
貴州茅台酒が高いのは、赤水河沿いの茅台鎮という限られた土地で、仕込みから出荷まで5年を超える歳月をかけて造られるからです。そこに、中国を代表する酒としての評価と、作る量を急には増やせない需給が重なり、値が崩れにくくなっています。
贈答品として受け取った1本が棚に眠っているなら、なおさら気になるところです。この記事では、高い理由を4つに分けて順に掘り下げ、年代物が高くなる仕組み、高い酒だからこそ起きる思い違い、売るときに見られる点までを並べました。理由は銘柄全体の話で、手元の1本の値打ちは別に決まる。この区別だけ先に持っておいてください。

理由は1つではありません。産地、製法、評価、需給の4つが重なって、今の価格になっています。
| 理由 | 中身 | 価格への効き方 |
|---|---|---|
| 1|産地 | 貴州省の茅台鎮。赤水河の谷あいで造られる | ほかの土地で同じ酒を増やせない |
| 2|製法 | 醸造に1年、陶器の甕で3年以上の貯蔵。出荷まで5年を超える | 仕込んでから売れるまでの時間が長い |
| 3|評価 | 1915年に国際博覧会で金賞。醸造技術は国の無形文化遺産 | 贈る酒、もてなす酒としての格を支える |
| 4|需給 | 作る量を急に増やせない。古いボトルは飲まれて減っていく | 需要が伸びても供給が追いつかず、年代物ほど数が減る |
4つのうち、価格の土台をつくっているのは1と2です。土地と時間は、お金をかけても短縮できません。3と4は、その土台の上で値を押し上げる役回りになります。ただし、ここまではあくまで銘柄全体の話です。手元の1本の値打ちは、シリーズ、容量、年代、そして状態で1本ずつ変わります。白酒と黄酒の違いなど、中国酒全体の中で茅台酒がどこに位置するかは、中国酒買取で値がつく条件で先に確かめられます。

「高い酒」と聞くと、手元の1本も同じだけの値がつくと考えがちです。落とし穴は3つです。
3つとも、自分で結論を出すところから損が始まります。偽物かもしれないと思い込んで捨ててしまう、確かめようとして開けてしまう。自己判断で処分するのが、いちばんの損になります。買取の対象から外れるお酒の条件は、買取できないお酒の特徴7つにまとめました。
五星・飛天・葵花など年代やシリーズ別に対応
その茅台酒の価値は、LINEの写真査定で分かります
同じ銘柄でも、状態・付属品・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。栓を回さず、箱ごと撮って送るだけで大丈夫です

早見表の4つを、1つずつ掘り下げる。どれも1本の値段に直接つながる話です。
茅台酒は、貴州省の茅台鎮で造られます。赤水河が流れる谷あいで、四方を山に囲まれ、一年を通して暖かく湿った土地です。貴州茅台の公式サイトは、この土地の空気に何千種類もの微生物が漂い、それが陶器の甕を通して酒に溶け込み、香りを育てると説明しています〔貴州茅台の公式サイト〕。土地そのものが造りの一部という考え方です。裏を返せば、需要が伸びても、別の土地へ移して同じ酒を増やすことはできません。
同じく公式サイトによれば、麹は端午の頃に造り始め、原料の高粱は重陽の頃に仕込みます。高粱は2回に分けて投入し、9回蒸し、8回発酵させ、7回に分けて酒を取り出す。ここまでで1年かかります。取り出した原酒は陶器の甕に入れ、専用の酒蔵で少なくとも3年貯蔵されます。そのうえで調合し、もう一度甕で落ち着かせてから瓶詰めに回る。仕込みから出荷まで、5年を超える歳月がかかります。仕込んだ年に売れる酒ではない、という事実が、そのまま価格に乗っているわけです。
公式サイトは、茅台酒が1915年のパナマ太平洋万国博覧会で金賞を受けたことにも触れています。醸造の技術そのものも、中国政府が2006年に公布した第一批の国家級非物質文化遺産の名録に「茅台酒酿制技艺」として載っています〔中国非物質文化遺産網〕。こうした来歴が、贈る酒、もてなす酒としての格を支えています。とはいえ、評価は値段の理由であって、1本ごとの査定額を約束するものではありません。
土地が限られ、1本を出荷するまでに年単位の時間がかかる。この2つがある以上、欲しい人が増えたからといって翌年すぐに作る量を増やすことはできません。流通する価格が定価を上回ることがあるのは、この構図のためです。加えて、茅台酒は飲まれる酒です。開けられた分だけ、同じ時期に造られたボトルは市場から消えていきます。時間が経つほど、古いボトルの数は減る一方です。

年代物が高くなるのは、4つ目の理由である需給が、時間とともに強まっていくからです。現行品は今も造られ続けていますが、何十年も前のボトルは作り足せません。残っている本数そのものが、値打ちの一部になります。
気をつけたいのは、古い意匠のボトルほど、似せて作られたものが紛れ込みやすい点です。写真の見比べで「これは古い本物だ」と決めてしまうと、売るときも持ち続けるときも判断を誤ります。年代の特定は、栓の作りや裏の表示まで含めて、実物を見る側に任せてください。洋酒や日本酒も含めて、どの古酒に価値が残りやすいかは古酒買取ランキングで比べられます。

高い酒ほど、査定では細部が見られます。確かめられるのは次の5つです。どれも、開けずに外から分かることばかりです。
反対に、次の行為は評価を下げます。売るかどうか迷っている段階でも、これだけは避けてください。
蒸留酒なので、急に中身が傷むものではありません。それでも目減りは、置いている間にも少しずつ進むことがあります。売ると決めたら、写真を送るところまでは早めに済ませておくのが得策です。

進め方はシンプルです。写真、方式、書類、査定、承諾の順に終わります。
方式は3つあります。自分で持ち込む店頭買取、自宅まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取です。茅台酒の瓶は割れ物なので、送る場合は1本ずつ包み、箱の中で動かないように隙間を埋めてください。詰め方はお酒の送り方と梱包で手順を追えます。本数がまとまる場合は、自分で詰めずに済む出張が向きます。
当日に必要なものは、売りたいお酒と本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき、買取の際には本人確認が求められます〔警察庁の古物営業法の案内〕。申込者、振込口座、身分証の名義は揃えてください。未成年者の買取条件は店舗や地域の条例によって異なり、リンクサスでは20歳未満のお客様からの買取を受け付けていません。自宅で買い取ってもらう場合は訪問購入にあたり、法律で決められた書面を受け取った日から8日以内であれば申込みの撤回や契約の解除が認められています〔消費者庁 特定商取引法ガイド〕。
なお、不要になった家庭のお酒を手放すだけであれば、通常は酒類販売業免許は必要ありません。継続して販売する形になると免許が要ります〔国税庁〕。値上がりを見込んで買い集め、売り続けようと考えている方は、ウイスキー転売は違法かと酒税法の罰則で線引きを確かめてください。

手元の茅台酒がどれにあたるのか分からないままでも、相談して構いません。リンクサスはお酒を専門に扱う買取店で、ラベルと封、裏の表示の写真から、シリーズと状態を確かめたうえで概算をお伝えします。1本でも、まとめてでも同じ流れです。
茅台酒のご相談で多いのが、偽物かもしれないから売れないだろう、とあきらめかけている方です。お気持ちは分かりますが、判断はこちらで行いますので、まずはそのまま撮って送ってください。ラベルの正面だけでなく、裏の表示、キャップの封と赤いリボン、箱もあれば一緒に。それだけで分かることはかなりあります。反対に避けていただきたいのが、中身を確かめようと栓を回すことです。一度回すと元には戻りません。古いボトルほど、封が保たれているかどうかで見立てが変わります。開けない、外さない、捨てない。この3つだけ守っていただければ、あとはお任せください。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。ボトルと箱を撮って送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開中です。
貴州茅台酒が高いのは、赤水河の谷あいにある茅台鎮という限られた土地で、醸造に1年、甕での貯蔵に3年以上、出荷まで5年を超える歳月をかけて造られるからです。そこに、1915年の国際博覧会での金賞や国の無形文化遺産といった評価と、作る量を急には増やせない需給が重なっています。年代物が高くなるのは、飲まれるほど古いボトルの数が減っていくためです。
ただし、それは銘柄全体の話です。手元の1本の値打ちは、シリーズ、容量、年代、状態で決まります。偽物も多く流通しているため、真贋や年代を自分で決めず、栓を回さず、箱や付属品を捨てないこと。高い酒ほど、自己判断で手を加えないことが値打ちを守ります。
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理由は4つあります。産地が赤水河の谷あいにある茅台鎮に限られること、醸造に1年、陶器の甕での貯蔵に3年以上をかけ、出荷まで5年を超える歳月がかかること、国際博覧会での金賞や国の無形文化遺産といった評価、そして作る量を急には増やせない需給です。4つが重なり、値が崩れにくくなっています。
貴州茅台の公式サイトによれば、麹を端午の頃に造り、原料の高粱を重陽の頃に仕込み、9回蒸して8回発酵させ、7回に分けて酒を取り出すまでが1年です。原酒は陶器の甕で少なくとも3年貯蔵され、調合と再度の貯蔵を経て出荷されます。仕込みから出荷までは5年を超えます。
年代物に高い評価がつくことはありますが、古さだけでは決まりません。封が保たれているか、中身が目減りしていないか、ラベルやリボン、箱が残っているかで評価は大きく変わります。年代の特定も意匠だけでは難しいため、写真を送って確かめるのが確実です。
おすすめしません。茅台酒はラベルの見分けが難しく、精巧に似せた偽物も多く流通しています。ネットの写真と見比べて結論を出したり、確かめようと栓を回したりすると、かえって値打ちを損ないます。真贋と年代の判断は査定する側に預けてください。
箱がなくても査定は受けられます。ただし、外箱や冊子、添えられていた杯などが揃っている場合と比べると、評価が変わることがあります。残っている付属品があれば、ボトルと一緒に出してください。
表示がない場合も査定は受けられます。輸入された酒類には輸入者の名称などを日本語で示す表示があり、国内向けに輸入された1本かどうかの手がかりになります。持ち帰りの品などで表示がない場合は、その旨を添えて写真を送ってください。
買取は再販を前提としているため、開封済みのお酒は対象外になるのがほとんどです。栓を一度ゆるめただけでも扱いは変わります。まだ開けていない茅台酒は、中身を確かめたくても栓を回さず、そのまま相談してください。
売りたいお酒と本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が求められるため、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が確認できる書類を用意してください。申込者と振込口座、身分証の名義は揃えます。箱や付属品があれば一緒に出してください。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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