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ジャパニーズウイスキーを取り巻く環境はここ10年ほどで大きく変化しました。日本産のウイスキーは希少性が一気に高まり、人気ボトルはいずれもプレミアアイテムとして扱われているのが現状です。
特に「竹鶴12年」は、非常にレア度が高いプレミアムウイスキーとして有名です。今回はそんな竹鶴12年について、味わいや評価、そして価格動向などを解説していきます。
目次
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竹鶴12年ピュアモルトは、ニッカウヰスキーが製造しアサヒビールが販売をしていたジャパニーズウイスキーのうちの1つです。2000年にリリースされたボトルで、竹鶴シリーズの第一弾でもあります。
元々ニッカウヰスキーは2000年代以前、ブラックニッカなどの家庭向けウイスキーを多数リリースしていました。そして家庭向けのウイスキーが市場にて、ある程度の評価を獲得できたため、リッチな位置付けの業務用ウイスキーとして新たに手掛けられたのが竹鶴ブランドであったと言います。
そんな竹鶴12年は、複数のモルト原酒を組み合わせたピュアモルトウイスキー(ヴァデットモルトウイスキー)です。しかしあくまでも個性のキツいモルトではなく、「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキーを」というコンセプトのもと作られているのが特徴で、非常にまろやかで飲みやすい仕上がりとなっています。
そして竹鶴12年は、発売当初モルトウイスキーでありながらも価格が660ml2,450円という安さであったことも話題です。「高級感を味わえるのに飲みやすい」「手に届きやすい価格帯である」という点がポイントとなり、リリースから瞬く間に日本を代表する人気ウイスキーにまで上り詰めていったという歴史があります。
なお今では、竹鶴12年は非常に手に入りにくいプレミア価格のウイスキーという位置付けに変わっています。リリース当時のように気軽に楽しめるウイスキーでは無くなっていて、その分コレクターやウイスキーファンがこぞって注目するようなレアボトルとなっています。中にはウイスキー投資や転売の目的で竹鶴12年を集めている人もいるほどです。
竹鶴12年は2011年にラベルデザインとボトルデザインが変更されています。
今まで飲んだウイスキーをおいしかった順に並べた
↑まずい
ダルマ
凜
ニッカブラック
カナディアンクラブ
ジムビーム
バランタイン(12年含)
ホワイトホース(12年含)
IWハーパー
ジャックダニエル(ここから美味いと感じる)
シーバスリーガル
ワイルドターキー
知多
竹鶴
↓うまい— マジレス赤字 (@red_majires) January 21, 2021
竹鶴12年。昔飲んだのは多分10年以上前?当時の記憶は無いけれど、改めて飲んでみると香りがスゴい。なおかつ飲みやすいのに味もしっかり。旨い。ざっくりした感想ですが、美味しかったです。 pic.twitter.com/SPtAfsPyvk
— sakaki (@ebetunototoro) April 29, 2021
そういや今度NHKでニッカの創業者の人のドラマをやるってことで近所の酒屋が便乗して
「この機会に!」と竹鶴ピュアモルトを推してたけど、
いいから竹鶴12年を再販しろと。
あの値段であの味はコスパ高すぎてヤバかったんだが…。— アオイカズト(blue_beat) (@aoioto) September 5, 2014
今ではなかなかお目にかかれない竹鶴12年、一体どのような評価がなされているのかをTwitter口コミで調べてみました。竹鶴12年はまずいという感想が全くと言っていいほど存在せず、「美味しい」と評価している人が大半でした。中には今まで飲んだウイスキーの中でも一番美味しいと評価する方もいるほどで、とにかく飲みやすい点が人気の理由となっています。後続でノンエイジ(年数表記なし)の竹鶴ピュアモルトもリリースされていますが、比較しても竹鶴12年の方が美味しいと感じている方が多い印象です。
一昔前は竹鶴12年が安いうまいで入門にピッタリと言われていたが今はどうなんじゃろか。まずは安いのから好みを探って目指せ響17年。一度は舐めたい響30 年
— ワダ(仮) (@wadipp) March 3, 2020
ウィスキー初心者には、ぜひとも竹鶴の12年をおすすめしたい。安いし、本格ウィスキーのいい入門になる
— JOB戦略しましょうか (@JacksOrBetter) December 23, 2010
竹鶴12年は美味しいと言われるウイスキーの中でも、クセがなく万人受けしやすいです。アルコール度数は40%とウイスキーなので高めですが、まろやかであるためアルコール感・刺激をほとんど感じず非常に飲みやすいです。しかも過去には価格も良心的であったため、「モルトウイスキーの入門編におすすめ」と言われることが多かったです。
ただし竹鶴12年は1本で完成されたウイスキーという印象が強く、飲みやすいが肉料理には合わせづらいという声もあります。どちらかというと食中酒というよりは、食後のデザートタイムなど優雅に過ごしたいシーン向けのウイスキーと言えるでしょう。
竹鶴12年20000円は高い….
— こまちゃん (@madamada2nensei) May 3, 2021
かつてはコスパ良しのウイスキーとして評価されていた竹鶴12年ですが、現在はプレミア化してしまっているため価格も高騰している状況です。口コミ評価をみても、「高すぎる」「高騰しすぎて買えない」という投稿が多数あるのがわかります。
味に不満を抱く方はほとんどいない竹鶴12年ですが、価格面や入手難易度の面からはネガティブな意見も多いようです。竹鶴12年が気になるという方は、こうした価格事情にも注意しておくようにしましょう。
ウイスキーファンの中で人気の高い竹鶴12年は、プロから見ても評価の高いボトルです。実際に世界的な品評会であるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)では合計7回もの受賞歴があります。2008年にはISC金賞受賞経験もあり、竹鶴12年が世界的に認められている1本であることがわかります。
2000年のリリースから2011年のボトル変更と歴史を経て長く愛されてきた竹鶴12年ですが、残念ながら既に販売は終了しています。終売となったのは2014年のことで、そこからは再販など一切なされていません。つまりいま竹鶴12年を手に入れたいなら、2014年以前にリリースされていた希少な在庫を狙うしか方法がないのです。終売から約8年も経過しているため、竹鶴12年は12年ものと浅めの熟成でありながら激レアウイスキーの位置付けになってしまっているのです。
終売の理由はウイスキー原酒不足だと発表されています。2014年ごろはちょうど世界的にジャパニーズウイスキーのブームが起こった頃であり、ウイスキーの需要と供給のバランスが崩れたタイミングです。またこの頃はNHKドラマ「マッサン」が放映され、ドラマ内で取り上げられたことから竹鶴ブランドがお茶の間にも知れ渡るようになった時期でもあります。
製造に時間のかかる熟成ウイスキーは、需要が増えたからといって簡単に供給量を増やせるわけではありません。しかも竹鶴12年に使われている余市モルトや宮城峡モルトは、シングルモルトとしての価値も高めであり原酒そのものが希少です。このような背景から、竹鶴12年は終売という一途を辿ることを避けられなかったのです。現在もウイスキーブームは継続中であるため、今後も竹鶴12年の希少価値は上がっていくと予想されています。
竹鶴12年ピュアモルトAmazonの価格推移 | |
---|---|
2013年 | 約2,000円 |
2014年 | 約4,100円 |
2015年 | 約13,000円 |
2016年 | 約15,000円 |
2017年 | 約17,000円 |
2018年 | 約25,000円 |
2019年 | 約24,000円 |
2020年 | 約30,000円 |
2021年 | 約49,500円 |
2022年10月現在 | 49,600円(税込) |
竹鶴12年は終売から約8年が経過しているため、ただ値段が高いだけでなく、そもそもボトルの入手難易度が非常に高いです。一般的な酒屋には当然ラインナップされておらず、会員向けの抽選などに並ぶこともほとんどありません。購入を狙うのであれば、Amazonや楽天市場などの通販が候補になるでしょう。
ただしこれらのネット通販は、前述した通り価格が高騰している状況なので気をつけましょう。もし竹鶴12年をAmazon価格よりも安く売っているお店があれば、非常にラッキーなのでぜひ狙ってみてください。
高騰化が進む竹鶴12年は、お酒買取市場でも人気のアイテムです。未開封ボトルであれば高い査定額が期待できるので、もし今後も飲む予定がないのであればお酒買取専門店の利用を検討してみましょう。
なお買取に出す場合は、リサイクルショップのようなお店ではなくお酒に詳しい買取専門店を選ぶようにしましょう。なぜならお酒に詳しいプロの査定員がいるショップの方が、定価ではなく現在の相場に見合った高額買取ができるからです。
お酒買取専門店リンクサスでは現在ウイスキー買取を強化しており、竹鶴12年ピュアモルトにも高い査定額をお付けしています。店頭買取・宅配買取・出張買取の3種類から好きな方法をお選びいただけるのでぜひご利用ください。リンクサスのウイスキー買取はどの方法を選んでもお客様負担0円とお得です。査定料はもちろん送料や手数料なども発生しないので安心してお任せください。
竹鶴12年は基本的に高額買取になりやすいアイテムですが、見た目のコンディションを整えておくとさらに査定額がUPします。特にコレクションで長期保管していた場合は、汚れや埃を取り除いてから査定に出すように心がけましょう。また付属の箱がある場合は必ず合わせて査定に出しましょう。
売りたいウイスキーやお酒が複数ある場合は、1本ずつではなくまとめ売りの方が査定額がUPしやすいです。なぜならまとめ売りすることで買取にかかる経費削減となり、その分が買取価格として還元できるからです。
ヤフオクのようなオークションサイトやメルカリのようなサイトでも、竹鶴12年の取引自体は可能です。ただしアルコール類の取引には細かなルールがあるので必ず従うようにしましょう。
またヤフオクやメルカリに竹鶴12年を出品する場合はトラブルに注意です。お酒に詳しくないと竹鶴12年を相場よりも安い値段で売ってしまったり、状態の良し悪しで買い手からクレームを受けたりすることがあります。そしてこれらのサイトでは、出品しても取引が実際に発生するまで現金が受け取れないことにも注意です。スムーズかつ安全にお酒を売りたい方は、やはりお酒買取専門店を利用する方がおすすめです。
またヤフオクやメルカリに出品されている竹鶴12年を購入する場合も、安全面に配慮した上で慎重に取引しましょう。「質の悪い品でないか」「模造品ではないか」といった点がしっかり確認できてから購入するように心がけてみてください。
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竹鶴12年はコスパ良し・味良しのウイスキーとして人気を集めていましたが、残念ながら2014年に終売となり今では希少な銘柄に変わってしまっています。
まろやかでクセがなく飲みやすい竹鶴12年は、現在でも市場人気の高い銘柄です。ボトルを所有している方は非常にラッキーなので覚えておきましょう。竹鶴12年は現在の市場で高額買取の対象となるアイテムなので、ボトルをお持ちであればぜひお酒買取の利用なども検討してみてください。
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