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家から古いウイスキーを発見したら、飲んでいいのか迷うことはありませんか?そこで今回は、古いウイスキーについて、飲めるのかどうか、価値はどうなのかを解説していきます。
記事の中では古い人気ボトルなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウイスキーは古いものでも、基本的に飲んでしまって大丈夫です。未開封ボトルできちんと保管さえしていれば、30年前、40年前のボトルでも飲むことが可能です。
長期で保存できることも、ウイスキーが愛されている理由の一つです。数十年前のボトルになると、現在は手に入らないような銘柄もあり、コレクターからの人気も集めています。古いウイスキーは「オールドボトル」と呼ばれ愛されています。
時間が経過したウイスキーからは、オフフレーバーと呼ばれる独特の香りが現れることがあります。こもったような、ダンボールが湿ったような、独特な香りと言われます。
万人受けするような香りではないものの、この匂いは決して腐っている訳ではありません。むしろ古いウイスキーにしか存在しない香りとして、コアな人気を集める理由につながっています。
時間経過でのニュアンス変化を楽しめるのも、古いウイスキーが愛される理由です。ウイスキーを色々飲んでみて好きだと感じたら、ぜひオールドボトルにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
未開封なら古くても飲めるのがウイスキーの基本ですが、その一方で保管方法が適切でないと、劣化して美味しく感じなくなる場合があります。ウイスキーは保管がさほど難しいお酒ではありませんが、それでも直射日光の当たる場所や温度の高い場所に置いていると未開封でも劣化が進むことがあります。
例えば香りが落ちてしまったり、量が減ってしまったり、沈殿物が見られたり、見た目の色が変化してしまったりという現象が見られることがあります。極端に見た目や香りに変化が現れてしまったウイスキーは、できるだけ飲むことを避けるべきでしょう。
古いウイスキーを保管しておく際は、高温多湿の場所は避けましょう。日光の当たらない場所で、静かに保管しておくのがマストです。なお飲み物は冷蔵庫で保管しておきたくなりますが、冷やし過ぎはウイスキーの香りを損ねる理由となるので注意です。冷蔵庫だと冷え過ぎてしまうため、できるだけ20℃前後の環境で保管をしておきましょう。
また保管の際はにおい移りにも注意しましょう。匂いの強い食材などの近くに置いておくと影響を受ける可能性があります。
ウイスキーには、賞味期限というものが存在していません。ウイスキーだけでなく、アルコール飲料には賞味期限の記載が義務付けられていないのです。
特にウイスキーはお酒の中でも蒸留酒に該当します。蒸留という工程を経たウイスキーは、アルコールが凝縮されており、度数がおよそ40%と高めになっています。殺菌力の高いアルコールを多く含む蒸留酒は、それだけ劣化しにくく、長期保存が可能です。同じ蒸留酒にはウイスキーのほか、ブランデーやジン・ウォッカ、焼酎などが該当します。
ウイスキーの中でも、ソーダ入りのハイボールの場合は注意です。炭酸は時間経過で抜けてしまう特性があり、ハイボールの場合は賞味期限や飲み頃が定められている場合があります。
ハイボール缶などを購入した場合は、できるだけ早めに飲むことをおすすめします。また開封したハイボールや自分で作ったハイボールは、その日のうちに飲んでしまうようにしましょう。
未開封で長持ちするウイスキーも、開封すると劣化が進んでしまいます。なぜなら空気に触れることにより、酸化してしまうからです。アルコール度数の高いウイスキーは空気に触れても一気に腐ってしまうことはないですが、それでも開封後時間が経つと、香りが薄れてしまったり、味わいが落ちてしまうことがあります。
開封後のウイスキーは、できるだけ半年〜1年以内を目安に飲むことをおすすめします。長期で保管をしておく際には「栓をしっかりと閉める」ことはもちろん、栓の部分にパラフィルムを巻いておいたり、中に劣化防止用のガスを入れておいたりと工夫を忘れないようにしましょう。
古いウイスキーは、ただ古いということだけが価値なのではありません。かつて流通していた古いウイスキーは、既に終売品となっており販売されていないものが多く希少価値があります。また旧ボトル(オールドボトル)といって、現在のウイスキーとは見た目やデザインが変わっているものもあります。いずれの場合もとにかくレアであり、リリース当時の定価からは考えられないような価格で流通している場合があります。
なお古いウイスキーの価値は、銘柄や販売時期によっても異なります。古いウイスキーを探す場合は、ぜひリリースされた年代についてもチェックしてみると良いでしょう。
終売となっていないウイスキーの場合でも、古いボトルは現行品とは中身が違います。なぜなら使われている原酒がそもそも違い、ブレンドの比率も変わってくるからです。
30年前や40年前の頃には、現在と違ってウイスキーの原酒不足が問題になっていませんでした。そのため表記年数の短いボトルにも長期熟成酒が贅沢に使われていたり、手頃な価格のブレンデッドウイスキーにレアなモルト原酒が使われていたりといったことも多く見受けられています。
つまり古いウイスキーは、当時の定価に対しコスパが優れたものが多いのが特徴です。自宅に昔入手した古いウイスキーが眠っていたという方は、非常にラッキーと言えるでしょう。
古いからこそ価値のある、オールドボトルのウイスキー。現在では手に入りにくいということもあり、買取専門店では高額買取の対象になることがほとんどです。特に箱付きなど見た目のコンディションまで良いものは、高値で売れるでしょう。近年はウイスキーが高騰化しているので、購入時の何倍、何十倍という値段がつくこともめずらしくありません。
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ザ・マッカランはシングルモルトのロールスロイスという愛称で知られる、スコッチの王道高級ボトルです。近年はファインオークなど様々な種類の樽を使った商品がリリースされていますが、シェリー樽を使った商品は香りの高さから圧倒的な人気があります。30年ものになると、数十万から100万円超えの値がつけられるほどです。
そんなザ・マッカラン30年シェリーオークの中でも、ブルーラベルと呼ばれる旧ボトルは特にレアです。現行品とは異なる青いラベルが目印で、コレクター需要が高いため状態が良ければ100万円に近い買取価格も期待できます。
山崎25年はサントリーの中でも絶大な人気を誇るシングルモルトです。ミズナラ樽の魅力を感じられる熟成ウイスキーで、華やかで濃厚な味わいを堪能できます。今でも公式ラインナップには存在するボトルですが、年間生産本数1,200本と非常に貴重であり、定価16万円の品が100万円超えの価格で転売されているほどです。
どのボトルも高額買取が期待できる山崎25年ですが、中には旧ボトルという現行品よりさらに価値の高いボトルが存在します。例えば1998年〜2005年にリリースされていたボトルには、ボトリング年号やナンバーが記載されていて、ラベルに金花が描かれていたりと現行品とは違う部分を探すことができます。ベロアの箱入りの商品は、見た目からリッチさを感じられます。
旧ボトルの山崎25年はキャップ部分の違いからも判別できます。付属品が全て揃った完備品なら、お酒買取で100万円以上の値がつくこともあり得ます。
ジョニーウォーカー
特級白紋章金キャップ✨1970年代のボトル。1992年にブルーラベルとゴールドラベルが発売されるまで上位銘柄であったブラックラベル。質の良い原酒が使用されていたと言われています。古酒との差はアルコール収率を優先した品種改良がされる前の酵母であることも関係あるかも?? pic.twitter.com/bSixAXpIdp
— TAmagoyaki〆JPN (@TamagoyakiJpn) December 4, 2022
ジョニーウォーカーは斜めに貼られたラベルが目印の、人気スコッチウイスキーです。ラベルの色によりランクが変わっており、ブラックボトルは“ジョニ黒”の愛称で親しまれています。
現行品も存在するジョニ黒ですが、オールドボトルも存在し味が異なると人気を集めています。古いボトルは1970年代のものまで存在すると言われていて、オールドボトルは特級として特別な価値がついています。年代によりラベルデザインやキャップデザインも変わっており、さらにブレンドの比率も異なるとまで報告されています。
旧ボトルのジョニ黒は、キーモルトであるラガヴーリンの味が色濃く出ておりスモーキーさが強めです。一般的なジョニ黒の買取価格は1,000円前後と高くないですが、旧ボトルになると一気に価値が上がります。
本日のお酒はコレ!
バランタイン30年ベリーオールド80年代産デッドストック!
匂いだけでツマミがいける! pic.twitter.com/4NeQTq6IQo— 稗田晋一 (@ShinichiHieda) December 24, 2020
バランタインはジョニーウォーカーに匹敵するほどの知名度と人気を誇るブレンデッドのスコッチウイスキーです。ファイネストなど、定番ボトルはコンビニでも買えることから身近な存在として愛されているブランドです。そんなバランタインの中でも、30年熟成ボトルはしっかりとしたボディとアロマで愛されています。
バランタイン30年は発売時期で複数のボトルがあり、現行品と異なるボトルは希少で価値が高いです。ベリーオールドのボトルは1970年〜2000年代後半までリリースされていたもので、「VERY OLD」の表記があります。
古酒らしい魅力を感じられる深みのあるウイスキーで、ブレンデッドウイスキーであるためバランス感にも優れています。買取価格は年代にもよりますが、状態が良ければ数万円の値が期待できます。
1960年代流通のハイランドパーク40年。
つまり…? pic.twitter.com/GOdcLnsB5L— Whiskyuki (@porcelain1985) June 5, 2021
ハイランドパークは海賊時代の伝統が残るオークニー島で作られるシングルモルトです。情熱的な味わいが人気で、スモーキーかつハニーなニュアンスは他にない個性です。スコットランド最北にある蒸留所ということもあり、じっくりと時間をかけてウイスキー作りを行なっているのが特徴です。
そんなハイランドパークの40年ボトルは、ブランドの中でも最高級ランクに当たるボトルです。2008年10月に限定品としてリリースされたものであり、日本には350本のみしか輸入されていないという超レアものでもあります。
そもそもが長期熟成ボトルであることに加え、現在ではリリースから15年ほど経っているため希少価値が跳ね上がっています。お酒買取では30万円超えの査定額となることも多数です。
古いウイスキーが家から出てきたら、ぜひ使い道を考えてみましょう。一度開封して味が劣化してしまったウイスキーであっても、楽しめる場合があります。
開封し味が劣化してしまったウイスキーも、痛んでいなければ料理に使うことができます。お酒やワインのようにウイスキーを料理に使うことで、独特の風味が生まれます。豚肉などをウイスキーでフランベすれば、それだけで高級料理のような仕上がりになります。
またブランデーの代わりに、お菓子の香り付けに使うのもありです。
沈殿物や色の変化が見られ飲むのを躊躇うウイスキーは、お風呂に入れて香りを楽しむのに使うのがおすすめです。ウイスキーの香りには、森林浴のようなリラックス効果があるとも言われています。
未開封の古いウイスキーは、飲まないのであればお酒買取に出すのがおすすめです。今手に入らないような何年、何十年前のボトルには、高い値段がつく可能性が大です。
お酒買取専門店リンクサスでも、古いウイスキーの買取を受け付けています。プロの査定員が丁寧に査定を行うので、「このウイスキーは売れない」と判断するのではなくぜひ一度ご相談ください。
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賞味期限のないウイスキーは、30年、40年と古いボトルでも飲むことができます。むしろ古いからこそ生まれる価値もあり、古いウイスキーはマニアや玄人たちに愛される存在となっています。未開封であれば、買取でも高い値段がつくと期待できます。
手持ちのウイスキーも、正しく保管して入ればいずれ高い価値が生まれるかもしれません。ぜひ古いウイスキーの価値を知り、より一層ウイスキーを楽しむのに役立ててみてください。
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