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ハイボールの人気などを受け、国内で需要が高まっているウイスキー。ウイスキーには賞味期限が書かれていませんが、果たしていつまで飲めるのでしょうか?
実はウイスキーが美味しく飲める期間は、未開封・開封済であるかどうかや保存状態によっても異なります。ウイスキーをいつまでも美味しく飲みたいなら、正しい保存方法について理解をしておくことが重要です。
そこで今回は、ウイスキーの賞味期限に注目しながら、美味しく飲める期間や保存のコツについて紹介していきます。自宅に古いウイスキーが余っている方など、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウイスキーなどのお酒の賞味期限について理解したい方は、まずそもそも「賞味期限」とは何であるかを知っておきましょう。
賞味期限とは、食べ物や飲み物を美味しく食べられる期間のことです。未開封で正しく保管していた場合に、「この日付までなら美味しく食べられる」とメーカー側が保証する日付です。基本的には製造日から6日以上の期限がある、痛みにくい食べ物や飲み物に賞味期限が記載されます。仮に賞味期限を過ぎたからといって、いきなり腐ってしまうことはありません。ただし賞味期限を過ぎた食べ物や飲み物は、劣化し味が落ちている場合があります。
なお食べ物や飲み物の種類によっては、賞味期限ではなく「消費期限」が記載されていることがあります。消費期限が記載されるのは製造日から5日以内に期限がある、痛みやすい食べ物・飲み物です。消費期限は過ぎてしまうと、味の劣化だけでなく腐敗などの恐れもあるので注意です。
なお、 ウイスキーなどのアルコール類には、基本的に賞味期限も消費期限も記載されていません。なぜならウイスキーに含まれているアルコールには殺菌作用があり、簡単には劣化しないようになっているからです。賞味期限の記載のないウイスキーは、正しく保管していれば美味しく飲める期間が長く続く、ということになります。
ウイスキーは正しく保管していれば、長期間美味しく飲めることをお伝えしました。では美味しく飲める期間とは、一体どれくらいなのでしょうか?
実はウイスキーは豊富にあるお酒の中でも、アルコール度が40度前後と比較的高いです。そのため長期保存に向いており、質の良い未開封ウイスキーであれば10年前、20年前のものでも飲むことができます。オークションなどで販売されているウイスキーの中にも、実際に何十年も前に製造されたようなウイスキーがあります。
またウイスキーの中には、古いほど価値が生まれるものもあります。例えば製造段階で長期熟成がなされた「ヴィンテージウイスキー」や、すでに製造が中止されてしまった「プレミアムウイスキー」などです。これらのウイスキーの中には、ボトルによっては発売時の10倍以上の値段が付けられているものもあります。
何十年という時を経たボトルは、若いウイスキーには決して生み出せない熟成感やコクが生まれます、一体どんな味がするのか、想像するだけでも非常に楽しみです。
同じウイスキー製品の場合でも、「ハイボール」の場合は賞味期限が異なってくるため注意しましょう。なぜならハイボールには炭酸が含まれているため、時間が経過すると気が抜けて味が落ちてしまうためです。市販品の缶ハイボールは、賞味期限が大体1年程度に設定されています。
<市販品の缶ハイボールの例>
・サントリー トリスハイボール
未開封のウイスキーを保存する際には、いくつか気をつけておくべきポイントがあります。以下の保存方法を守って、いつまでも美味しいウイスキーが楽しめるようにしましょう。
ウイスキーは紫外線のダメージに非常に弱いです。ウイスキーに限らずお酒全般に言えることですが、直射日光を避けできるだけ暗い場所にて保管するようにしましょう。なお、日光だけでなく部屋の蛍光灯でもダメージを負う場合があるので気をつけましょう。
もし付属の箱がある場合は、箱の中に入れて保存しておくと安心です。
ウイスキーは温度変化でも劣化が進んでしまいます。保存する場合は、高温多湿の場所を避け涼しい場所に置いておきましょう。なおこの際の注意点として、冷蔵庫には入れないことがポイントです。実は冷蔵庫だと冷え過ぎてしまい、「澱(おり)」と呼ばれる結晶物が発生してしまう原因となります。
澱が発生しても飲むことはできますが、風味や味わいが劣化してしまう原因となります。保存の温度は20℃前後が理想です。
ウイスキーは豊かな香りも魅力のひとつです。香りを損なわないためには、におい移りにも注意してください。芳香剤や食品、お香などの近くに置いておくとウイスキーのにおいが変わってしまうことがあります。
未開封なら10年、20年と長持ちするウイスキーですが、開封済みのボトルはこの限りではありません。どうしても一度開封してしまったものは、空気に触れることで徐々に劣化が進みます。開封したウイスキーは、できるだけ6ヶ月以内には飲むようにしましょう。
また未開封ウイスキーであっても、コルク栓のウイスキーには注意が必要です。コルクは天然素材のため、長期保存していると収縮してしまい中身の劣化や蒸発の原因となることがあります。コルクの劣化を防ぐためには、高温多湿や日光を避けることはもちろん、「ウイスキーを寝かさず立てて保存する」ようにしましょう。
開封済みのウイスキーも、未開封の場合と同様に紫外線や高温多湿の場所を避けるのは基本です。またそれ以外にも、なるべく長持ちさせるためには以下のポイントに注目してみましょう。
「空気」によってウイスキーは熟成しますが、
「空気」によって劣化もしてしまいます。
ボトリングしたウイスキーは早めに飲みましょう。
長期保存の場合は、パラフィルムをまきまき?#ウイスキー #TWLC pic.twitter.com/zj4X7oru2P
— かきざきゆうすけ@BAR WHITE OAK たるブログ (@yusuke_kakizaki) November 12, 2020
開封後のウイスキーの劣化を防ぐためには、栓をしっかりと閉めることが重要です。「開けたら閉める」を心がけ、飲まないウイスキーを開けっ放しにしておくことのないように注意しましょう。
また密閉度を上げるためには、「パラフィルム」を巻きつけるのもおすすめです。パラフィルムは伸縮自在のプラスチックでできたテープのようなもので、キャップ部分に巻けばボトルの機密性を高めることができます。簡単に用意できない場合は、サランラップなどで代用するのもありです。
プライベート・プリザーブとは、ワインを保存しておく際に使われることの多い保存用のガスです。飲み残したボトルの中をガスで充満させることで、空気に触れにくくさせ風味を長持ちさせるという効果があります。
「プライベート・プリザーブ」はウイスキーにも使用ができます。特に高級ウイスキーを保存しておく際や保存期間が1ヶ月以上など長期に及ぶ場合は、用意しておくと安心です。
ここからは何年、何十年と月日が経っても美味しく飲めるおすすめのウイスキー銘柄をご紹介します。ウイスキーファンの方はぜひ参考にしてみてください。
ウイスキーは一度開封しても、数週間ではヘタレてしまうことはありません。そのためウイスキーを無駄にしないためには、できるだけ早く残りを飲んでしまうのがベストです。
ただし残っていたウイスキーが「明らかに変色している」「沈殿物がある」「ツンとした臭いがする」場合などは、味が劣化している可能性が高いため別の活用方法を考えましょう。
肉にはブレット
ところで皆様は料理酒としてウイスキーってお使いになりますか?
清酒やワインよりだいぶクセが出るので何にでもというわけにはいかないけど、今回ステーキソースとメンチカツソースをウイスキーベースで作ってみたら悪くなかったです
(*ブレットは飲用) pic.twitter.com/1k1M4A9OzO
— ウイスキーボトルをひたすら描く (@whiskeybottlesi) August 26, 2019
味が劣化したウイスキーは、料理の仕込みに使うことができます。例えばウイスキーで鶏肉や豚肉を蒸すと、パサつきを抑えてふっくら仕上げてくれるといった効果があります。加熱するとアルコール分は蒸発してしまうので、お酒があまり得意でない方も挑戦しやすいです。
良き感じに出来たイチローズモルトのウイスキーファッジと、あまりで作ったチョコチップマフィン?
ウイスキーはお菓子作りに使うのめっちゃ向いてるんだよなー❤️お菓子作りも好きなんだけど、このご時世だから手土産にもしにくい…#TWLC pic.twitter.com/k7L97IUpjb
— 紫(ゆかり) (@yucari_1234) November 23, 2020
ウイスキーの余りは、お菓子の香り付けにも使えます。焼き菓子やクッキーなどを作る工程でウイスキーを数滴垂らすと、コクや香りが生まれプロの味わいになるのでおすすめです。
未開封の古いウイスキーなら、お酒買取専門店の査定に出すのも良いでしょう。劣化しにくいウイスキーは数年前のものでも値段がつくケースがあり、もしかしたら捨てようと思っていたウイスキーに驚くほどの価値がつくことがあるかもしれません。
なおウイスキーを高額査定してもらうためのポイントは、ただのリサイクルショップではなくきちんとお酒に詳しい専門店の査定に出すことです。お酒買取専門店リンクサスでもプロの査定士がウイスキーの査定に対応しているので、安心してお任せください。
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アルコール度の高いウイスキーには、賞味期限がありません。そのため正しい保存方法を守っていれば、何年、何十年前のウイスキーでも美味しく飲めることがあります。
また古くなってしまったウイスキーにもたくさんの活用方法があるので、ぜひ無駄にしてしまうことのないようにしましょう。
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