5年10年経過もOK?日本酒の未開封・開封後の賞味期限とは

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5年10年経過もOK?日本酒の未開封・開封後の賞味期限とは

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5年10年経過もOK?日本酒の未開封・開封後の賞味期限とは
日本酒は腐りにくいと言われる飲み物です。そのためすぐに買って飲むこともあれば、しばらく未開封のまま保管しているケースもあるかと思います。しかし、保管したお酒をいざ飲もうとして、「本当に飲んでいいのか」「状態は問題ないのか」など賞味期限について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本酒の賞味期限が一体どれくらいであるのか、未開封や開封後に美味しく飲める期間はどれくらいなのかをお伝えしていきます。劣化した日本酒の見分け方や活用方法についても述べていますのでぜひ参考にしてください。
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日本酒には賞味期限表示がないって本当?

日本酒には賞味期限表示がないって本当?
日本酒(清酒)のボトルを見ると、賞味期限がきちんと書かれていないことがしばしばあります。なぜなら日本酒は、通常の食品とは違い賞味期限や消費期限の表記が義務づけられていないためです。
日本酒に含まれるアルコールには殺菌作用があり、通常のジュースや食品に比べ発酵が進みにくいです。つまり日本酒は“腐りにくい”、長期間の保存に耐えうる飲み物だと判断されているため、食品表示法によって賞味期限・消費期限の表示を省略できるようになっているのです。そのため多少古い日本酒を飲んだとしても、健康上の問題が起きることはほとんどありません。
 

美味しく飲める期間は決まっている

日本酒は上記の理由から賞味期限が記載されていませんが、だからといって品質が時間経過で全く変わらないわけではありません。一気に腐ってしまうことはなくとも、瓶内で徐々に劣化が進んでいきます。そのため日本酒は、美味しく飲める期間がある程度決まっています。古くなった日本酒はもし飲めたとしても、美味しく感じないことが多いです。
基本的には、日本酒が美味しく飲めるのは製造からおよそ8ヶ月〜1年ほどだと言われています。なおこちらは、未開封の場合の賞味期限なので注意しましょう。一度開封してしまった日本酒は酸化が進みやすくなるため、8ヶ月〜1年という期間に関わらず早めに飲んでしまうのがベターです。
 

製造年月で見分けると良い

日本酒の製造年月日
日本酒には賞味期限が記載されていない代わりに、酒税法によって「製造年月」の記載が義務付けられています。なお日本酒の製造年月とは、お酒を絞り加工した後、瓶詰めをした日付となります。
賞味期限記載のない日本酒について、美味しく飲める期間を正しく把握するためには、“製造年月日”を確認すると良いでしょう。製造年月日は基本的にラベルに書かれていることが多いので、まずはラベルをチェックしてみてください。
 

未開封の日本酒の賞味期限について

お酒の種類
賞味期限(製造年月日~の期間)
本醸造酒・普通酒
約1年
吟醸酒・純米酒・生貯蔵酒
約10ヶ月
生酒
約8ヶ月
スパークリング酒など
約1ヶ月

日本酒の賞味期限が製造年月日からどれくらいであるのかは、日本酒の種類によっても異なります。ここからは日本酒の種類ごとの賞味期限について解説していきます。
 

本醸造酒・普通酒の場合:約1年

本醸造酒や普通酒には「醸造アルコール」が添加されています。そのため日本酒の中でも日持ちしやすいものが多く、賞味期限は製造年月から約1年となっています。
ただしこちらは、あくまでも“正しく保管した場合”の賞味期限です。直射日光の当たる場所や高温多湿の場所に長時間置いておくと、1年よりも早く劣化してしまうこともあるので気をつけましょう。また、一度開封してしまうと1年は持たないので注意です。一升瓶などを開ける場合は、きちんと飲み切れるかどうかを考慮しタイミングを見計らって開けるようにしましょう。

<本醸造酒・普通酒の例>

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吟醸酒・純米酒・生貯蔵酒の場合:約10ヶ月

日本酒の中には、特定名称酒と呼ばれるお酒があります。精米歩合や添加アルコールの有無、製法によって「吟醸酒」「純米酒」「生貯蔵酒」などさまざまなジャンルに分けられています。
火入れ酒のうち、吟醸酒や純米酒、生貯蔵酒などに該当するお酒は約10ヶ月以内を目安に飲むことをおすすめします。なぜなら本醸造酒や普通酒よりも繊細な造りのものが多く、劣化も早く進む可能性があるためです。純米造りの吟醸酒である「純米吟醸」「純米大吟醸」などもおよそ10ヶ月の賞味期限と考えておきましょう。

<吟醸酒・純米酒・生貯蔵酒の例>

・久保田 千寿 吟醸

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・酔鯨 特別純米酒
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生酒の場合:約8ヶ月

生酒とは、火入れをしていないお酒のことです。通常日本酒造りの工程では殺菌のために火入れが行われますが、あえて火入れをしない“生”の状態のまま瓶詰めすることで、素材本来の味わいを楽しめると人気があります。
火入れ工程による違い
ただし生酒は火入れをしない分、賞味期限は火入れをしたお酒よりも短く8ヶ月程度で飲んでしまうことが理想とされています。また保管方法についても、常温OKの火入れ酒とは異なり、冷蔵保存が推奨されているものがほとんどになります。

<生酒の例>

・梵 無濾過生原酒

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・菊水しぼりたて生原酒

 

スパークリング酒などの場合:約1ヶ月

日本酒の中には、スパークリングタイプのお酒など少し特殊な造りのものがあります。スパークリング酒などは、通常の日本酒よりも非常に早く賞味期限が設定されていることがあるので注意しましょう。
例えば「獺祭スパークリング45」や「一の蔵すず音」などは、メーカーより1ヶ月以内に飲むことが推奨されています。>1ヶ月を過ぎると、炭酸抜けを起こし味が劣化する可能性もあります。

<スパークリング酒の例>

・獺祭 スパークリング45

獺祭 純米大吟醸 スパークリング 45 720ml

・一の蔵 すず音
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一ノ蔵
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開封後の日本酒はいつまでに飲むべき?

開封後の日本酒はいつまでに飲むべき?
開封後の日本酒は1年などの賞味期限に関わらず、数日〜数週間などできるだけ早めに飲むようにしましょう。なぜなら日本酒は一度開封してしまうと、空気に触れ酸化が進んでしまうためです。酸化の進んだお酒は、変色や味の変化を起こしてしまい美味しく飲めなくなる可能性が高いです。
特に加熱処理のされていない「生酒」の場合は、劣化スピードが非常に早いので注意です。一度開封した生酒の場合は、2〜3日中には飲み切ってしまうのが理想とされています。できるだけ開封した日に飲むのがベストですが、無理な場合はなるべく空気に触れないように保管しておきましょう。
 

古い日本酒は未開封でも飲めない?飲んだ場合は健康に害がある?

古い日本酒は未開封でも飲めない?飲んだ場合は健康に害がある?
未開封の日本酒は賞味期限を多少過ぎたからといっても、急に飲めなくなるわけではありません。多少味が落ちても健康には害がないケースが多いので、もし気付かずに飲んでしまっても心配はありません。
ただし明らかに変な味や臭いがする場合は、ただの劣化ではなく傷んでいる可能性があるので注意しましょう。一口飲んで明らかに異変を感じる場合は、すぐに飲むのを中止してください。
明確な賞味期限が記載されていない日本酒は、ある程度自分自身で安全かどうか見極めることも大切です。購入からしばらく期間の空いてしまった日本酒は、飲む前に一度状態をチェックしてみることをおすすめします。
 

古い日本酒・劣化した日本酒の特徴と見分け方

日本酒は古くなると見た目や味わいなどに変化が生まれます。古い日本酒や劣化状態を見極めるためには、以下のポイントに注目してみましょう。
 

1.色の変化


日本酒はもともと透明に近い色をしています。しかし時間が経つと、酸化が進み黄色・茶色っぽい色に変化することがあります。多少の色がついた程度のお酒は飲んでも体に害はありませんが、風味が落ちているケースが多いです。
日本酒の着色を少しでも防ぐためには、直射日光や高温を避け冷暗所にて保管するようにしましょう。長期間飲まない場合は付属の箱に入れておいたり、新聞紙などで包んで光を避けるようにするのがおすすめです。
なお古い日本酒の中には、着色だけでなく沈殿物のようなものが発生することもあります。これは「澱(おり)」と呼ばれるもので、もともと日本酒に含まれていたタンパク質が固まった結晶になります。こちらはもともと日本酒の主成分であるため、飲んでも全く問題はありません。
ただし澱が発生すると、独特の舌触りになったり、酸味・苦味を感じることもあります。澱の発生した日本酒が苦手だと感じる場合は、フィルターなどを使い濾過してから飲むようにしましょう。


 

2.香りの変化

日本酒には独特の美しい香りがあります。しかし劣化が進むと、香りが損なわれたり変化する場合があります。開栓後、酸っぱいような異臭を感じたら傷んでいる可能性があるので飲むのを控えるようにしましょう。
特に吟醸酒などの香りの良いお酒は、強い日光や急激な温度変化に弱いです。紫外線を浴びた日本酒は「日光臭」、高温下で保存されていた日本酒は「老香」という独特の臭いがついてしまうことがあります。
 

3.味わいや舌触りの変化

長時間経過した日本酒は、味わいや舌触りが変化します。経過時間によっては酸味が生まれたり、ざらつき、まとわりつく苦味を感じることもあるでしょう。
残念ながら一度味わいが変化してしまったお酒は、元通りの味に戻ることはありません。もし苦手な味だと感じた場合は、無理して飲まずに他の活用方法を考えてみましょう。
 

長期熟成酒・古酒とは?5年・10年経過した日本酒はどうなる?

長期熟成酒・古酒とは?5年・10年経過した日本酒はどうなる?
通常日本酒は1年以内に飲むのがベストとされています。しかし中には、「長期熟成酒」や「古酒」と呼ばれる古いお酒が存在します。これらは製造から長期間にわたって保存されていたお酒のことで、“満3年以上蔵元で熟成されたお酒”と定義付けされています。中には5年もの、10年ものなどのお酒もあります。
長期熟成酒や古酒には、新酒にはない独特のコクが生まれます。古酒の持つ熟成感はファンも多く、希少価値の高さから通常のお酒よりも高級品として扱われることもあります。このような長期熟成酒・古酒は、何年も前に造られたものであっても美味しく飲めるのが大きなポイントです。

<高額買取となる古酒の例>

・十四代 秘蔵酒 古酒

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ただし長期熟成酒や古酒は、もともと長期熟成を前提に造られたものであり、貯蔵などの工程も酒造の特殊な環境下にて行われています。したがって、市販の日本酒を自宅で長期保管したからといって古酒のようにはならないので気をつけましょう。
 

日本酒の正しい保存方法・温度について

日本酒の正しい保存方法・温度について
未開封の日本酒の劣化をなるべく抑えるためには、保存方法や温度管理に注意しておきましょう。日本酒を保存する際は、以下のポイントに注目してみてください。
 

1.火入れ酒は15℃ほどの冷暗所で保管

通常の工程で製造された“火入れ酒”は、15℃ほどの冷暗所にて保存しておきましょう。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、直射日光を浴びる場所や暖房の効いた部屋などはNGです。また無理な刺激を与えず、静かに置いておくようにしましょう。
 

2.生酒は5℃以下(冷蔵庫など)にて保管

火入れされていない生酒は、常温ではなく冷蔵保存が推奨されています。5℃以下の涼しい場所に保存しておくようにしましょう。
なおお酒のラベルを見ると、推奨の保存方法について書かれていることが多いです。常温保存すべきか冷やすべきか迷った場合は、一度ラベルを確認してみると良いでしょう。
 

賞味期限の近づいた日本酒の活用方法は?

1.なるべく早く飲む

日本酒は冷凍保存などはできないため、賞味期限が近づいた場合は消費するほかありません。できるだけ早く飲み切り、無駄にしないように心がけましょう。
 

2.料理酒にする


もしお酒として飲みきれない場合や、風味が劣化して飲みにくくなってしまった場合は料理酒にしてしまいましょう。煮物や炒め物など、様々なシーンで日本酒を活躍させることができます。
 

3.ご飯を炊くのに活用


おかずの調理以外にも、お米を炊く時に日本酒を使うという方法もあります。米3合に対し大さじ1〜2杯程度の日本酒を加えて炊くと、ツヤのあるふっくらしたご飯が炊きあがります。
 

4.日本酒風呂・化粧水で美容に活用


大量の日本酒が余って料理に使いきれない場合などは、美容に活用するのも一つの手段です。お風呂に入れて入浴剤代わりに楽しんだり、精製水と混ぜて手作り化粧水を作るという方法があります。
 

5.買取査定に出す

製造年月から半年以内の日本酒であれば、買取査定で値段がつくことが多いです。もし飲まない未開封の日本酒があるなら、無駄にしてしまう前に思い切って売ってしまうのもありです。お酒買取店リンクサスでも日本酒の査定や買取に対応しているので、ぜひ一度相談してみてください。
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まとめ

日本酒には明確な賞味期限は記載されていません。しかし、美味しく飲める期間があり、過ぎてしまうと味わいや風味が劣化してしまうこともあります。
日本酒を美味しく楽しむためには、正しく保管し、適切なタイミングで早めに飲むようにしましょう。古くなってしまった日本酒は無理して飲まずに、別の活用方法も考えてみましょう。

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