ウイスキーの原材料は大麦以外も有!種類国別ビールとの違いとは

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ウイスキーの原材料は大麦以外も有!種類国別ビールとの違いとは

PR: 2022/12/06
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ウイスキーの原材料は大麦以外も有!種類国別ビールとの違いとは
ウイスキーは非常に奥が深い飲み物です。なぜならウイスキーは世界中で作られており、土地や蒸留所によって使われる原料も異なってくるからです。さまざまな穀物が原料となっているウイスキーは、銘柄ごとに味や香りに大きな差があるのがポイントです。

そこで今回はウイスキーの製造に使われる「原料」に注目してみました。ウイスキーについてより詳しく知りたいという方は、ぜひ目を通してみてください。
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ウイスキーの原材料は?大麦などの穀物がメイン

ウイスキーは穀物がベース!ブランデーとの違いは?

ウイスキーは穀物がベース!ブランデーとの違いは?
ウイスキーは全世界で作られている有名なアルコール飲料の一つです。大麦麦芽などの穀物を原料にして作られる蒸留酒であり、蒸留後に樽熟成されるのが基本となっています。
なお細かな原料や製法、そして熟成のルールは、ウイスキーの生産国や種類ごとにルールが異なります。しかし穀物を原料にして糖化・アルコール発酵させるという基本の作り方や、樽での熟成がなされていることはどの国でも変わりありません。

なお有名な蒸留酒にはウイスキーのほかブランデーもありますが、ウイスキーが穀物から作られるのに対し、ブランデーは白ぶどうなど果実から作られるという明確な違いがあります。香りが特徴的なブランデーに対し、ウイスキーは穀物の味そのものを堪能できる飲み物だと言われています。
 

麦から作られるビールとは何が違うの?


麦から作られるビールとは何が違うの?
麦芽を原材料にして作られるお酒といえば、ビールが有名です。ビールも麦芽をアルコール発酵させるという段階までは同じですが、ウイスキーとは大きく異なる飲み物です。
ウイスキーとビールの決定的な違いは“蒸留”にあります。ビールは麦芽を醸しただけの醸造酒ですが、ウイスキーはそこから蒸留という工程が加わるのが最大の特徴となっています。ウイスキーは蒸留が加わるためアルコール濃度が高くなり、いわゆる“強いお酒”になります。


一般的に市販されているビールのアルコール度数が約5%であるのに対し、ウイスキーのアルコール度数は約40%前後になっています。濃度の高いお酒であるため、水割りにしたり、炭酸割り(ハイボール)にしたりとさまざまな飲み方ができるのもウイスキーの特徴です。

 

原料によるウイスキーの違いについて

ウイスキーの原料には、大麦麦芽以外にもさまざまな穀物が採用されています。選ばれる原料が異なると、ウイスキーの味わいにも変化が生まれます
ここからはウイスキーの原料による違いや特徴を、それぞれ紹介していきます。
 

<モルトウイスキー>

大麦麦芽
ウイスキーの王道にもなっているのが、大麦麦芽(モルト)を使って作られるモルトウイスキーです。大麦を発芽させて大量のデンプン分解酵素を作り出し、それを活用してアルコール発酵を進めていくという製法が大まかなモルトウイスキーの作り方になります。
モルトウイスキーは数あるウイスキーの中でも深く強めな香りと味わいで、高級品と呼ばれるような銘柄が多いです。特に単一の蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーは、世界的にも高い価値が認められています。
なお同じ“モルトウイスキー”という名称でも、国や生産地によって定義が変わるので注意です。スコットランドや日本で作られるモルトウイスキーは必ずモルト100%が原料ですが、アメリカの場合はモルト51%以上でもモルトウイスキーを名乗ることができます
 

<コーンウイスキー>

コーンウイスキー
コーンウイスキーは、名前の通りコーン=とうもろこしを原料に作られるウイスキーのことです。なおとうもろこしを含むウイスキーはいくつか種類がありますが、コーンウイスキーを名乗るためには原料の80%以上がとうもろこしである必要があるとアメリカのルールで定められています。
コーンウイスキーは熟成までの過程が重視されるモルトウイスキーとは違い、あまり熟成を加えられずにそのまま瓶詰めされるのが特徴です。そのためモルトウイスキーに比べダイレクトなアルコール感が強いですが、それでいて原料の甘さを感じられるというのがポイントです。
 

<ライウイスキー>

ライウイスキー
ライウイスキーはライ麦を原料として作られるウイスキーのことです。コーンウイスキーと同様、アメリカでよく作られているウイスキーの一種です。またカナダのウイスキーも、ライ麦を主体としたものが多いです。
なおライ麦は原料のうち51%以上であればライウイスキーを名乗れますが、中にはライ麦だけを100%使って作られるような銘柄も存在します
ライウイスキーはモルトに比べシャープな口当たりとなっていて、時にはほろ苦、辛口と言われることもあります。オイリーな印象が強く、ストレートで飲むほかカクテルベースとして選ばれることも多いです。
 

<ウィートウイスキー>

ウィートウイスキー
ウィートウイスキーは小麦を原料としたウイスキーです。ホイートウイスキーと呼ばれることもあります。ウィートウイスキーの原料となる小麦は、全体の51%以上と定められています。
ウィートウイスキーは小麦ならではのマイルドな味わいと、ほのかな甘味が特徴です。こちらもアメリカがメインの産地ですが、コーンウイスキーやライウイスキーに比べて生産量は少なく希少性が高いです。
 

米やそばなど珍しい原料が使われたウイスキーもある

<ライスウイスキー>

ライスウイスキー
ライスウイスキーはライス=お米を原料とした、一風変わったウイスキーです。メジャーな存在ではありませんが、日本でわずかに作られるウイスキーです。
ライスウイスキーの中にはお米100%ではなく、お米をベースにしつつ、中にはモルトが混ぜられているものも存在しています。そんなライスウイスキーはお米由来の透き通るような色味や、雑味の少ないスマートな味わいが特徴となっています。
 

<キヌアウイスキー>

キアヌは南米アンデス山脈の近くで数千年前から栽培されているという疑似穀物です。近年では国連にも“スーパーフード”と認められるほど、高い栄養価を持つことで知られています。そしてNASAからも、宇宙食として選ばれているような存在です。
キヌアウイスキーはそんなキヌアをベースに作られています。近代的なウイスキーであり、ライトでフルーティーな味わいと軽快な飲みやすさを持ち合わせています。

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<そばウイスキー>


そばウイスキーは、その名の通りそばを使って作られるウイスキーのことです。こちらも珍しい種類のウイスキーで、フランスのブルターニュ地方やアメリカのシカゴにある蒸留所で作られています。
そばのほのかな香ばしさが感じられるのが特徴で、モルトやコーンなどを原料に作られるウイスキーとは異なる個性があります。
 

バーボンやスコッチなど国別・産地別ウイスキーの違い

バーボンやスコッチなど国別・産地別ウイスキーの違い
ここからはウイスキーの原料や特徴の違いを、国別・産地別に解説していきます。「世界5大ウイスキー」にフォーカスを当てて解説していくので、ぜひウイスキー選びの参考にしてみてください。
 

スコッチにはモルトのほかブレンデッドもある

スコットランド
スコッチウイスキーはスコットランドで作られるウイスキーのことです。世界のウイスキーの中でももっとも有名で、市場では大きなシェア率を誇ります。
スコッチといえば大麦麦芽(モルト)を原料にしたウイスキーが代名詞ですが、モルトウイスキーのほか「ブレンデッドウイスキー」も作られています。スコッチのブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーにグレーンウイスキーを混ぜたものと定義されています。

ちなみにグレーンウイスキーはとうもろこしなどの穀物をベースとして作られていて、モルトウイスキーに比べ穏やかで個性が少なめです。そんなグレーンウイスキーが混ぜられたブレンデッドスコッチウイスキーは、モルトウイスキーに比べ個性が強すぎず、非常に飲みやすいのが特徴となっています。

<スコッチウイスキーの代表銘柄>


 

アイリッシュウイスキーは大麦ベース

アイルランド
アイリッシュウイスキーはアイルランドで製造されるウイスキーです。現在はスコッチに比べると銘柄や流通量が少ないものの、実はスコッチに匹敵する長い伝統や歴史を誇るウイスキーとなっています。
アイリッシュウイスキーの原料は大麦がベースとなっています。そこにライ麦や小麦、そしてモルトなどが加えられて製造されています。ピート由来のスモーキーさが印象的なスコッチに比べて、雑味が少なく穏やかな印象の味をしています。

<アイリッシュウイスキーの代表銘柄>

  • ・ブッシュミルズ
  • ・タラモアデュー
  • ・ジェムソンスタンダード など


 

アメリカのバーボンはとうもろこし主体で甘め

アメリカンウイスキー
スコッチ・アイリッシュに次ぐ高い知名度を誇るのが、アメリカ産のアメリカンウイスキーです。アメリカではコーンウイスキーやライウイスキーなどさまざまな種類のウイスキーが作られていますが、特に有名なのはケンタッキー州で作られるバーボンです。
バーボンはとうもろこしが主な原料となっていて、濃厚な甘味があります。ガツンとインパクトのあるウイスキーがお好きな方におすすめできます。

<アメリカンウイスキーの代表銘柄>


 

カナディアンウイスキーはライ麦ベース

カナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーの主な原料はライ麦です。ただしライ麦だけでなく、とうもろこしなどが混ぜられていてマイルドな味に抑えられているものが多い印象です。
そんなカナディアンウイスキーは5大ウイスキーの中ではもっともライトな酒質で、ウイスキー初心者の方でもトライしやすいです。

<カナディアンウイスキーの代表銘柄>


 

ジャパニーズウイスキーはスコッチと基本が同じ

日本
ジャパニーズウイスキーはスコットランドを手本に作られています。そのため大麦麦芽が原料となったモルトウイスキーや、モルトにグレーンを組み合わせたブレンデッドウイスキーなどが主流となっています。スコッチよりも日本人の口に合うように作られているのが特徴で、オリエンタルな香りのウイスキーなどがあります。
同じモルトが原料のウイスキーでも、水や熟成樽の違いを堪能できるのがウイスキーの面白いところです。ぜひ飲み比べて、お気に入りの1本を探してみてください。

<ジャパニーズウイスキーの代表銘柄>


 

原料の魅力や違いを楽しめるおすすめウイスキー5選

モルトを楽しみたい方におすすめ:グレンファークラス105

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  • ・ウイスキーの種類:シングルモルトウイスキー
  • ・生産国:スコットランド
  • ・アルコール度数:60%

グレンファークラスは、モルトを原料に作られるスコッチの一つです。105のボトルは、一般的なウイスキーとは違い加水をしないカスクストレングスでボトリングをしているので、アルコール度数が60%と高めになっています。
素材そのままの味をダイレクトに味わえるのが魅力で、濃い味ながら滑らかなニュアンスもあります。モルトの濃厚さを堪能したい方におすすめの1本です。


 

コーンウイスキーの代表銘柄といえば:プラットヴァレー

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  • ・ウイスキーの種類:コーンウイスキー
  • ・生産国:アメリカ
  • ・アルコール度数:40%

プラットヴァレーはアメリカで製造されているコーンウイスキーの代表銘柄です。
アメリカといえばバーボンが主流ですが、プラットヴァレーはバーボンとは違い、バーボンよりもコーンの比率が高くなっています。また熟成に使われる樽もバーボンとは異なり、“内側を焦がしていない樽”が使われているのが特徴です。
コーン由来の独特な甘味、そして軽快な飲み口を感じやすい1本です。ソーダで割ったり、氷を入れてロックにしたりと風味を楽しめる飲み方がおすすめです。
 

小麦を原料とする:バーンハイム オリジナル ウィートウイスキー

  • ・ウイスキーの種類:ウィートウイスキー
  • ・生産国:アメリカ
  • ・アルコール度数:45%

バーンハイム オリジナル ウィートウイスキーは、ケンタッキー州で作られる小麦を原料としたウイスキーです。コーン主体のバーボンよりもスムーズな印象の1本で、軽いスパイスのようなニュアンスや酸味も感じられます。
強めのバーボンに疲れた時、癒されたい時にぴったりな1本です。ケンタッキー州でウィートウイスキー認定を受けた第一号の銘柄でもあるので、ウィートウイスキーを飲んでみたいという方にピッタリです。
 

オランダ産のレア銘柄:ズイダム ミルストーン 100ライウイスキー

  • ・ウイスキーの種類:ライウイスキー
  • ・生産国:オランダ
  • ・アルコール度数:50%

ズイダム蒸留所はオランダ国内、ベルギーとの国境近くにある蒸留所のことです。ここではシングルモルトウイスキーのほか、珍しいライウイスキーも製造されています。
ズイダム ミルストーン100ライウイスキーは100%ライ麦から作られているのが特徴で、ライ麦由来の仄かなスパイシー、ピリッとしたニュアンスを感じることができます。スパイス感に蜂蜜のようなニュアンスも混ざっており、非常に個性が豊かな味です。
 

グレーンらしい軽快さはハイボールにピッタリ:サントリー 知多

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  • ・ウイスキーの種類:グレーンウイスキー
  • ・生産国:日本
  • ・アルコール度数:43%

サントリー知多は、日本のサントリーが保有する知多蒸留所で作られるシングルグレーンウイスキーです。とうもろこしを主原料にしたウイスキーで、サイレントスピリットと言われるほど穏やかな性質であるのが特徴です。
知多蒸留所は全世界でも珍しい“グレーンウイスキーの作り分け”を行なっているのが特徴で、軽快で滑らかな中にも味の奥行きを感じることができます。特にハイボール向けのウイスキーとして人気を集めています。


 

まとめ

今回はウイスキーの主な原料と、その特徴をお伝えしました。また原料の味を楽しめるような、ちょっと珍しいウイスキー銘柄についても紹介しました。
ここまで読んでいただくとわかるように、同じ「ウイスキー」の中にも原料の違いでさまざまなタイプのものが存在します。いろいろと飲み比べて違いを楽しめるのも、ウイスキーの面白さと言えるでしょう。ウイスキーの奥深さを理解したいという方は、ぜひ原料にも注目しながら銘柄を選んでみてください。

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