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サントリーの第二蒸溜所・白州蒸溜所が手掛けるモルトウイスキー。「シングルモルト白州」は、その品質の高さから今では世界に認められるウイスキー銘柄となっています。
世界でも稀有な森に囲まれた環境にある蒸溜所では、穏やかなスモーキーを感じる爽やかなモルトウイスキーが作られています。
そんな白州ブランドより登場した「白州ジャパニーズフォレスト」は、入手の難しい希少品で今は価格も大幅に高騰しています。ここでは白州ジャパニーズフォレストというウイスキーについて、どこで買えるのか、どんな味わいなのかといったポイントを解説していきます。
白州がお好きな方や、白州ジャパニーズフォレストが気になっているという方はぜひ参考にしてください。
目次
ビタースウィート(=ほろ苦く甘い)と名付けられたこのウイスキーは、ノンエイジ表記のウイスキーでありながら非常に贅沢な作りです。白州らしいスモーキーさ、軽やかさを表現しながらも、甘く複雑で華やかな香りと味わいを楽しめるウイスキーに仕上がっています。
そんな白州ジャパニーズフォレストは、限定品ということもあり非常に入手がしづらいです。ジャパニーズウイスキーでありながら国内では未発売であり、通常の酒屋や百貨店などでは定価購入ができないボトルになっています。
当然市場価格は高まっていて、白州シリーズの中でもかなりレアなボトルという位置付けです。味わいの評価も高く、いわゆるプレミアムウイスキーとして確かな地位を築いています。
白州ジャパニーズフォレストは2023年9月に登場しました。こちらは白州のモルト原酒のみを使ったモルトウイスキーであり、「ジャパニーズウイスキー」の定義に当てはまるウイスキーでもあります。
通常の白州ノンエイジとの違いは、スパニッシュオーク樽で熟成した白州原酒のみを使ってブレンドしているという点にあります。立ち位置としては、2021年に登場していた白州スパニッシュオークの流れを踏襲したボトルと言えるでしょう。
スパニッシュオークはヨーロッパオーク・コモンオークなどとも呼ばれる樽材であり、ヨーロッパを中心に生息しているナラの木から作られます。かつてはウイスキーの熟成によく使われていましたが、耐水性の低さから近年はアメリカンオークが多く使用されるようになっていて、スパニッシュオークの原酒は希少なものになってきています。
そんなスパニッシュオークは、ウイスキーに与える影響が大きく、浅い熟成でもしっかりと味わいが出ることがポイントに挙げられます。白州ジャパニーズフォレストの見た目がしっかりと赤い琥珀色になっていることからも、スパニッシュオーク樽による熟成であることが伝わってきます。
スパニッシュオーク樽の原種のブレンドで作られる白州ジャパニーズフォレストは、マヌカハニーやオレンジ、マーマレードのような甘く複雑なニュアンスが魅力です。エスプレッソのよう絶妙な苦い余韻もあり、後味まで心地よく贅沢味に溢れています。
なお限定品として作られた白州ジャパニーズフォレストは、ラベルデザインや化粧箱のデザインもいつもとは異なったものになっています。筒状の箱に入ったウイスキーであり、ラベルや箱には白州の森で採取される木々の葉がデザインされています。
白州ジャパニーズフォレストの魅力を知るためには、まず白州がどのようなウイスキーであるのかをぜひおさらいしておきましょう。
白州はサントリーが手掛けるシングルモルトウイスキーのブランドです。サントリーが所有する蒸溜所のうち、「白州蒸溜所」のモルト原酒のみを使って作られます。
白州蒸溜所はサントリーの第二蒸溜所として、1973年に建設されました。すでにサントリーが所有していた山崎蒸溜所とは異なるウイスキー原酒を作るため、白州がウイスキー作りの土地として選ばれました。
山梨・北杜市白州町のある白州蒸溜所は、森に囲まれた環境であり“森の蒸溜所”とも呼ばれます。ここでは南アルプスの水を使った、美しく切れ味のあるウイスキーが作られます。
昔ながらの木桶発酵槽を用いるというこだわりもあり、熟成ではタルの使い分けも行っています。ヘビーピートの樽やホワイトオーク、シェリーなどの多くの樽を採用しています。そんな白州がシングルモルトとして初めてリリースされたのは、1994年でした。
山崎のウイスキーが華やか・甘やかと表現されるのに対し、白州は爽やか・キレが良いと表現されることが多いです。スモーキーで香り高く、飲みやすい味わいで日本人の舌にもよく合うと評価されています。白州はプロによる評価も高く、ISC金賞などさまざまな賞を獲得しています。
なお白州の爽やかな味わいは、ストレートはもちろんハイボールにしても美味しいと人気を集めています。白州で作ったハイボールは、森薫るハイボールの愛称でも親しまれています。
現行品としては白州NV、白州12年、白州18年、白州25年といったボトルが販売されていますが、いずれも人気が高くノンエイジ品ですら入手困難であると言われています。国内のみならず海外からの評価も高いことが、大きな人気と品薄の理由につながっています。
白州ジャパニーズフォレスト
シェリー樽原酒のみを使った白州
シェリー樽好きにはたまらない味 pic.twitter.com/IEwZEKFLAS— のんのんさん (@onorinori1) March 20, 2024
白州ジャパニーズフォレストを実際に飲んだ方の口コミ評価を集めてみました。
スパニッシュオーク樽の原酒で作られる白州ジャパニーズフォレストは、シェリーのニュアンスが強くシェリー系ウイスキーが好きな方からの評価が高い傾向にあります。通常の白州とは、香りも味わいもかなり異なっていると評価されています。
当然ながら「美味しい」という感想が多いです。通常の白州に比べ甘さが強く、メープルのような香りが立つのを感じられ贅沢なニュアンスです。甘いウイスキーを贅沢に楽しみたい時にふさわしい1本と言えるでしょう。
飲み方としてはストレートが最も人気ではありますが、加水やロック、ハイボールでも美味しいと評価されています。ただし価格の高さから、割ってしまってはもったいないと考える方もいるようです。
ちなみに白州ジャパニーズフォレストはかなり希少なボトルではありますが、バーや飲食店で飲んでみたという報告も見受けられています。入手が難しいボトルなので、一口飲んでみたいという方は白州ジャパニーズフォレストを取り扱うバー・レストランなどを探してみるのもいいかもしれません。
白州ジャパニーズフォレストは免税店限定のウイスキーとなります。日本で定価購入できる場所は、空港免税店となります。
DUTY FREEと書かれた空港の免税店では、サントリーの限定ウイスキーが多く扱われています。「白州ジャパニーズフォレスト」以外にも、サントリーウイスキーでは「山崎スモーキーバッチ」や「響マスターズエディション」などが限定品として登場しています。
また免税店であっても、必ずしも在庫が残っているというわけではないので注意しましょう。場合によっては、売り切れとなってしまっていることがあります。
白州ジャパニーズフォレストの購入報告を見ると、「羽田空港」「成田空港」「関西国際空港」の免税店での購入報告が多く見受けられています。運が良ければ定価のボトルに出会えるので、ぜひ狙ってみましょう。
なお上記のサイトは、各空港免税店の事前予約サイトになります。白州ジャパニーズフォレストをはじめとする限定ウイスキーを申し込めることもあるので、海外便をご利用予定の方はぜひチェックしてみてください。
国内では正規販売されていない白州ジャパニーズフォレストですが、二次流通品を狙えば手に入れられるチャンスがあります。ウイスキーに強い酒屋や、インターネット上のショップを狙えば二次流通品の白州ジャパニーズフォレストを見つけることができます。
ただし二次流通している白州ジャパニーズフォレストは、ほぼ全てがプレ値になっているので注意しましょう。
白州ジャパニーズフォレストの定価は、免税価格で18,000円です。基本的には免税店限定なので、正規品に消費税が課せられることはありません。
白州ノンエイジの定価が7,700円(税込)、白州12年の定価が16,500円(税込)なので、白州ジャパニーズフォレストは白州シリーズの中でも高級ボトルであることがわかります。
なお日本国内での実際の流通価格は定価よりも高く、酒屋やインターネットでの販売品には一本に3万円以上の価格がついているような状況です。
ここ最近は空港ショップでも欠品していることもあるため、白州ジャパニーズフォレストの価格はさらに上がっていくことが予想されています。定価入手ができた方は、かなりラッキーだと言えるでしょう。
ちなみにこれだけ高騰している白州ジャパニーズフォレストは、お酒買取査定においても高値になります。「購入したけれど飲む予定がない」「未開封のボトルが余ってしまっている」という方は、お得なお酒買取査定を利用することもぜひ検討してみましょう。
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近頃価格が高まっているジャパニーズウイスキーは、買取店で高値で売れるアイテムになります。ウイスキーには賞味期限もないので、骨董品やブランド品のように昔のものにも価値がつくケースが多いです。
特に白州ジャパニーズフォレストはレアな限定ウイスキーなので、プレ値で取引されやすいです。箱付きボトルなど状態の良いものに関しては、定価以上の値段が付くこともあります。
白州ジャパニーズフォレストの買取査定をお考えの場合は、お酒の情報に詳しい買取査定店を利用するようにしましょう。お酒を専門的に扱う買取店であれば、白州の市場での人気ぶりや限定品のレア度を踏まえた上で高額査定ができます。
お酒買取専門店リンクサスでも、白州ジャパニーズフォレストをはじめとするジャパニーズウイスキーの高額買取査定を行っています。店頭買取・出張買取・宅配買取とさまざまな方法でご利用いただけるので、ぜひご活用ください。
リンクサスでは安心安全かつ丁寧な買取査定を心がけています。「コレクションしていたウイスキーを整理したい」「お店をクローズするので在庫を処分したい」といった、あらゆるニーズにお応えしています。
電話やオンライン、LINEからは随時、相談や簡易査定も受け付けております。白州ジャパニーズフォレストの買取に関して気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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免税店限定品として2023年に登場した白州ジャパニーズフォレストは、シェリー樽のニュアンスを強く感じる甘く華やかな白州です。ブランドの人気と入手の難しさが相まって、プレ値取引されるボトルにもなっています。
なかなか見かけることのできないボトルではありますが、白州のウイスキーがお好きな方はぜひチェックしてみてください。余っているボトルがある方は、お得な買取査定の利用もぜひ考えてみてください。
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