
古い洋酒は、未開封で保管状態が良ければ買取の対象です。ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒は古さそのものが減点にはならず、今は造られていない旧ボトルとして評価される場合もあります。ただしワインやシャンパンは醸造酒のため、古くなるほど状態が問われます。
実家の棚や遺品の中から何十年も前の洋酒が出てきても、「こんなに古いものは売れないだろう」と中身を流してしまうのは待ってください。先に確かめてほしいことがあります。古い洋酒が売れるかどうかの早見表、買取が難しくなる状態、ラベルから年代を読む手がかり、売る前の確認事項と準備までを順に並べました。

古い洋酒が売れるかどうかは、お酒の種類と、今の状態の2つでおおよそ見当がつきます。よくある組み合わせを表にしました。
| 種類・状態 | 買取の見込み | 確かめること |
|---|---|---|
| 未開封のウイスキー・ブランデー | 対象になる | 液面の高さ、ラベルと箱の状態。特級表記などの旧ボトルは年代も見られる |
| 未開封のジン・ラム・ウォッカ・テキーラ | 銘柄と状態しだい | 今も流通している定番品か、終売品か。キャップ周りの傷み |
| 未開封のリキュール | 銘柄と状態しだい | 中身の色の変化や沈殿がないか。ラベルの傷み |
| 古いワイン・シャンパン | 状態が厳しく問われる | 液面、コルクの浮きや液漏れ、保管していた温度 |
| 液面が大きく下がったボトル | 評価が下がる・対象外の場合もある | どこまで減っているか。キャップやコルクが傷んでいないか |
| 開封済みのボトル | 対象外がほとんど | 瓶そのものに価値があるか(クリスタルボトルなど) |
表のとおり、同じ「古い洋酒」でも、蒸留酒と醸造酒では見られ方が逆になります。ウイスキーやブランデーは、未開封で保たれていれば、古さそのものは減点材料になりにくいお酒です。反対に、ワインやシャンパンは時間とともに状態が変わりやすいため、古くなるほど買取が難しくなる場合があります。まずは手元のボトルが表のどの行に当たるかを見てください。

古い洋酒で問題になるのは、年数そのものより保管のあいだに起きた変化です。次の状態に当てはまると、評価が下がったり、買取の対象から外れたりします。
とはいえ、どれか一つに当てはまったからといって、すぐに捨てるのは早すぎます。液面の下がり方には程度があり、少し下がった程度であれば査定の対象に残ることもあります。開封済みでも、バカラのように瓶そのものに価値があるボトルは空き瓶買取の対象です。自己判断で処分するのが、いちばんの損になります。液面の見方はウイスキーの液面低下で詳しく扱っています。
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古い洋酒の年代は、ボトルに残された表記からある程度絞り込めます。いつ頃のボトルかが分かると、今の定番品と区別して見てもらえるため、査定の前に一通り確かめておく価値があります。
ラベルや裏ラベルに「特級」「一級」といった表記があれば、年代を絞る大きな手がかりです。酒類の級別制度は、平成元年(1989年)4月の酒税法の大幅改正で廃止されました〔国税庁 税務大学校 租税史料〕。特級表記のあるウイスキーやブランデーは、それより前に流通したボトルと考えられます。なお清酒は、本醸造や純米酒といった特定名称への移行を経て、平成4年(1992年)に級別が撤廃されました〔国税庁 税務大学校 租税史料〕。同じ「特級」でも、洋酒と清酒では年が違います。
古い輸入ウイスキーなどには、首元やキャップに酒税証紙が貼られていることがあります。この証紙の制度は、輸入酒に限って適用されていた時期を経て、昭和49年(1974年)に適用が廃止されました〔国税庁 税務大学校 租税史料〕。ただし証紙があるから何年のもの、とまでは言い切れません。制度があった時期のボトルかもしれない、という手がかりの一つとして見てください。
今の洋酒は700mlのボトルが多い一方で、古いボトルには750mlや760mlなど別の容量表記が見られます。容量だけで年代は決まりませんが、ほかの手がかりと重ねると絞り込みが進みます。ヘネシーを例にした見方はヘネシーVSOPの年代の見分け方で扱っているので、あわせて確かめてください。
同じ銘柄でも、化粧箱の意匠やキャップの形は時代とともに変わってきました。箱や替え栓が残っているかどうかは、年代の手がかりであると同時に査定の材料でもあります。年代の読み方をさらに詳しく知りたい場合は、ウイスキー年代物の見分け方も参考になります。
ウイスキーはスコッチのブレンデッドや旧ボトルのシングルモルト、ブランデーはナポレオンやXOの表記があるコニャックが、古い洋酒としてよく持ち込まれる種類です。ジンやウォッカ、ラム、テキーラ、リキュールも、未開封で状態が良ければ査定の対象になります。ただ、銘柄によって評価の幅は大きく違い、同じ種類でも値のつき方は1本ずつ変わります。

古い洋酒は、実家の片付けや遺品整理で見つかることが多いお酒です。自分で買ったものではない分、売る前に確かめることが増えます。
本数が多い場合は、1本ずつ判断するより、まとめて見てもらうほうが早く片付きます。売れそうなものだけを選り分けようとして、ほかを捨ててしまうのは避けたいところです。値がつくかどうかの境目は、古酒買取ランキングで種類ごとに比べています。

古いボトルほど、手の加え方ひとつで状態が変わります。査定の前にやることは多くありません。やってはいけないことを避けるのが中心です。
準備が済んだら、あとは早めに動くのが得策です。蒸留酒でも、キャップやコルクの傷みは年々進みます。見つけた時点の状態が、いちばん良い状態だと考えてください。古いブランデーに絞った見方は古いブランデー買取で扱っています。

古い洋酒を売る流れは、新しいお酒と変わりません。先に写真で相談してから、売る方法を選ぶのが基本です。
売る方法は、自分で持ち込む店頭買取、自宅まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取の3つです。遺品整理などで本数が多いときは、出張が向いています。古いボトルはコルクやキャップが弱っていることがあり、自分で運ぶ途中の液漏れや破損を避けられるためです。
当日に必要なのは、売りたいお酒と本人確認書類です。宅配で送る場合は、瓶を立てた状態で詰め、緩衝材で隙間を埋めてください。詰め方の手順はお酒の送り方と梱包で確かめられます。

何のお酒か分からない段階でも、相談だけで構いません。リンクサスはお酒を専門に扱う買取店で、ラベルと箱、液面の写真から銘柄と年代の見当をつけ、売れるかどうかと概算をお伝えします。1本でも、棚ごとまとめてでも同じ流れです。
古い洋酒のご相談でいちばん残念なのは、「古いから売れないと思って、半分ほど捨ててしまった」というお話です。特級表記のウイスキーや、今は流通していない旧ボトルのブランデーが、捨てた側に入っていたこともありました。液面が下がっていても、ラベルが少し傷んでいても、判断は写真を見てからで間に合います。写真は正面と裏ラベル、首元、液面が分かる横からの1枚があれば十分です。ラベルは拭かず、見つけたままの状態で撮ってください。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。写真を送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。古いボトルの取り扱いは古酒買取のページ、これまでの実績は買取実績で公開中です。
古い洋酒は、未開封で保管状態が良ければ買取の対象です。ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒は古さが減点になりにくく、特級表記の旧ボトルは年代の手がかりにもなります。一方でワインやシャンパンは状態が厳しく問われ、開封済みや液面が大きく下がったボトルは、評価が下がるか対象外になる場合があります。
年代を絞る手がかりは、級別表記、酒税証紙、容量、箱や付属品の4つです。ただし自分で年代や真贋を決めつけず、ラベルは拭かずに写真で相談してください。「古いから売れない」と決めて捨てる前に、1枚撮って送る。それだけで、捨てずに済むボトルが見つかることがあります。
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未開封で保管状態が良ければ買取の対象です。ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒は、古さそのものが減点材料になりにくいお酒です。ワインやシャンパンなどの醸造酒は状態が厳しく問われ、古くなるほど買取が難しくなる場合があります。
特級・一級などの級別表記は、平成元年(1989年)4月の酒税法の大幅改正で級別制度が廃止されるまで使われていました。特級表記のあるウイスキーやブランデーは、それより前に流通したボトルと考えられます。清酒は特定名称への移行を経て平成4年(1992年)に級別が撤廃されているため、同じ特級でも洋酒と清酒では年が違います。
酒税証紙と呼ばれるもので、輸入酒に限って適用されていた時期を経て、昭和49年(1974年)に適用が廃止された制度です。証紙があるだけで年代は言い切れませんが、年代を絞る手がかりの一つになります。
下がり方によります。少し下がった程度であれば査定の対象に残ることもありますが、肩の下まで大きく下がったものや液漏れがあるものは、評価が下がるか対象外になる場合があります。自己判断で捨てずに、液面が分かる写真で相談してください。
開封済みのお酒は、買取の対象外がほとんどです。ただしバカラなど瓶そのものに価値があるボトルは、空き瓶買取の対象になる場合があります。
拭かないでください。古いラベルは紙が弱っていることがあり、水拭きで破れたり文字がにじんだりします。乾いた柔らかい布で、埃を軽く払うだけにとどめてください。
事前にご相談ください。買取の際には本人確認書類が必要で、申込者、身分証、振込口座の名義を揃えていただきます。相続の途中にある場合なども、状況をお聞きしたうえでご案内します。
売りたいお酒と本人確認書類です。箱や替え栓、冊子が残っていれば一緒に出してください。事前にLINE査定で正面・裏ラベル・首元・液面の写真を送ると、売れるかどうかと概算を先に受け取れます。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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