
コンビニやスーパーで買える安いワインも、状態が良ければ買取の対象になります。ただしデイリーワインは流通量が多く中古の需要が小さいため、高級赤ワインとは評価の桁が変わります。数本だけを単独で出すより、まとめ売りや高級ボトルとの同時査定にするほうが手元に残る額は伸びます。
この記事では、安いワインと高級ワインで買取の扱いがどう違うのか、赤ワインの相場を決める6つの要素、値段がつきにくいボトルの特徴5つ、査定額を上げる4つの準備までを順番に整理しました。読み終わる頃には、棚に眠っているボトルを査定に出すべきかどうかを自分で判断できるはずです。

ワインは、スーパーで気軽に買える1本から、1本で車が買える1本まで幅が極端に広いお酒です。売値に差があるということは、当然ながら買取での扱いも価格帯ごとに変わります。まずは自分のボトルがどこに当てはまるかを、この表で確かめてみてください。
| 価格帯 | 代表的なワイン | 買取での扱い | 売り方のコツ |
|---|---|---|---|
| デイリーワイン | コンビニ・スーパーの定番銘柄 | 状態が良ければ値段はつくが少額にとどまる | まとめ売り、高級ボトルと同時査定 |
| 中価格帯 | ブルゴーニュの村名クラス、ボルドーの格付シャトー | 銘柄とヴィンテージしだいで安定した評価 | 当たり年かどうかを確認 |
| 高級ワイン | ボルドー5大シャトー、オーパスワン | 1本単位でも十分に買取対象 | 化粧箱と液面の状態を保つ |
| 最高級・希少 | ロマネ・コンティ、ルロワ、アンリ・ジャイエ | 空き瓶でも取引される銘柄がある | 真贋確認のためワイン専門の査定へ |
境目になるのは、そのワインに中古市場での買い手がいるかどうかです。ワインは高く売れるお酒の代表格として名前が挙がる一方、同じワインでも大量生産のデイリーワインは需要が薄く、評価が伸びにくくなります。とはいえ、値段がつかないと決めつけて捨ててしまうと、本当に価値のあるボトルまで一緒に処分してしまいかねません。

高く売れる銘柄より先に、評価が落ちる条件を押さえておきましょう。ワインの買取は再販を前提にしているため、次の飲み手が安心して開けられない状態のボトルには値段をつけられません。ワインは他のお酒と比べて保管環境の影響を受けやすく、ここでつまずくケースが目立ちます。
気をつけたいのは、この5つを自分で判定して処分してしまうのが一番の損だという点です。液面の下がり方や色の変化は、写真を見慣れた査定員でなければ判断がつきません。しかも、中身が飲めない状態でも瓶そのものに価値が残ることがあり、空き瓶・空ボトル買取の対象になる銘柄も存在します。実際にロマネコンティの空き瓶は、中身がなくても取引されているボトルの代表例です。
赤ワイン・白ワイン・ヴィンテージワインに対応
そのワインが売れるかどうか、LINEの写真査定で分かります
同じ銘柄でも、ヴィンテージ・状態・付属品によって査定額は変わります
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。ラベルが読み取りにくいボトルも、そのまま撮って送るだけで大丈夫です

ワインの査定額は、味の好みで決まるわけではありません。ラベルから読み取れる情報の組み合わせで、市場価値がほぼ決まります。安いワインと高級ワインを分けているのも、突き詰めればこの6つです。なお、ぶどうを発酵させて造るワインは、酒税法上は醸造酒類の「果実酒」に分類されます〔国税庁・酒税法第2条、第3条〕。蒸留酒であるウイスキーやブランデーとは、劣化の進み方も売り時も別物になります。
赤ワインの主な品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・フラン、シラー、ガメイ、グルナッシュなどです。中でも評価が安定しているのが、ボルドーの高級赤ワインを支えるカベルネ・ソーヴィニヨンと、ブルゴーニュの銘酒を生むピノ・ノワールの2品種になります。
ただし品種が同じでも、育った畑が違えば評価は変わります。ブルゴーニュ地方では畑そのものに等級が与えられ、最上位の特級(グラン・クリュ)は限られた区画にしか認められていません。ボルドーではシャトー単位の格付けが機能しており、ラベルの産地表記が査定の出発点になります。
造り手の呼び名は産地で変わります。ボルドーの「シャトー」は自社畑でぶどう栽培から醸造までを一貫して行う造り手で、シャトー・マルゴーのようにシャトー〇〇と名乗るのが通例です。ブルゴーニュは、自分の畑で造る「ドメーヌ」と、農家からぶどうやワインを買って醸造・熟成のみを担う「ネゴシアン」に分かれます。
製法の差も評価に効いてきます。手作業での収穫と選果、樽での熟成といった手間をかけたワインは、そのぶん生産コストが上がり、市場価格にも反映されます。逆に大量生産のデイリーワインはタンクでまとめて造られるため、造りの段階から価格帯が分かれているわけです。
畑が小さく生産量が絞られている銘柄は、希少性がそのまま価値に変わります。ドメーヌ・ルロワのように、あえて収量を抑える農法を採る造り手のワインが高く評価されるのもこのためです。
そして最後がヴィンテージです。同じ畑・同じ品種でも、ぶどうの出来は年ごとに変わります。出来のよかった年は「当たり年」「グレートヴィンテージ」と呼ばれ、同じ銘柄でも年号ひとつで評価が一段変わります。当たり年はフランスに限らず、ドイツやイタリアなど他の産地にも存在します。手元のボトルの年号は、査定前に必ず控えておいてください。
ヴィンテージや産地の表記は、造り手が自由に書いているわけではありません。国内で製造されるワインについては、国税庁が「果実酒等の製法品質表示基準」を告示しており、平成30年10月30日から適用されています。この基準では「日本ワイン」を国内で収穫したぶどうのみを原料として国内で製造した果実酒と定義し、地名・ぶどうの品種・収穫年を表示できる条件まで定めています〔国税庁〕。
つまり同じ国産ワインでも、輸入原料を使ったものは「日本ワイン」を名乗れません。ラベルの表記は査定でも根拠として見られる部分なので、シールを剥がしたり貼り替えたりせず、そのままの状態で査定に出すのが得策です。

ここからは実際の銘柄です。高級赤ワインと安いワインでは、売れる・売れないの話ではなく「どう出すか」が変わります。それぞれ順番に見ていきます。
ボルドー5大シャトーやブルゴーニュの銘醸ワインは、状態に大きな問題がなければ1本単位でも買取対象になります。日本国内でも愛好家とコレクターの需要が続いており、当たり年のヴィンテージであればさらに評価が上がります。ボルドー右岸のシャトー・ペトリュスやシャトー・オーゾンヌ、カリフォルニアのオーパスワンのように、格付けの枠外で高い評価を得ている銘柄も少なくありません。
とはいえ、高級ワインほど真贋の確認が必要になります。ラベルだけを見て判断せず、ボトル全体とキャップシール、液面が分かる写真を用意しておくと査定がスムーズです。
コンビニやスーパーで手に入るデイリーワインは、流通量が多く中古での購入需要が小さいため、高額査定の対象にはなりません。それでも、未開封で状態が良ければ値段がつくボトルは実際にあります。国内で定番として売られている赤ワインは、銘柄が特定できれば査定の対象に入ります。
問題は出し方のほうです。安いワインを数本だけ持ち込んでも、宅配の送料や出張の手間に見合いにくくなります。次の3つに当てはめると、無駄なく現金化できます。
まとめ売りが難しい場合は、そもそも売り先の選択肢から考え直したほうが早いこともあります。いらないお酒が売れる場所や、リサイクルショップでのお酒買取との違いも確認しておくと、判断の材料が増えます。

ボトルの状態が問題なくても、売る側の条件で手続きが止まることがあります。当日になって慌てないよう、次の4点を先に確認しておきましょう。
もうひとつ、混同されやすいのが酒類販売業免許の話です。酒類の販売業をしようとする場合には、酒税法にもとづき販売場ごとに所轄税務署長の販売業免許を受ける必要があります〔国税庁・酒税法第9条、第10条〕。一方、家庭で不要になったワインを買取店に手放すのは販売業には当たりません。継続的に売って利益を得る「転売」との線引きが要点です。気になる方はお酒の転売と酒税法の関係を確認しておくと安心できます。

同じボトルでも、査定に出す前のひと手間で評価は変わります。ワインの場合、お金をかけずにできる準備は4つです。
ただし、どの準備よりも効くのは売ると決めたら早く動くことです。ワインは温度変化に弱く、家庭の環境で置いておくほど状態のリスクは積み上がります。飲む予定がないボトルを寝かせ続けても、評価が上がる方向には動きません。

準備が済んだら、あとは申し込むだけです。買取は申し込み → 査定 → 金額の提示 → 承諾 → 支払いという流れで進み、店頭なら当日中に完了します。
買取方法は3つから選べます。直接持ち込む店頭買取、自宅まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取です。ワインは瓶が重く、振動と温度変化に弱いお酒でもあります。本数が多い場合や高級ボトルが混ざっている場合は、運搬のリスクを負わずに済む出張買取が向いています。当日に必要なものは、売りたいワインと本人確認書類の2つ。木箱や証明書があれば一緒に出してください。
ワインの査定は、銘柄・畑・造り手・ヴィンテージをまとめて見なければ適正な判断ができません。リンクサスではワインの市場価値と状態を1本ずつ確認したうえで買取しています。銘柄が読み取れないボトルや、値段がつくか分からないボトルの相談だけでも利用できます。
ワインの査定で惜しいと感じるのは、「安いワインだから」と最初から査定に出さない方が多いことです。実際に持ち込まれた箱を開けてみると、デイリーワインに紛れて当たり年の格付シャトーが1本だけ入っていた、というケースは珍しくありません。ラベルが読み取れなくても、ボトルの形とキャップシールから銘柄をたどれることもあります。仕分けはこちらの仕事なので、迷ったらまとめて写真を撮って送ってみてください。売るかどうかは、金額を見てから決めていただいて構いません。
査定は無料で、来店前でもLINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。ラベルと液面が写った写真を送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開しているので、査定の参考にしてみてください。
安いワインも、未開封で状態が良ければ買取の対象になります。ただしデイリーワインは中古需要が小さく、数本だけを単独で出すと送料や出張費に見合いません。まとめ売りにするか、高級ボトルと一緒に査定へ出す。この2つが、安いワインを損なく現金化する現実的な方法です。
赤ワインの相場を決めるのは、品種・畑・造り手・製法・生産量・ヴィンテージの6要素でした。一方で、開封済み、液面低下、変色、ラベルの著しい傷み、高温での長期保管という5つに当てはまると、銘柄に関係なく評価は落ちます。ワインは温度変化に弱いお酒です。飲む予定がないと決めたボトルほど、状態が保たれているうちに動かすほうが得策になります。判断の入り口は、写真1枚で構いません。
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未開封で状態が良ければ、コンビニやスーパーで買えるデイリーワインも買取の対象になります。ただし流通量が多く中古での購入需要が小さいため、高級ワインのような高額査定にはなりません。数本だけを単独で出すと送料や出張費に見合いにくいため、まとめ売りにするか、高級ボトルと一緒に査定へ出す方法をおすすめします。
高級ボトルと同時に査定へ出す、本数をまとめる、ワイン以外のお酒も一緒に出す、の3つです。本数が増えるほど送料や出張費のコストが下がり、そのぶん査定額に反映されやすくなります。ウイスキーやブランデー、日本酒が混ざっていても同時に査定できます。
買取は再販を前提とするため、開封済みのワインは買取できないケースがほとんどです。ただしボトルそのものにコレクション価値がある銘柄は、空き瓶として取引されることがあります。処分する前に、写真での簡易査定で確認してみてください。
軽い汚れや小さな破れ程度であれば買取できる場合があります。ラベルは銘柄とヴィンテージを証明する部分のため、判読できないほど傷んでいると評価が下がります。水洗いや擦り洗いはかえってラベルを傷めるので、柔らかい布での乾拭きに留めてください。
ぶどうの出来がよかった当たり年のボトルは、同じ銘柄でも評価が一段変わります。ただし古ければ高いというわけではなく、液面の低下や変色が進んでいると年号に関係なく評価は下がります。ワインは温度変化に弱いお酒のため、保管状態が保たれているうちの査定が有利です。
原料ぶどうの品種、畑と産地の格付け、造り手、製法、生産量、ヴィンテージの6つで決まります。カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールを使ったボルドー・ブルゴーニュの銘柄は評価が安定しており、生産量が少ない造り手のワインは希少性がそのまま価値になります。
酒類の販売業をしようとする場合には、酒税法にもとづき販売場ごとに所轄税務署長の販売業免許を受ける必要があります。一方、家庭で不要になったワインを買取店に手放すのは販売業には当たりません。継続的に売って利益を得る転売との線引きが要点になります。
売りたいワインと本人確認書類です。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が必要で、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が確認できる書類をご用意ください。木箱や証明書があれば一緒にお出しください。リンクサスは店頭・出張・宅配買取に対応しており、LINEでの事前査定も利用できます。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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