
ワイン買取の基準は、銘柄の知名度だけで決まるものではありません。未開封であること、液面が下がっていないこと、この2つが入口になります。そのうえで、ラベル、コルクまわり、付属品、保管されていた場所が加わり、金額が組み立てられます。判断はすべて見た目から始まります。
この記事では、査定で見られる6項目の早見表、常温で置いていたワインの扱い、液面とコルクの見方、査定当日に確認されること、基準を落とさない4つの準備、申込みから入金までの流れを整理しました。セラーがない家に置いていた方こそ、先に読んでください。

査定は感覚で決まるものではありません。見るところは決まっていて、しかもすべて外から確認できます。順に並べます。
| 見られる項目 | 基準になる状態 | そこを見る理由 |
|---|---|---|
| 開封の有無 | 未開封で、キャップシールに切れ目がない | 買取は再販が前提のため、開封済みは原則として対象外になる |
| 液面の高さ | 首の付け根より上を保っている | 減っている分だけコルクを通じて空気が入った可能性が読み取れる |
| コルクまわり | 沈んでいない、押し上がっていない、漏れた跡がない | 熱を受けた履歴が出やすい場所で、中身の状態を推測する材料になる |
| ラベル | 銘柄が読める、破れやカビがない(生産年は表記があるものが対象) | 銘柄の特定と真贋の確認に使うため、判読できないと評価が難しくなる |
| 付属品 | 木箱・化粧箱・冊子が揃っている | 再販時の見え方を左右し、高額な銘柄ほど差が広がる |
| 保管されていた場所 | 高温と温度差、直射日光を避けていた | 同じ銘柄でも置き場所で数年後の状態が変わるため |
6項目のうち、後から手を入れて良くできるものは1つもありません。できるのは、これ以上落とさないことだけです。だからこそ、売ると決めた時点の状態がそのまま結果になります。
ここで多くの方が気にするのが、6番目の保管です。専用のセラーがない家では、押し入れや床下、食器棚の下に置いていたという話になります。その扱いを次の章で切り分けます。値がつかない側の条件をまとめて見たい場合は買取できないお酒の特徴7つ|断られる理由と例外になるボトルを確認してください。

「セラーに入れていなかったので、もう駄目ですよね」という前置きから相談が始まることがあります。結論からいえば、常温というだけで対象外になるわけではありません。分かれ目は温度そのものではなく、どこまで上がったかです。
常温での保管が続いていた場合、時間が味方になることはありません。液面はゆっくり下がり、コルクは乾いていきます。迷っている期間そのものが基準を削っていくという点だけ、頭に入れておいてください。売る時期の考え方はワインが売れる時期|需要が高まる月と状態が落ちる前の売り時にまとめました。
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同じ銘柄でも、状態・付属品・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
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専門の道具は要りません。明るい場所でボトルを立てて、4か所を順に見るだけです。写真を撮るときも、この順で押さえてください。
ワインは瓶の中でゆっくり目減りします。首の付け根より上にあれば標準的な範囲です。肩の位置まで落ちていると、コルクの乾燥や熱による膨張で中身が抜けた可能性が読まれます。ここが下がったボトルは、待つほど不利になります。同じ銘柄が並んでいる場合、液面の高いほうから評価されるのが実際のところです。古い年号のボトルでの見方は古いワイン買取は可能?液面・コルクで決まる査定基準と売り時で詳しく扱っています。
キャップシールの上から見て、中央が沈んでいないか、逆に押し上がっていないかを確かめます。押し上がりは、瓶の中の圧力が上がった履歴を示します。瓶口のまわりに乾いた液の跡があれば、そこから抜けたということです。キャップシールをテープで留めるのは避けてください。粘着の跡が残り、状態を隠したように見えてしまいます。
まず銘柄が読めることが前提です。生産年は、表記のあるボトルでは査定の材料になります。ただしシャンパーニュは複数年をブレンドしたノン・ヴィンテージが主流で、ラベルに年号がないのが通常です。年号がないことは条件を外れる理由になりません。日焼けで色が飛んでいる、湿気でカビが出ている、冷蔵庫の結露で波打っている。この3つは評価に響きます。ただし読めないから対象外、と自分で決めないでください。裏ラベルやコルクの刻印から特定できる場合があります。剥がしたりこすったりせず、そのまま写真を送ってください。
瓶底の沈殿物や、コルクの裏に付いた結晶は、熟成の過程で生じるものです。年数の経った赤ワインでは、むしろ自然な姿といえます。ここを劣化と読み違えて処分してしまう例が、いちばんもったいないところです。判断がつかないときは、瓶を立てたまま底が見える角度で1枚撮ってください。

ボトルの状態とは別に、手続きの土台があります。こちらは店を選んでも変わりません。
本数が多くて自宅に来てもらう場合は、これに書面が加わります。自宅など店舗以外の場所で物品を買い取る取引は訪問購入として特定商取引法の規制を受け、書面を受け取った日から8日以内であれば申込みの撤回や契約の解除ができます〔消費者庁〕。受け取っていない場合は、その場で求めてください。

状態を上げる方法はありません。それでも、落とさないためにできることは4つあります。
準備が済んだら、写真は3枚で足ります。ラベルの正面、瓶口とキャップシール、そして液面の高さが分かる角度。この3枚があれば、基準に照らした目安が出せます。処分と売却の判断で迷っている場合はお酒の処分方法|やってはいけない捨て方4つと売れる酒の見分け方も参考になります。

流れは4段階です。基準に届いているかどうかは、写真の段階でおおよそ分かります。
本数と住まいで方式を選びます。どれを選んでも基準は変わりません。
| 方式 | 向いている場合 | 注意しておく点 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | 数本で、その日のうちに現金化したい | 自分で持ち込む形は訪問購入にあたらず、クーリング・オフの対象外になる |
| 出張買取 | ケース単位、セラーごと手放したい | 訪問購入にあたる。書面を必ず受け取り、日付を確かめる |
| 宅配買取 | 近くに専門店がない、対面を避けたい | 瓶が動かないよう梱包する。査定額が確定するタイミングを先に聞く |
送る場合は、梱包の質がそのまま結果に響きます。緩衝材で1本ずつ包み、箱の中で動かない状態にしてください。割れてしまうと査定そのものが成り立ちません。夏の高温期に長く預けたくない場合は、出張買取のほうが確実です。

リンクサスはお酒の買取に絞った専門店です。銘柄ごとの買取価格を価格表で公開しているため、基準に照らした位置が分かります。金額の理由もお伝えします。
ワインの査定でいちばん多い勘違いは、セラーに入れていなかったから駄目だろう、という思い込みです。実際には、押し入れの奥に立てて置いてあったボトルが良い状態で残っている例をいくつも見てきました。家の中でも、温度が動かない暗い場所であれば十分に持ちます。逆に、大事にして食器棚の上に飾っていた1本が、夏の熱で液面を落としてしまうこともあります。もうひとつお伝えしたいのは、瓶底の沈殿物です。あれを傷みだと判断して流してしまう方がいらっしゃいますが、澱は熟成の過程で出るものです。もったいないので、捨てる前に写真を1枚だけ送ってください。判断は私たちがします。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。本数が多い場合は出張買取、対面を避けたい場合は宅配買取に対応しています。これまでの買取実績も公開しています。
ワイン買取の基準は6つに整理できます。開封の有無、液面の高さ、コルクまわり、ラベル、付属品、そして保管されていた場所。入口になるのは未開封と液面で、そこを越えていれば残りは加点と減点の話になります。銘柄の知名度は、その後に効いてくる要素です。
常温で置いていたという理由だけで対象外になることはありません。分かれ目は温度がどこまで上がったかであり、締め切った部屋や車内は外気より上がります。瓶底の沈殿物も、それ自体は劣化のしるしとは限りません。自分で判断して処分する前に、3枚だけ撮ってください。ラベルの正面、瓶口、液面。それで基準に照らした目安が出せます。
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6項目です。開封の有無、液面の高さ、コルクまわり、ラベル、付属品、保管されていた場所を見ます。入口になるのは未開封であることと液面が下がっていないことで、そこを越えていれば残りは加点と減点の話になります。銘柄の知名度は、その後に効いてくる要素です。
常温というだけで対象外になることはありません。室内の棚に置いていたボトルでも、液面とコルクが保たれていれば査定の対象になります。分かれ目は温度の高さと上下です。オーストラリアのワイン研究機関AWRIは、25℃を超える状態が長く続く場所は品質に影響しうるとし、30℃で1年置いた実験では風味の劣化が確認されたと報告しています。締め切った部屋や車内は外気より上がるため、まず涼しい場所へ移してください。
首の付け根より上にあれば標準的な範囲です。肩の位置まで落ちていると、コルクの乾燥や熱による膨張で中身が抜けた可能性が読まれ、評価は下がります。ここが下がったボトルは待つほど不利になるため、気づいた時点で査定に出すほうが有利です。
澱や酒石は熟成の過程で自然に生じるもので、傷みのしるしとは限りません。年数の経った赤ワインでは珍しくない状態です。判断が分かれるのは、瓶口に漏れた跡がある場合や、液面が肩まで落ちている場合です。沈殿があるという理由だけで処分しないでください。
拭かないでください。水を使うと紙が縮み、印刷が薄くなります。シールで留めた跡や剥がそうとした跡は元に戻りません。汚れそのものより、手を加えた跡のほうが評価に響きます。ほこりは乾いた布で軽く払う程度にとどめてください。
読めないから対象外、と自分で決めないでください。裏ラベルやコルクの刻印から特定できる場合があります。剥がしたりこすったりせず、そのまま写真を送ってください。銘柄の特定から始められます。
3枚で足ります。ラベルの正面、瓶口とキャップシール、液面の高さが分かる角度です。明るい場所でボトルを立てて撮ってください。この3枚があれば、基準に照らした目安を出せます。木箱や化粧箱がある場合は、それも一緒に写してください。
売りたいワインと本人確認書類です。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が必要で、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日の確認できる書類をご用意ください。木箱や化粧箱、冊子があれば一緒にお出しください。本人以外の名義で申し込むことはできません。リンクサスでは、20歳未満のお客様からの買取を受け付けていません。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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