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ブランデーは長期保存可能なお酒として有名です。しかしいざ開けてみようとすると、「このブランデーは本当に大丈夫なの?」「ブランデーの賞味期限っていつまで?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、今更聞けないブランデーの賞味期限について解説していきたいと思います。ブランデーの定義や、長期熟成におすすめの銘柄についても述べていくのでぜひ参考にしてみてください。
目次
結論から述べると、ブランデーには賞味期限はありません。未開封であれば、何年、何十年と保存することが可能です。実際にラベルを見ても、ブランデーには賞味期限が記載されていないのがわかるかと思います。
ブランデーに賞味期限が設定されていない大きな理由は、アルコールが豊富に含まれているからです。ブランデーにはなんと40〜50%ほどのアルコールが含まれています。
ブランデーに含まれるアルコールには殺菌作用があるため、菌が増殖しにくく、腐ることがないと言われています。実際に食品衛生法でも、アルコール類は賞味期限を省略していいことになっています。
同じアルコール類でも、お酒の種類によって美味しく飲める期間やどれだけ長持ちするかは変わってきます。そのためブランデーの賞味期限について把握するためには、ブランデーがそもそもどういうお酒であるのかを理解しておくことが大切です。
ブランデーとは、果実酒から作られる蒸留酒のことを指します。多くのブランデーはブドウをベースに作られていますが、中にはリンゴや洋梨などの果物を原料とするものもあります。なお果実酒というとワインを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ワインはあくまでも果実を発酵させた“醸造酒”であり、ブランデーはそこから蒸留という行程を加えた“蒸留酒”であるのが大きな違いです。
蒸留という工程を経ているブランデーは、アルコール分が凝縮されており、さらに瓶内での発酵も進まないようになっています。そのため数あるお酒の中でも、品質が変化しにくく長期保存が可能であるのが大きなポイントです。賞味期限のあるビールや飲み頃のあるワインに比べて、ブランデーはたとえ古いものでも保存がきちんとしていればいつまでも美味しく飲めるのがポイントです。
ブランデーを知るにあたり、把握しておきたいのが「世界3大ブランデー」の存在です。世界3大ブランデーとは、「コニャック」「アルマニャック」「カルヴァドス」のことを指します。
これら3種類のブランデーには、法律によって明確な定義が決められています。一定のルールを守って造られたブランデーしか、コニャック・アルマニャック・カルヴァドスの名を名乗れません。そのため世界3大ブランデーに該当する銘柄のブランデーは、特に品質が高く長期保存に向いていると言えます。
コニャックとは、フランスの南西部コニャック地方で作られるグレープブランデーのことです。ただしコニャック地方で生産されるものが全てコニャックと呼ばれるわけではありません。コニャックはフランスの原産地統制呼称(AOC)によって原材料、土壌、製法などが細かく定められています。
コニャックの原料であるブドウには、“ユニブラン”という品種が主に使われています。ユニブランから造られた白ワインを単式蒸留器(ポットスチル)で2回蒸留し、その後木樽にて一定期間熟成したものがコニャックとなります。
コニャックは世界にあるブランデーの中でも、特に知名度が高いです。「レミーマルタン」や「ヘネシー」「カミュ」など、現在流通している高級ブランデーのほとんどがコニャックに該当しています。
カルヴァドスはフランスのノルマンディー地方にて造られるブランデーです。コニャックやアルマニャックとは違い、りんごを原料としているのが大きな特徴です。
なお、原料こそ違うものの、カルヴァドスもコニャックやアルマニャックのように丁寧に蒸留が行われています。そのためアルコールがしっかりと凝縮されていて、長期保存が可能なブランデーとなります。
先ほど述べた通り、ブランデー未開封であれば長期保存が可能です。古いブランデーには、若い・新しいブランデーにはない特別な価値があります。
特に現在では手に入りにくい期間限定品、ボトルデザインが変わってしまい現行発売されていない旧ボトルなどはコレクターからの需要があります。もしかしたら「自宅に眠っていたブランデーに高い価値がついていた」ということもあるかもしれません。
しかし、あくまでも状態が良い場合に限ります。ブランデーは腐ることこそないものの、保存状態が悪ければ味が劣化することもあるので注意しましょう。
ブランデーに賞味期限がない=半永久に保存しておけるのは、あくまでも未開封の場合の話です。開封後のブランデーは、空気に触れることで酸化し劣化が進んでしまうので気をつけておきましょう。ブランデーの種類にもよりますが、開封したブランデーは半年〜1年以内には飲み切ってしまうのが理想です。
なお開封したブランデーも、いきなり腐ってしまうということはありません。ただし時間が経過するにつれ、アルコールや香りが抜けていってしまいます。時間経過したブランデーを飲んでみて「美味しくないな」と感じることがあれば、無理に飲むのはやめて別の用途を考えてみましょう。
そのまま飲むのに適さないブランデーは、ジュースに混ぜてカクテルにしたり、お菓子の原料に使うのがおすすめです。
これはブランデーだけではなくお酒全般に言えることですが、お酒は直射日光に弱いです。光を浴びると未開封であってもダメージを受けてしまうので気をつけましょう。なお日光のほか、部屋の蛍光灯なども注意が必要です。キッチン下の収納など、なるべく灯りの当たらない場所に置いておきましょう。
ブランデーは常温保存ができます。ただしあまりに高温すぎると劣化の原因となるので注意してください。理想的な温度は15〜20度前後です。
ちなみに冷蔵庫や冷凍庫での保存は冷え過ぎてしまうのでNGです。冷やしすぎると風味が損なわれたり、アルコールの刺激が強くなってしまう原因になります。
開封後のブランデーも、冷暗所で常温保存するという点は変わりありません。開封したお酒はうっかり冷蔵庫に入れたくなりますが、おすすめしないので覚えておきましょう。
開封後のブランデーは横置きではなく縦置きで保存しておく方がおすすめです。
ワインの場合はコルクの乾燥を防ぐため、あえて横置きで保存されることがあります。しかしブランデーの場合は、アルコール度がワインより高いため、コルクと接触させるとニオイ移りの原因となります。またブランデーのコルクはワインコルクよりも短いものが多く、横置きにすると蓋がとれることがあります。
ブランデーが美味しく感じる一つの要因として、“ブランデーならではの素晴らしい香り”が挙げられます。しかしニオイの強いものの近くに置いていると、せっかくのブランデーの美しい香りが失われてしまうことがあります。
ここからは、長期保存におすすめのブランデーの銘柄を5つご紹介します。長期保存できるブランデーはギフトにも人気なので、ぜひ参考にしてみてください。
ブランデーはワインや日本酒などに比べ、自宅保管がしやすいことも魅力です。半永久的に日持ちすると言われるブランデーは、古いものでも傷んでいないケースが多いです。
そのため自宅に眠っていたブランデーを買取査定に出すと、思わぬ高額がつくことがあります。もし飲まない未開封ブランデーを余らせてしまっているなら、思い切って一度ブランデーの買取査定に出してみましょう。
お酒買取専門店のリンクサスでは、古いブランデーの買取査定を行っています。ブランデーに詳しい専門知識を持ったスタッフが丁寧に査定をするので、ぜひ安心して査定をお任せください。「売るかどうかは値段を聞いてから決めたい」「まずは価値が知りたい」という方からのお問い合わせもお待ちしております。
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今回はブランデーの賞味期限について解説いたしました。ブランデーには賞味期限がなく、保存状態さえ良ければいつまでも長く楽しめるお酒であるということが理解していただけたのではないでしょうか。
もし未開封のブランデーがあれば、古くても買取市場で売れる可能性が高いです。ぜひ有効活用の方法を考えながら、買取査定の利用も検討してみてください。
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