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ほんのりと色づく、淡いピンクのロゼ・シャンパン。キュートな見た目から、とくに女性人気が高いお酒として知られています。
デートや記念日にもぴったりのロゼ・シャンパンですが、一体どのような魅力が詰まっているのでしょうか?ここではロゼシャンパンが人気である理由と、おすすめのロゼシャンパンについてご紹介していきます。
目次
ロゼシャンパンはワインのロゼのようにピンク色の見た目をしたシャンパンのことを指します。スパークリングワインの一種で、シャンパーニュ地方で作られているものだけがこの名を名乗ることができます。瓶内二次発酵を行うシャンパーニュ製法で作られるという点は白いシャンパンと同様ですが、その後に赤ワインを添加することで色が付けられているのが特徴です。赤のワインが加わることにより、当然味わいも変わってきます。
ピンクの見た目がとっても美しいロゼシャンパンですが、実は色の濃さやニュアンスは銘柄によってさまざま。シャンパングラスに注ぐことで、その美しい色合いや立ち上る泡の様子を楽しむことができます。ロゼシャンパンは印象的な見た目とリッチなムードで、特にお祝いシーンや乾杯シーン、デートシーンなど特別な日を盛り上げるドリンクとして人気を集めています。
赤と白の中間のような特性を持つロゼシャンパンは、ベリー系のニュアンスがありフルーティーでコクがあります。シャンパンはフランスの原産地呼称法(AOC)により製法や原料が徹底して管理されているため、とにかく上質なものが多く、非常に繊細な舌触りを持つのも特徴です。
そんなロゼシャンパンは、さまざまな食事に合わせられる万能なドリンクとしても人気があります。見た目はもちろんのこと味わいに対する評価も高く、世界各国で愛されるアルコールの一つとなっています。
ロゼシャンパンの製法には、「アッサンブラージュ法」「マセラシオン法」「直接圧搾法」の3つがあります。現在の主流はアッサンブラージュ法によるものですが、こだわりの強い小規模生産者のロゼシャンパンの場合はマセラシオン法や直接圧搾法が用いられることもあります。
複数のワインを混ぜ合わせる“アッサンブラージュ”を用いるというロゼシャンパンの製法です。シャンパンの原酒の段階で、赤ワインを加えるのが特徴です。実は通常のワイン製造では、このように赤と白を混ぜることは禁止されています。ロゼシャンパンを作る際にのみ認められた方法であり、ヴーヴ・クリコの偉大な発明の一つです。
出来上がるロゼシャンパンは、色味がとにかく美しくエレガントな見た目をしています。味わいは軽やかで飲みやすく、親しみやすいものが多いです。
Well into the second week of post-ferment maceration (where the wine is left on skins after the alcoholic fermentation has finished) for the San Roque, Negra Criolla.
Not sure anyone has tried it with this variety before. (if anyone has, I would love to know) pic.twitter.com/IhtTuo6XQG— Nayan Gowda (@vinosity) March 30, 2022
マセラシオン法はセニエ法とも呼ばれるもので、果皮から色素を抽出するのが特徴です。絞る前のブドウ果汁に潰した黒ブドウをつけ込み、そこから色を出しています。非常に難しい製法で、望む色を出すのは難しいとも言われます。マセラシオン法のロゼシャンパンを作っているのは、こだわりの作り手である証拠かもしれません。
マセラシオン法によるシャンパンは、色合いが濃く味わいも果実味が強いのが特徴です。なおヴーヴ・クリコのロゼシャンパンが生まれるよりも前、1764年にルイナールという作り手が「ウイユ・ド・ペルドリ」というロゼシャンパンをマセラシオン法にて作っていたというデータが発見されています。
直接圧搾という言葉の意味通り、黒ブドウをそのまま潰して絞り作るロゼシャンパンを指します。黒ブドウからわずかに抽出される色素がロゼの色味となります。
マセラシオン法のロゼシャンパンと比べると、色合いは淡いです。あまり主流の製法ではないため、直接圧搾法のロゼシャンパンは非常に希少です。
ロゼシャンパンについての理解が深まったら、実際にどのようなボトルがあるのかをチェックしていきましょう。ロゼシャンパンの有名な銘柄を12選、集めてみたのでぜひ比べてみてください。
シャンパンの中でも最も有名と言って過言ではない、モエ・エ・シャンドンのロゼシャンパンです。生き生きとした果実味と伸びやかな酸味のあるシャンパンで、ボディはライト寄りで飲みやすいです。
ほんのりと赤く色づくピンク色で、注いだ時の見た目も美しいです。高級シャンパンですが約1万円で入手できることもあり、ギフトや記念日の1本として非常に人気があります。
ロゼシャンパンを初めて作ったとされる、ヴーヴクリコの1本です。ヴーヴクリコのスタンダードであるイエローラベルをもとに作られたノンヴィンテージのロゼで、こちらは2004年の春から発売されています。
華やかでありながらスマートさも感じさせる辛口で、様々なタイプの料理に合わせることができます。
ブドウの出来栄えが良かった年にしか製造されない、ドン・ペリニヨンのロゼシャンパンです。力強い味わいが特徴で、長い熟成を経て作られています。
いわゆるヴィンテージシャンパンであり、年ごとにことなる味わいを楽しめるのが魅力です。1本約6万円と高級品にあたるものなので、贈答品としても相応しいです。
クリュッグは“帝王”と呼ばれるシャンパーニュメゾンです。最高品質のプレステージ・キュヴェだけを生み出すメゾンであり、世界の偉人たちにも愛されてきた歴史があります。そんなクリュッグのロゼシャンパンには、50種ほどのリザーヴワインがブレンドされていて優雅かつ奥行きのある味わいを楽しめます。5年以上の熟成を経て作られる超高級ロゼシャンパンです。
SNS効果で若い世代にも人気を集めるソウメイのロゼシャンパンです。糖質が少ないシャンパンとして、女性から特に人気を集めています。ソウメイのロゼはオレンジがかった色合いが特徴で、華やかなシーンを彩るのにぴったりです。味わいは酸味が少なめでフレッシュな印象です。
カラフル・メタリックな色のボトルが特徴的な「アルマンド」のロゼシャンパンです。2008年リリース開始と比較的近年のボトルでありながら、瞬く間に人気を集めたことで知られます。ボトルの色もロゼシャンパンに合わせたメタリックピンクで、味わいはもちろんデザインの豪華さから人気を博しています。同じアルマンドのゴールド、グリーンと合わせた「アルマンド信号機」の1本として親しまれています。
天使の羽のボトルデザインで注目されているエンゼルシャンパンです。ホワイトのボトルに入っているのは、ブリュット(辛口)タイプのロゼシャンパンになります。フレッシュなレッドベリーを思わせるアロマが印象的で、味わいはクリアで飲みやすいです。付属のケースも非常に人気で、箱だけですら取引の対象となるほどです。
大人気モエ・エ・シャンドンから生み出されるネクターシリーズのロゼシャンパンです。通常のアンペリアル・ロゼに比べピノ・ノワールの分量が多めであり、力強く活気のある味が表現されています。
ドゥミ・セック(薄甘口)の仕上がりで、辛口シャンパンとはまた違ったニュアンスを楽しめます。
ルイナールは「シャルドネの芸術」とも言われる、非常に質の良いシャンパンを生み出すメゾンです。ロゼシャンパンもシャルドネ多めの比率になっているのがポイントで、繊細で気品のある味わいに仕上がっています。繊細な中にも赤ワイン由来のコクがあり、非常に完成度が高いです。例えるとピンクグレープフルーツのような、清涼感と豊かさを感じさせる味です。
ボランジェのロゼシャンパンには、グラン・クリュの黒ブドウであるピノ・ノワールのみから生まれた赤ワインが加えられています。ややゴールドがかったピンク色のシャンパンで、イチゴやラズベリーなど赤いベリー系果実の香りが美しく漂います。ボディがしっかりとしたシャンパンなので、メイン料理にも合わせやすいです。
テタンジェは家族経営を貫くこだわりのメゾンです。「シャンパーニュの貴婦人」と言われるほど、エレガントな仕上がりに定評があります。
ライトなニュアンスでスマートに飲めるロゼシャンパンであり、クリスマスなどのホリデーシーズンにもおすすめできる1本です。
ペリエ・ジュエの中でもプレステージ・キュヴェの扱いであるベルエポックは、アネモネの描かれたボトルデザインで知られています。シャンパンはグラン・クリュのブドウのみを使うというこだわりで、およそ9年もの時をかけて熟成した後にリリースされます。
繊細さの中にも力強さとコクを感じる仕上がりで、まさにスペシャルと言わざるを得ません。様々な料理に合わせることができるバランスの良さもあります。
ロゼシャンパンを飲む際は、温度帯にもこだわってみましょう。ロゼシャンパンは銘柄にもよりますが、10℃目安で飲むのがおすすめです。冷蔵庫だと冷やし過ぎてしまう恐れがあるので、できればワインセラーを用意して温度を保つといいでしょう。どうしても冷蔵庫に入れての保管になる場合は、飲む前に数十分ほど室温に置いておくとバランスが良くなります。
華やかで万能なロゼシャンパンは、比較的どのような料理とも合わせやすいです。シャンパンというと乾杯シーンや前菜での採用が多いイメージかもしれませんが、せっかくなら料理やおつまみとのマリアージュを楽しんでみましょう。
特に辛口のロゼシャンパンは、魚介系の料理との相性が抜群です、マグロやイカ、牡蠣などの海鮮にぜひ合わせてみましょう。やや濃厚な味わいが強いロゼシャンパンなら、鶏肉や鴨肉、そして牛肉などの赤身肉を合わせてみるのもありです。
ドザージュ多めの甘口ロゼシャンパンなら、デザートシーンに採用してみてもいいでしょう。特にイチゴなど、赤い果実を使ったデザートとはバッチリ合います。ほんのり酸味のあるデザートのほか、チョコレートなどほろ苦い甘味を持つスイーツに合わせてみるのもおすすめです。飲む際は決して急ぐことなく、ゆっくりと味わうように飲むのがおすすめです。
ロゼシャンパンは製法に手間がかかるということもあり、白のシャンパンよりも高い値段が付けられています。希少価値も高く、近年は値段の高騰化も進んでいるような状況です。
そんなロゼシャンパンはお酒買取の市場でも高い評価を集めています。飲み頃が10年、20年先のものも多く、古いボトルにも高い査定額がつくのがロゼシャンパンの特徴に挙げられます。
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200年以上の歴史があるロゼシャンパンは、美しいピンク色の見た目と力強い味わいで老若男女を問わず人気を集めています。乾杯シーンにもメインディッシュにも合わせられる万能さがあり、高級なボトルはギフトや贈答品としても需要があります。
造り手によって味わいや特徴が異なるので、ぜひ気になる方は比べてみてください。未開封のロゼシャンパンを余らせてしまっている方は、お得なお酒買取もご利用いただけるのでぜひご相談ください。
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