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ワインにはさまざまなランクのものが存在します。コンビニやスーパーで手頃な価格で手に入るボトルもあれば、1本に何万円という価値のつくボトルまでさまざまです。売値が違うということは、もちろん買取相場も異なります。
では実際に、安いワインと高いワインは買取に出すと、どれほどの値段で売れるのでしょうか?この記事では“赤ワイン”にフォーカスをあて、安いワインと高級ワインの買取相場をお伝えしていきます。
目次
ワインはブドウを原料に造られる蒸留酒です。そのため、ブドウの良し悪しがそのまま味わいに直結します。ただし、ただ単純に「味が良い=高い」というわけでもなく、ブランドの知名度や希少価値によってワインの価値や値段は変わります。
ワインの価値を決める要素には、以下のものが挙げられます。
ワインの良し悪しは、原料となるブドウの違いで顕著に現れます。どのようなブドウを使っているかによって、値段や価値が異なります。赤ワインの代表的な原料として使われるブドウには以下の品種があります。
この中でも特に人気なのが、「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「ピノ・ノワール」です。
カベルネ・ソーヴィニヨンは高級赤ワインの代名詞とも言われていて、長命かつ扱いやすい品種であることが特徴として挙げられます。若いうちはパワフルなタンニンで、熟成を経て優美な香りが生まれます。フランス・ボルドー地区の五大シャトーも、このカベルネを主体としワインを造っています。
一方ピノ・ノワールは、ロマネコンティなどブルゴーニュ地方のワインを生む品種です。栽培が難しい一方で、土地の個性=テロワールを再現してくれるため他にない味わいのワインが作れます。ピノ・ノワールは、シャンパーニュの原料にも使われます。
同じブドウの品種であっても、造られる畑によって味や品質は変わります。上質な畑で造られるワインほど、高級品として価値が高まります。
実際にワインの名産地であるフランス・ブルゴーニュ地方では、畑によって等級が与えられランクが定められています。ブルゴーニュでもっとも上のランクである特級(グラン・クリュ)のワインは、なんとフランスワインの生産量のうち、たった1.5%と希少性が高いです。
ワインは造り手によってもブランドが分かれます。造り手による違いも、ワインの人気を左右します。なおワインの造り手の呼び名は、ワインが作られる地域によっても変わります。
例えばフランス・ボルドー地区の場合は、基本的に「シャトー」と呼ばれます。シャトーは自社の畑を持ち、ブドウの栽培から醸造まで全てを行う人たちのことです。シャトーで造られたワインは、“シャトー・マルゴー”や“シャトー・ラトゥール”のようにシャトー〇〇というような名称で呼ばれることが多いです。
一方、ブルゴーニュの造り手は大きく分けて2通りです。まず自分の所有する畑でワインを造る「ドメーヌ」が代表的です。一方、自社での栽培をせず、農家からブドウやワインを買い上げ、醸造や熟成のみを行う「ネゴシアン」と呼ばれる造り手もいます。
ワインや原料となるブドウをどのように扱うかでも、ワインの価値は変わります。高級品と呼ばれるワインは、ブドウを一つ一つ傷つけないように手作業で収穫したり、人の目で剪定しながら良いものだけを選んだりしているのが特徴です。手間がかかる分、味わいも良いものになり、値段も上がります。
またタンクで熟成させるか、樽熟成させるかといった要素でもワインの価値は変わります。手頃な価格で売られているデイリーワインは大手の企業でタンクを使いまとめて製造されているなど、本場の高級ワインとは製造工程そのものが異なることがあります。
ワインの中には、年間数千本など希少価値の高いものがあります。希少なワインは、それだけ値段も高くなります。
例えば高級ワインとして名高い「ロマネ・コンティ」は、なんと年間わずか6,000本ほどしか生産されません。そのため品質はもちろんのこと、希少性も相まって値段が跳ね上がっています。
同じ畑、同じ品種のワインであっても、製造年数によって味わいが異なります。なぜならブドウの出来栄えは年によって変化するため、ワインの味わいも毎年変わるからです。
ブドウの出来栄えがよく、上質なワインが仕上がった年は“偉大なるヴィンテージ”と呼ばれ、人気が高くなります。
ワインを嗜む上で、気になるのがアルコール度数です。「あまりの美味しさについつい飲みすすめていたら、酔いが回ってしまった」・・・そんな事態を防ぐためには、ワインのアルコール度数をきちんと理解し自分に合った許容範囲を正しく理解しておきましょう。
なお、厚生労働省によるとワインのアルコール度数の目安は12%と言われています。ビール(約5%)よりは高く、日本酒(約16%前後)よりは控えめといった印象です。なお、ワインはそもそも「醸造酒」というカテゴリーであるため、ウイスキーや焼酎、スピリッツのような蒸留酒よりアルコール度数は低くなっています。
ただしワインは必ずしもアルコール度数12%と決められているわけではなく、銘柄やワインの種類によってアルコール度数に違いがあるので注意です。ブドウを丁寧に醸して造られるワインは、ブドウの品種や収穫時期、発酵する期間によってもアルコール度数に差が出てくるのです。なお基本的には赤ワインがアルコール度数11〜15%、白ワインでアルコール度数9〜14%の範囲であることが多いです。
「ワインを飲んでいたら思っていたより酔っ払ってしまった。」という方は、もしかしたらワインの中でもアルコール度数の高いものを選んでしまった可能性があります。ワインのアルコール度数が気になる方は、ラベルに一度目を通してアルコール度数表記をチェックしてみると良いでしょう。
ワインの中でも、アルコール度数が12%以下という度数が低いものがあります。ワイン初心者の方やお酒に強くない方は、低アルコールのワインから挑戦してみるのもありです。低アルコールワインの代表的なものには以下の3種類があります。
コンビニワインとは、その名の通りコンビニ等で購入できるワインのことです。多くのコンビニでは、数千円ほどのお手頃価格の赤ワインを取り扱っています。
コンビニの赤ワインは、残念ながら高額査定の対象とはなりません。なぜなら流通量が多く、入手も容易なためです。中古での購入需要があまりないので、買取査定でもあまり高い値段はつきません。
ただし高額査定とはならないものの、全く売れないというわけではありません。状態の良いボトルであれば、数百円程度ですが値段がつくことも多いに有り得ます。
この他にも、状態が良ければ値段が付くワインは多数あります。まずは査定に出し、状態を見てもらうことをおすすめします。
ただしこれらは、値段が付くといっても100円〜200円程度の相場となります。あまり高額ではないため、数本だけでの出張買取は難しくなります。これらのワインを売るのであれば、「高額ワインと一緒に査定に出す」、「できるだけまとめ売りする」のがコツです。
高級ワインは、状態によっても査定額が変わりますが、基本的に質の悪いものでなければ買取可能で数万円〜数十万円の値段がつきます。ここからは代表的な赤ワインの買取相場をお伝えします。
赤ワインを正しく査定してもらうためには、きちんとワインの知識に詳しい専門店に依頼しましょう。リンクサスなら、赤ワインの買取にも自信を持っています。
銘柄や畑ごとの人気はもちろん、当たり年と言われるワインについてもきちんと判断します。ワインの状態や市場価値を見極めた上で、高額査定を実現しています。
リンクサスでは店頭買取・宅配買取・出張買取のどれかから、好きな方法をお選びいただけます。まずは問い合わせからでも大丈夫ですので、気になることがあればぜひご連絡ください。
今回は、安い赤ワインと高級赤ワインの買取価格について解説しました。特に高級なワインは保存方法が良ければ高額買取が期待できるので、もし飲まない銘柄があればぜひ査定のご利用を検討してみてください。
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