
ワインを売りたいと思ったら、最初にやるのは店を探すことではありません。棚から出さずに、液面とコルクとラベルを写真に撮ることです。この3か所が写っていれば、売れるかどうかの見当は先に付きます。
この記事は、売ると決めてから入金までの手順書です。順番、自分で確かめる箇所、写真の撮り方、運ぶ前の扱い、そして当日に必要なもの。窓口の選び方そのものではなく、どう進めるかだけを順に並べました。

手順そのものは短いものです。順番を入れ替えると、そのぶん手戻りが増えます。上から順に進めてください。
| 順番 | やること | ここで決まること |
|---|---|---|
| 1|動かさない | 棚から出さず、寝かせたままの状態を保つ | 状態が落ちない。振動と温度変化を避けられる |
| 2|確かめる | 液面、コルクとキャップ、ラベルの3か所を見る | 値がつく側かどうかの見当がつく |
| 3|撮る | 全体、ラベル正面、キャップ、液面の4枚を撮る | 写真だけで概算の回答が受け取れる |
| 4|揃える | 木箱、購入時の書類、本人確認書類を集める | 来歴の材料が揃い、当日の手続きが止まらない |
| 5|決める | 店頭・出張・宅配のどれで進めるかを選ぶ | 運ぶ回数が決まる。本数が多いなら出張が向く |
飛ばしがちなのは1つ目です。売ると決めた瞬間に棚から出して立てて並べ、そのまま置きっぱなしにしてしまう。コルク栓のワインは、立てたままだとコルクが乾いて縮み、隙間から中身が抜けやすくなります。写真を撮り終えたら、また寝かせて戻してください。数日で急に変わるものではありませんが、査定までの日数が読めないうちは元の置き方に戻しておくのが確実です。窓口そのものを比べたい方は、ワイン買取のおすすめ窓口5タイプで先に候補を絞れます。

手を加えたくなる気持ちは分かります。ただ、ワインは触るほど不利になるジャンルです。よくある3つを挙げます。
3つに共通するのは、良かれと思った行動が状態を動かしてしまうことです。売ると決めてからの数日が、いちばん事故が起きやすい期間になります。処分するか売るかで迷っている段階なら、いらないお酒はどうするで判断の基準を先に整理してください。
ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパンなど銘柄別に対応
棚から出す前に、そのワインの価値はLINEの写真査定で分かります
同じ銘柄でも、状態・付属品・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。寝かせたまま、ラベルを撮って送るだけで大丈夫です

開けなくても、外から分かることがあります。見るのは液面、コルクとキャップ、ラベルの3か所だけです。
瓶を光にかざして、中身がどこまで入っているかを見ます。首の上部にあるか、肩まで下がっているか。ここが最初に見られる箇所で、下がっているほど中身が抜けたと判断されます。古いボトルほど下がりやすく、それ自体は珍しいことではありません。程度の問題として扱われます。
キャップシールが破れていないか、コルクが押し上げられて盛り上がっていないか。コルクが動いている場合、温度の変化を受けた可能性が読み取れます。触って確かめる必要はありません。上から見るだけで分かります。
銘柄と年が読めるかどうかが分かれ目になります。多少の汚れや小さな破れがあっても、読めれば査定は受けられます。あわせて、木箱と購入時の書類、輸入元のシールが貼られた包装が残っていないかを探してください。これらは来歴を確かめる材料として働きます。基準そのものはワイン買取の基準6項目で詳しく扱っています。

写真査定は、送る枚数よりどこを写すかで精度が変わります。特別な機材は要りません。
写真で分かるのはあくまで概算です。真贋や細かな状態は、実物を見て確定します。それでも運ぶ前に見当が付くという価値は大きいものです。値がつかない1本を送料をかけて送るのが、いちばん惜しい形になります。

査定までの間の扱いで、当日の評価は変わります。やるのは4つ、やらないことも4つです。
反対に、次の行為は評価を下げます。
売る時期そのものに迷いがあるなら、ワインが売れる時期で需要の動きを確かめてから決めてください。ただし状態は待っている間も落ちます。

ここまで来れば、あとは進めるだけです。写真、申込み、査定、承諾、入金の順に終わります。
方式は3つあります。自分で運ぶ店頭買取、自宅まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取です。本数がまとまる場合やセラーごと手放す場合は出張が向きます。自分で詰めなくて済むぶん、割れる機会も温度変化も減らせます。
当日に必要なものは、売りたいワインと本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき、買取の際には本人確認が求められます〔警察庁の古物営業法の案内〕。申込者、振込口座、身分証の名義は揃えてください。未成年者の買取条件は店舗や地域の条例によって異なり、リンクサスでは20歳未満のお客様からの買取を受け付けていません。自宅で買い取ってもらう場合は訪問購入にあたり、法律で決められた書面を受け取った日から8日以内であれば申込みの撤回や契約の解除が認められています〔消費者庁 特定商取引法ガイド〕。
なお、不要になった家庭のお酒を手放すだけであれば、通常は酒類販売業免許は必要ありません。継続して販売する形になると免許が要ります〔国税庁〕。個人で売り続けようと考えている方は、ウイスキー転売は違法かと酒税法の罰則で線引きを確かめてください。

売りたいと決めた時点で、進め方の相談だけでも構いません。リンクサスはお酒を専門に扱う買取店で、ラベルの写真から銘柄と年を確かめ、そのうえで概算をお伝えします。1本でも、棚ごとでも同じ流れです。
写真を送っていただくとき、ラベルを斜めから撮られる方が多くいらっしゃいます。瓶が丸いので仕方のない部分ですが、正面から近づいて撮っていただけると銘柄と年が読めます。それだけで回答が早くなります。もうひとつお願いしたいのが、保管していた場所を一言添えていただくことです。セラーだったのか、常温の棚だったのか。同じ見た目でも、そこで見立てが変わります。それと、撮り終えたら寝かせて戻してください。撮ったあと立てたままにして、そのまま何か月も置かれていたというケースが実際にあります。開けない、拭かない、寝かせる。この3つだけ守っていただければ、あとはこちらで判断します。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。ボトルとラベルを撮って送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開しています。
ワインを売りたいと思ったら、動かさない、確かめる、撮る、揃える、決めるの順に進めます。確かめるのは液面、コルクとキャップシール、ラベルの3か所です。撮るのは全体、ラベル正面、キャップ、液面の4枚。あわせて、保管していた場所と置いていた年数を伝えると、写真だけでは読み取れない部分が補えます。
やってはいけないことも短くまとまります。ラベルを水拭きしない、キャップシールを開けない、立てたまま常温の棚に戻さない、木箱と書類を先に処分しない。当日に必要なのは、売りたいワインと本人確認書類の2つだけです。状態を落とすのは時間そのものより、売ると決めてからの手の加え方です。撮り終えたら、また寝かせて戻してください。
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棚から出さずに、液面とコルクとキャップシール、ラベルの3か所を確かめてください。そのうえで、ボトル全体、ラベルの正面、キャップ、液面の4枚を撮ります。写真だけで売れるかどうかの見当が付くため、店を探すより先に撮るほうが手戻りが減ります。撮り終えたら、また寝かせて戻してください。
ボトル全体、ラベルの正面、キャップと封、液面の高さの4枚が基本です。ラベルは斜めからではなく正面から近づいて撮ると、銘柄と年が読めます。裏ラベルに輸入元の表示がある場合は、そちらも1枚あると判断が早くなります。蛍光灯の真下より窓際の自然光のほうが文字が読めます。
伝えてください。セラーか常温の棚か、立てていたか寝かせていたか、何年ほど置いていたか。状態の背景が分かると、写真だけでは読み取れない部分が補えます。同じ見た目のボトルでも、保管環境によって見立てが変わります。
水拭きはしないでください。紙が波打って元に戻らなくなり、銘柄と年の特定そのものが難しくなります。埃は乾いた柔らかい布で軽く払う程度にとどめます。多少の汚れや小さな破れがあっても、銘柄が読めれば査定は受けられます。
開けた時点で買取の対象から外れるのがほとんどです。キャップシールを剥がす、コルクを少し動かしてみる、どちらも元には戻せません。状態の判断は開けずに写真からできるため、確かめたい場合こそ先に相談してください。
横に寝かせて、温度の振れない場所に置いてください。コルクが乾いて縮むと瓶との間に隙間ができ、中身が漏れたり蒸発したりする場合があります。窓際や暖房の近く、車の中は避けます。振動は澱を舞い上げるため、運ぶ直前まで動かさないほうが安全です。
瓶は立てて詰めます。輸送では横からの衝撃を受けるためです。気泡緩衝材で1本ずつ包み、瓶同士を触れさせず、上下左右の隙間を埋めてから蓋を閉じてください。箱を軽く揺すって音がしない状態が目安になります。木箱や書類は同じ箱に入れ、紙類は瓶と直接触れさせず上部にまとめます。
売りたいワインと本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が求められるため、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が確認できる書類を用意してください。申込者と振込口座、身分証の名義は揃えます。木箱や購入時の書類があれば一緒に出してください。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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