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数あるジャパニーズウイスキーの中でも、王道の人気品として愛されている「山崎18年」。サントリーが誇る山崎ブランドの中の熟成ボトルであり、完成された深い味わいに定評があります。
今回はそんな山崎18年について、詳しく解説していきます。多くの方が気になっている価格・相場についても解説しているので、ウイスキーファンの方は必見です。
目次
そんな山崎18年の魅力は、とにかく圧倒的な熟成感があることです。レーズンや杏、チョコを思わせるような厚みのある香りで、口に含むとハチミツのような甘さを感じます。決して甘ったるいわけではなくほんのりとした甘酸っぱさやスパイシーさもあり、余韻も長く深く続きます。とにかくバランスに優れた、完成された一本となっています。
山崎18年は、山崎ブランドの中でも定番ラインナップのうちの1本に該当します。ただし定番と言っても、生産本数は限られているため簡単に入手できるわけではありません。現在の年間本数は約3万本程度と噂されていて、通常販売では取り扱われていないことがほとんどなので注意しましょう。なお山崎18年は熟成タイプのウイスキーなので、ジャパニーズウイスキーにしてはアルコール度数が43%とやや高めであることも特徴です。
山崎18年。
ジャパニーズらしさがかなり出てる、濃厚で華やかな香り。
舌にスッと溶けていくが、心地よいフィニッシュ。
非常に美味い!#TWLC pic.twitter.com/RkL0JoYXX1— たけりんこ@ウイスキー修行中 (@whisky_0923) January 18, 2020
今日の一杯は秘蔵ボトルの1本である山崎18年?
許されるなら毎日これを飲んでいたいくらいの完成度の高さ。アルコール感は皆無。黒蜜、レーズン、ミルクチョコレート等の甘く華やかで複雑な味わい。ロックでも味が薄まることはない。
良い酒飲んだし明日から心機一転頑張るぞ?#駅メモウイスキー部 pic.twitter.com/sufzpuSKpd— はちみつくまさん (@ekimemo_asagaya) February 28, 2022
山崎18年は憧れのウイスキーとして名前を上げる方が多いです。入手困難で希少なウイスキーですが、それでも飲んだ報告をTwitterにあげている方がたくさん見受けられました。
山崎18年はとにかく「美味しい」と評価が高めです。華やかな味わいと甘やかな香りに、特別感を覚える方が多いです。
そんな山崎18年の味は濃厚ですが決してしつこくなく、舌に溶けていく感覚が美しいのが魅力です。余韻も長いので、じっくりと時間をかけて、おいしさを味わっている方がたくさんいます。なお山崎18年は定価でも3万円超えのウイスキーということもあり、デイリー用ではなくお祝いシーンなど特別なシーンで楽しまれている方が多い印象です。特別な日のウイスキーをお探しの方には、強くオススメしたい一本と言えます。
山崎18年欲しいのに高すぎやろ!#TWLC pic.twitter.com/2a9wc8MPU4
— おでき (@odekinger) September 19, 2020
山崎18年今買おうとすると瓶で15万くらいするんかい………高すぎやろ…。サントリーの希望小売価格32000円やろがい………。
— けー (@BH_KRTO) June 11, 2022
山崎18年は味に対しては高評価ばかりで否定的な意見は少ないものの、値段に関しては「高すぎる」とコメントされている方も多くいらっしゃいました。山崎18年は定価に対して流通価格が跳ね上がっているため、どうしてもお得感を感じるウイスキーとは言い難いのが現状です。コスパだけを考えると、スコッチの人気銘柄に劣る部分もあります。
山崎18年が気になるという方も、価格の面では注意しておきたいところです。山崎18年を楽しみたいなら、できるだけ安く買えるような方法や、お得に飲める場所を探すように心がけましょう。
山崎18年のプロの評価はどうなのか受賞歴を調べてみました。
山崎18年は世界的な酒類コンペティションで賞を何年にも渡って獲得しています。特にISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)やSWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)では入賞常連のウイスキーの一つとなっています。2012年のISCでは最高賞のトロフィーに輝き、さらにSWSCでは最優秀金賞を複数回に渡って受賞しています。なお上記はあくまでも受賞歴のうちの一部であり、山崎18年はこれ以外にもさまざまな賞を獲得しています。
ISCやSWSCといった酒類コンペティションでは、スピリッツ界のスペシャリストたちが実際にテイスティングをした上で賞を決定しています。そのため山崎18年はただネームバリューがあるだけでなく、名実ともに世界的に認められたウイスキーであると言えます。
ちなみに2010年代の受賞ラッシュの影響から、山崎18年は日本国内だけでなく海外からも需要の高いウイスキーとなっています。海外からの需要が増加したことも、山崎18年が品薄・高騰したきっかけの一つになっています。
山崎18年は熟成感が美しい完成されたウイスキーです。そのため本来の味わいを堪能するなら、まずはストレートで楽しむのがおすすめです。
甘くフルボディなのに決してコテコテした味わいではなく、バランスに優れているのが山崎18年です。熟成のおかげで丸みが取れているので、ストレートのまま飲んでも刺激を感じにくく非常に飲みやすいです。同じサントリーの「白州」や「響」に比べても甘みが強めなので、特に甘いウイスキーがお好みの方はぜひストレートのままで味わってみてください。
なおストレートで飲む際は、極端に温めたり冷やしたりするのではなく常温に近い温度でそのまま飲むことをおすすめします。またアルコール度数が43%と高いので、飲みやすいからといって飲みすぎないように注意すべきです。ストレートで山崎18年を飲む際は、必ずチェイサーも用意してから飲むように心がけましょう。
夢にまで見た、山崎18年をトワイスアップで頂く。
12年より濃厚なシェリー樽の香り。アルコールの刺激がほとんど無く、まろやかな甘味とわずかに感じられる酸味、そして後から来る旨味は、なるほどチョコレートみたい。
これは高価なはずだわ…。 pic.twitter.com/VtBT5pOSOE— 零☆ 10/2 a!カンカン ???済 (@rei_a6m2) April 25, 2017
トワイスアップはウイスキー:水=1:1で割る飲み方です。コンペティションなどでプロがテイスティングする際に採用される飲み方で、加水をすることで香りが華開くのが特徴です。山崎18年の濃厚な香りを楽しみたい方は、トワイスアップにして飲むのもありです。
ちなみにトワイスアップにする場合も、ウイスキーは常温にしておきましょう。そして加える水は天然水・ミネラルウォーターを選ぶようにしましょう。なお1:1以上の割合で水を注ぐとウイスキーが薄まりすぎてしまう場合があるので気をつけましょう。
フルボディタイプの山崎18年は、ロック(オン・ザ・ロック)の飲み方もおすすめです。ロック用のグラスに大きめの氷を入れ、ウイスキーを注いで作りましょう。
なおロックのウイスキーはできるだけ冷たい方が美味しいです。ウイスキーを注ぐ前にあらかじめグラスを冷やしておいたり、硬くて溶けにくい氷を使ったりと工夫すればそれだけ美味しく仕上がります。
18年ものの山崎には、定番ラインナップの「山崎18年」以外にもいくつかのシリーズがあります。限定品の山崎18年は、山崎のラインナップの中でも特に入手が困難で非常に希少なボトルとなっています。
ここからはそんな山崎18年の限定品を紹介します。
山崎ミズナラ2017EDITIONは、酒齢18年以上の原酒を使った山崎のウイスキーです。名前の通り“ミズナラ樽原酒”を使用しているのが特徴で、オリエンタルな香りが印象的な一本です。なお表記は18年ですが、原酒の中には50年以上の超高齢ミズナラ樽原酒も使われています。複雑に重なる香りと芳醇な味わい、ココナツやオレンジマーマレイドのような甘み、そして豊かな余韻を楽しめます。
そんな山崎ミズナラ2017EDITIONは、限定品として2017年に国内1,500本限定でリリースされたものとなっています。木箱に入ったレアボトルで、価格は定価でも11万円と高額になっています。現在は手に入りにくいことからプレミア化していて、1本およそ130万円の価格で取引されている状態です。
山崎18年 LIMITED EDITIONは、山崎18年の中でも日本未発売の海外限定モデルです。桐の外箱に入っている特別な山崎で、海外のウイスキーファンに向けてリリースされた商品となります。価格は免税価格で50,000円ですが、実際に日本で流通しているボトルは相場が約15〜20万円ほどとなっています。
左:山崎18年フェイクボトルのキャップ
右:山崎18年リミテッド本物のボトルキャップ pic.twitter.com/c6JQFQTi7a— 【CHEF RIDER】TAKA@ninja400 /2020 (@CHEF_RIDER_TAKA) October 18, 2021
山崎18年の偽物作成中動画を拾った。空瓶にフィルムを再封印してる…中身になんらかのウイスキーを入れてしまえばパッと見判別不能。SUNTORYの刻印も…#サントリー #山崎 #響 #白州 pic.twitter.com/86Ri2G6eji
— ちば (@chibaken_89) April 23, 2022
山崎18年の限定品は、あまりの人気ぶりに偽物が出回る状態です。中には名前を真似するだけでなく、山崎18年の空ボトルに異なるウイスキーを入れてボトルシールをかぶせるという非常に悪質なボトルもあるので気をつけなければなりません。
偽物に騙されないためには、必ず正規店や信頼のおける販売店から購入するようにしましょう。出品者のわかりにくいオークションサイトや転売サイト、そして安い価格で売られている海外輸入品などは時に注意が必要です。
山崎18年は10万円越えの価格で取引される非常に高級なウイスキーです。しかし実は昔からこの値段だったわけではありません。10年ほど前は2万円前後で購入できていたボトルであり、これほどまで価格が高くなってしまったのは10年余りの出来事です。
ここからはそんな山崎18年の価格について解説して行きます。定価と相場の違いや価格推移にも触れていくのでチェックしてみてください。
従来の定価 | 2022年4月〜 | 値上げ率 |
25,000円(税別) | 32,000円(税別) | 28% |
山崎18年の販売元であるサントリースピリッツは、2022年4月よりウイスキー商品の一部を価格改定しています。山崎18年も価格改定されたボトルのうちの1つに含まれていて、従来は定価25,000円(税別)だったのが現在では32,000円(税別)まで値上げされています。なお値上げ率は28%と、山崎ノンヴィンテージや山崎12年よりも大幅な値上げとなっています。
山崎18年が値上げした理由は「生産設備の増強など安定供給に向けた取り組みを強化するため」と発表されています。人気が増加したが故の値上げであり、今後も定価はこのまま高い状態が続くと考えられます。山崎18年を購入しようと考えている方は、定価そのものが高くなっている点に気を付けておきましょう。
定価は32,000円(税別)の山崎18年ですが、流通価格は定価を遥かに上回っています。なぜなら生産量が少なく簡単に入手できるウイスキーではないため、プレミア価格がついてしまっているからです。Amazonなどのネット販売価格を見ると、2022年10月時点でおよそ15万円の価格で取引されているのがわかります。
山崎18年Amazonの価格相場推移
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---|---|
2012年 | 約18,000円 |
2015年 | 約39,000円 |
2018年 | 約97,000円 |
2019年 | 約75,000円 |
2020年 | 約90,000円 |
2021年 | 約125,000円 |
2022年 | 約150,000円 |
なお山崎18年は、2012年の時点ではAmazon価格は2万円を下回るレベルでした。そんな山崎18年が徐々に高騰化してきたのは2014〜2015年にかけての頃です。この頃は世界的にジャパニーズウイスキーへの注目が高まった時期であり、また国内でウイスキーブームが巻き起こった時期でもありました。このブームをきっかけに、山崎18年は需要が爆発的に増えそれだけ価格も上昇していきました。
やがて2018年ごろには「原酒不足」も話題になり、日本のウイスキーが相次いで終売・休売となったことから価格がさらに上昇しました。近年は高騰化のスピードがやや収まりつつあるものの、それでも定価の値上げや転売などの影響を受け価格は15万円近くにまで上昇しています。
休みなのに朝7時30分に家を出て娘たちとワンピースカード買いに行った結果、やまやにて山崎18年を手に入れることができた幸せな土曜日!!
白角も買えたから今日はBBQでもやろうかな!?#山崎 #白角 pic.twitter.com/oy0gsgdJaM— おっさ (@ossa1019) August 6, 2022
プレミアと言われる山崎18年ですが、あくまでも定番ラインナップのうちの1本であるためきちんと狙えば定価での入手も十分に可能です。実際に「やまや」や「ビッグカメラ」で購入したという報告も見られます。
ただし大型の酒販店に山崎18年が常に陳列されているというわけではないので注意です。あくまでも入荷の可能性があるというだけにすぎないので、購入タイミングや購入方法に気を付ける必要があります。
本日こみや酒店さんのウイスキー購入抽選会で山崎18年定価で買うことが出来ました???
一等が出るとは思わずフリーズしましたが嬉しい限りです。自分には不釣り合いですが家族の記念日に飲もうと思います? #ウイスキー #こみや酒店 pic.twitter.com/4FRCxhAP2k— かっつぁん (@uigeadailkata) July 9, 2022
山崎18年を安全かつ安価で購入したいなら、信頼のおけるお店での抽選販売がおすすめです。抽選販売なら、当選すれば定価で買えることもあります。
山崎18年の抽選販売は百貨店などで定期的に行われています。販売時期はお店によって異なるので、こまめに抽選販売情報をチェックするようにしましょう。なお販売店の中にはカード会員限定での販売など購入方法が限られている場合もあります。事前に購入方法なども詳しく確かめておいてください。
山崎18年は定価の約4倍で取引されているレアウイスキーです。当然買取価格も高くなっていて、状態の良い未開封の山崎18年なら高額買取も期待できます。もし飲まない山崎18年をお持ちであれば、ぜひ買取専門店の利用を検討してみてください。
なお山崎18年は高騰化の勢いが収まりつつあるという噂も出ています。今後流通価格が下がってしまう可能性もあるので、できるだけ高値で売りたいなら早めにご相談していただくことをおすすめします。
お酒買取専門店リンクサスでは、シングルモルト山崎18年の買取を現在強化しています。今すぐ売りたい方だけでなく、「まずは価格に関して相談したい」「売るかどうか迷っている」という方からの相談も受け付けているのでぜひご活用ください。
山崎18年買取はこちら
シェリー樽の熟成原酒がもたらす、甘く深い美味しさで人気の「山崎18年」。定番ボトルのほかミズナラ樽を使った限定ボトルや海外向けのボトルもあり、いずれも希少価値の高いウイスキーとなっています。
ストレートのままでも美味しいリッチなシングルモルトウイスキーなので、特別な日の1本にもぴったりです。流通価格は高めですが飲んでみる価値のあるウイスキーなので、ぜひチェックしてみてください。
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