余市10年買取ならお任せください!
余市10年はニッカウヰスキーが所有する、余市蒸溜所にて作られるシングルモルトウイスキーです。10年と表記にある通り、中には熟成年数10年以上のモルト原酒だけが使われます。
熟成ウイスキーというだけあり非常に価値が高く、流通品には何万円という非常に高い価格が付けられています。入手がしにくいお酒としても有名で、世界中のお酒コレクターやウイスキーファンから大きな注目を集めています。
そんな余市10年が作られる余市蒸溜所は、北海道の積丹半島付け根付近にあります。ニッカウヰスキーの創始者である竹鶴政孝氏が、ウイスキーの本場であるスコットランドに似た場所を探し求めて選ばれたのが余市の土地だったそうです。
余市は多湿かつ冷涼で、さらにウイスキーの要となるようなおいしい水もあり、ウイスキーの製造や熟成には最適な環境だと言われています。余市蒸溜所はこのようにベストな環境で、約80年に渡りウイスキーづくりを行ってきたという歴史を誇っています。
余市蒸溜所最大の特徴は、「石灰直火蒸留」によるウイスキー作りです。こちらは石炭をくべ続けながらウイスキーを蒸留するという伝統手法ですが、手間がかかることから現在はスコットランドでも採用する蒸溜所が減ってきています。
しかし余市では、非効率だと言われるこの蒸留を、あえて採用し続けているのです。蒸留から熟成にまでこだわって作られる余市の味わいは、力強く男性的で、一度飲んだら忘れられないほどの存在感があります。
余市シリーズのうち10年熟成となる余市10年は、ノンヴィンテージの余市よりも熟成による深さや奥行きが増していることが特徴に挙げられます。オイリーな舌触りとピーティーなニュアンスで、ほんのりとした塩っぽさも感じ取ることができます。
スコットランドのアイラモルトのような特性もありながら、日本人の舌に合うフルーティーさも持ち合わせています。非常にバランスの良いウイスキーであり、ギフトや贈答品としても人気を集めているような1本です。
シングルモルト余市10年旧ボトル。キャラメルのような甘い香り、しっかりと乗った熟成感、力強く香ばしいピート、樽感。すごく美味しい。 pic.twitter.com/IsWKP8yH0n
— Xerox1991 (@Xerox1991) February 14, 2014
大人気の余市10年ですが、残念ながら現在は発売されていません。2015年に終売(販売終了)となり、そこからボトルの希少価値が高まっています。
現在ニッカウヰスキーから発売されている余市はノンヴィンテージ品のみであり、10年、12年、15年、20年といったかつての人気ボトルは軒並み販売中止となっています。また余市以外にも、宮城峡や竹鶴といった銘柄の年代物も全て終売になっているのが現状です。
終売となってしまった最大の理由は原酒不足によるものです。ちょうど日本のウイスキーは2010年代半ばごろから急激な人気を集めるようになり、さまざまなボトルが市場から消えてしまう現象が起きていました。
ニッカウヰスキーの余市10年も、供給量に対し需要が大幅に上回り、その結果市場から姿を消すことになってしまったのです。そして原酒そのものが足りなくなってしまったため、人気の中でも終売することが決まったのです。
今から余市10年のボトルを手に入れるためには、かつて販売されていた残りのボトルを見つけて購入するしか方法はありません。しかし現存するボトルは非常にレア度が高く、1本に何万円という価格が付けられているような状況です。
もし古い余市10年のボトルをそのままお持ちの方がいらっしゃるなら、それはかなりラッキーなことと言えるでしょう。査定に出せば定価以上の価格がつくアイテムなので、飲む予定がないのであれば買取査定の利用を検討してみるのもおすすめです。
余市10年
— BAR Old pal (@BAR_Oldpal) October 17, 2023
昨年よりリリースされている限定品
2015年に終売になった物から大胆にリニューアル
賛否はあるがジャパニーズシングルモルトとしての完成度は高い
時流に合わせた品のある仕上がり
10年で価格を抑えてのリリースは古参メーカーの強みであり意地でしょうか
飲んでおきたい1本?#TWLC pic.twitter.com/TrKFt9PT4e
余市10年は2015年に終売となりましたが、2022年に一度「数量限定」として復活しています。再販となった新・余市10年は北海道内にて2022年7月26日より先行発売となり、さらに2022年11月15日からは全国でも発売されました。
なお名前はこれまで通り「余市10年」とされていますが、数量限定再リリースのボトルと旧ボトルでは、味わいに差があると言われています。口コミをみると、旧ボトルが円熟感を堪能できるのに対し、新ボトルは香ばしさを強く感じるという感想がみられています。飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
新・余市10年は7年ぶりに復活したということもあり、数量限定品に大きな人気が集まりました。当時の価格は8,000円(税抜)でしたが、定価で購入できたのは一握りの方のみであり、発売直後からすぐにプレ値になったことが確認されています。
また限定品として復活したのはわずか1年弱の期間で、2023年3月末には再び終売する運びとなりました。そのため再販となった新ラベルの余市10年も、今では数万円越えと非常に高い価値が付けられています。
おそらく余市10年は今後もしばらくは終売状態が続くと考えられていて、これからますます人気も上がっていくと予想されています。査定に出すのであれば、希少価値や流通価格が高い今がチャンスかもしれません。
余市10年は旧ボトル・新ボトルどちらも高額査定の対象になるアイテムです。なぜなら現行品が存在せず、いわゆる“プレミア付き”の状態になっているからです。
特に箱や冊子などの付属品が揃った状態だと高額になりやすいので、付属品がある場合はぜひあわせて査定にお持ちください。
なおウイスキーの査定時は、見た目の綺麗さも重要視されます。コレクションなどで長期のあいだ飾っていたという方は、箱やボトルに埃や汚れが付着していないかを確認しておきましょう。
また日頃からウイスキーが傷まないよう、冷暗所での保管も心がけておいてください。目減りしているウイスキーや、ラベルに大きな汚れがあるウイスキーは減額対象となることがあるので注意です。
また査定をスムーズに進めたい方は、あらかじめ売りたいボトルがどのようなものであるか、いつ頃買ったものなのかといった情報をお電話などでお伝えください。詳細がわからない場合や付属品を無くしてしまったという場合も査定は可能なので、まずはお気軽にご相談ください。
余市10年の未開封ボトルをお持ちの方は、ぜひリンクサスのお酒買取査定までご相談ください。
リンクサスのウイスキー査定は、お酒に詳しい専門の査定士が担当いたします。余市10年のようなレアウイスキーは特に高額買取が可能なので、「未開封のまま眠ってしまっている」「コレクション整理を考えている」「飲まないウイスキーを現金化したい」という方はぜひご利用ください。
なおリンクサスの買取査定は、店頭買取のほか出張買取や宅配買取にも対応しています。全国から無料でご利用いただけるので、遠方の方もぜひご活用ください。
また余市シリーズに関しては、余市10年のほか余市12年、余市15年、余市20年といったボトルも高額で買取しています。もちろん現行品の余市に関しても、買取査定が可能ですのでご相談ください。
余市10年 買取に関するスタッフからの一言
余市10年は、ジャパニーズウイスキーが注目されるようになってから、これまで以上に入手困難な銘柄として有名なウイスキーです。