしかお酒の通信販売ができません。そのためネットを使ってウイスキー転売ビジネスを展開する場合は、「通信販売酒類小売業免許」も必要になってきます。通信販売酒類小売業免許があれば、2都道府県以上の広域な地域の消費者に対し、インターネット上でお酒を小売りできます。
なお、通信販売酒類小売業免許にも、取得の条件があります。
つまりウイスキー転売をネット上で行うビジネスにしたい場合は、「一般酒類小売業免許」と「通信販売酒類小売業免許」の両方が必要ということになります。取得には時間がかかるので、ウイスキー転売ビジネスで稼ぎたい方は早めに免許の準備を進めるようにしましょう。
Amazon | メルカリ | ヤフオク! |
---|---|---|
× | △ | ○ |
Amazonでは個人の場合、ウイスキーを出品できません。なぜならAmazonでは、アルコールの出品に関して厳しいルールが設けられているためです。Amazonに出品できるのはアルコール度1%未満のお酒やお酒関連のアクセサリー、アルコールを含むお菓子などで、ウイスキーは出品不可能となっています。出品した場合は規制の対象となります。
Amazon酒類の取り扱い
メルカリではウイスキーが出品されているのをよく見かけます。Amazonとは違い、個人でもウイスキーの出品は可能です。
ただし出品できるのはあくまでも、自宅にあるウイスキーなど個人のものになります。転売目的で購入したウイスキーを出品すると規制がかかるので覚えておいてください。大量のウイスキーを何度も出品すると、メルカリの規制の対象になりやすいです。
メルカリより引用:酒税法による酒類販売業の免許を受けずに、継続的に酒類を出品する行為
引用元:許可・届出・免許等なく当該商品を出品すること(禁止されている行為) |メルカリより
ヤフオク!もメルカリ同様にウイスキーの出品は可能です。自宅にある余っているウイスキーや、貰い物のウイスキーなどを出品することができます。
ただし転売目的で仕入れたウイスキーを何度も大量に出品する場合は、上記で述べた「酒類小売業免許」が必要になります。無免許でのウイスキー転売行為は違法行為となるので、必ずルールを守った上で出品するようにしましょう。
ここからは、ウイスキー転売で儲けるためのコツやポイントをお伝えしていきます。ウイスキー転売で利益を得ようと考えている方は参考にしてください。
これはウイスキーに限らずに転売ビジネスで共通して言えることですが、いかに安く仕入れ、いかに高値で売るかが利益を生み出せるポイントとなります。まずはウイスキーをできるだけ安値で仕入れるようにしましょう。
例えば卸店から安く仕入れたり、市場で高騰化が進みそうな商品を定価で仕入れておく、などです。
ウイスキー転売では、買い手がつかないことには利益を得ることができません。そこで重要なのは値段設定を適切にすることです。値段が低すぎると利益が出ませんが、だからといって値段が高すぎても売れないので注意しましょう。市場に見合った適切な価格設定でウイスキーを売ることが重要です。
なおウイスキーの相場は日々変動します。そのため「オークファン」などのツールを使い、今の相場がいくらであるのかをきちんと把握しておきましょう。ヤフオク!や楽天市場などの通販サイトをこまめにチェックし、ウイスキーの相場を調査しておくのもおすすめです。
ウイスキーの中には、短期間でも値段が高騰しやすいボトルがあります。基本的に希少価値の高いウイスキーであるほど、値段が跳ね上がる傾向にあります。生産量が決まっている限定品のプレミアムウイスキーなどを狙って販売すると、利益を得やすいです。
また限定品のほか、「終売品」「旧ボトル」のウイスキーなども価格が高騰しやすいです。
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日本で造られる「ジャパニーズウイスキー」は世界的に見ても絶大な人気があり、ここ10年ほどで急激に高騰化しています。サントリー山崎はそんなジャパニーズウイスキーの中でも、特に高額取引されることの多い銘柄です。
山崎の中でも人気なのがヴィンテージもののボトルです。「山崎55年」に関しては、もともと定価300万円であったにもかかわらず、なんとオークションで8,500万円の値段がつけられたほどです。
流石に50年以上のボトルは非常に希少であるためなかなか転売には使えないかもしれませんが、「山崎25年」で150〜175万円、「山崎18年」でも15〜20万円と、どのボトルも市場では高額で販売されています。そのほか近年では2021年9月にリリースされた「山崎リミテッドエディション 2021」も、本数限定であったため注目度が高いです。
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サントリー響は、ブラームスの「交響曲第1番」の第4楽章をイメージして造られたと言われるウイスキーの銘柄です。非常にバランスの良いブレンデッドウイスキーであり、国内外を問わずに人気があります。
響の中でも特に高額取引の対象となりやすいのが「響30年」です。年間数千本ほどしか生産できないという非常に希少なウイスキーであり、定価12万5,000円であるのに対し、市場価格はなんと80万円ほどの価格にまで高まっています。
また響は時期によって限定ボトルがリリースされることもあり、限定品は圧倒的な人気を誇ります。例えば2021年にリリースされた「響ブロッサムハーモニー2021」が、定価8,000円であったのに対し5万円ほどの値段で売られているのを確認できます。
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サントリー白州は1973年に製造開始したシングルモルトの銘柄です。山崎が男性的で力強さを持つのに対し、白州は非常にみずみずしく香り高いのが特徴です。山崎と並んでコレクターが多く、需要が高いことでも知られています。
白州は原酒不足による終売の影響もあり、定価の何倍もの値段で取引されることが多い銘柄です。「白州25年」でおよそ75万円の市場価格となっています。さらに限定品も需要が高く、300名限定で抽選発売された「白州ピーテッドモルト2021」は定価約1万円に対し現在15万円以上の値段がつけられています。
ウイスキーは国産ウイスキーを中心に、ここ数年あまりで高騰化を見せています。そのため昔手に入れたボトルが、かつてよりも高額で売れたり、思わぬ値段がついたりすることがあります。
しかしウイスキーを転売し利益を得るには、正しい知識が必要になります。場合によっては免許が必要になることもあり、またメルカリなどに大量出品すると規制の対象になってしまう恐れもあるので気をつけましょう。
もし「手元に高級そうなウイスキーがあるから売りたい」「安全でお得にウイスキーを買い取ってもらう方法を探している」という方がいれば、お酒買取専門店の利用をおすすめします。お酒買取専門店の買取査定なら、免許などを所持していなくてもウイスキーを高額買取してもらうことができます。
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今回はウイスキーの転売についてお伝えしました。ウイスキー転売は覚えておくべき点や気をつけるポイントが多くありますが、うまくいけば大きな利益を得られる市場でもあります。
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