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イチローズモルトは秩父にあるベンチャーウイスキーによる人気ウイスキーブランドです。中でも「イチローズモルト505」は、高いクオリティのワールドブレンデッドウイスキーとして評価されています。
今回はそんなイチローズモルト505について解説していきます。特徴や販売の背景、そして終売の噂や流通価格に関しても述べていくのでぜひ参考にしてみてください。
目次
イチローズモルト505は、正式名称を「イチローズモルト&グレーン505」と言います。名前からわかるように、モルト原酒とグレーン原酒を組み合わせた“ブレンデッドウイスキー”に該当する1本となります。
イチローズモルトは埼玉県秩父市に所在するベンチャーウイスキーの手がけるウイスキーブランドです。2004年創業という比較的新しい会社ですが、実は会社創業以前よりウイスキー作りの歴史があり、高いクオリティのウイスキーを生み出すことで世界的にも知られています。ジャパニーズウイスキーに当てはまるシングルモルトなども手がけていて、特に“カードシリーズ”はオークションで超高額で落札されるほどの人気を誇ります。
イチローズモルト505はそんなベンチャーウイスキーが手がけるウイスキーのうち、ワールドブレンデッドウイスキーに分類されるボトルです。ワールドブレンデッドウイスキーは、世界5大ウイスキーであるスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本のウイスキー原酒をブレンドしたウイスキーです。世界のウイスキー原酒を複数組み合わせることにより生まれる絶妙な味のバランスが魅力で、特にモルトの甘やかな味とスパイス感を強く感じられる仕上がりとなっています。バランスが良いと言っても上品にまとまったような控えめな味ではなくしっかりとした芯があるので、普段はモルトウイスキー派という方にもおすすめのボトルです。
イチローズモルト505はもともと飲食店限定ボトルとしてリリースされました。発売日は2020年6月で、新型コロナウイルスにより苦境状態を強いられている居酒屋やバーを応援するウイスキーとして目的を持って発売されたとのことです。そのため定番ラインナップの1つではあったものの、一般的な酒販店に通常入荷されないレア度高めなウイスキーという位置付けです。飲食店やバーでも入荷しているところは限られているので、見かけることができた方は非常にラッキーと言えるでしょう。
なおイチローズモルト505は、現在では飲食店だけでなくネットショップなど一般市場にもボトルが流通しています。ただしその希少価値は高く、プレ値がついている状態です。そもそもイチローズモルト自体が人気銘柄ということもあり、入手しにくいイチローズモルト505の価値は年々と上がり続けています。イチローズモルト505が気になるという方は、価格の動向や希少性にも気をつけておきましょう。
イチローズモルト&グレーン505の「505」という数字はアルコール度数が50.5%であることを表しています。一般的なウイスキーのアルコール度数は40〜43%程度なので、比較するとイチローズモルト505のアルコール度数が高いことがわかります。
イチローズモルト505のアルコールが高いのは、瓶詰め前の加水をあえて控えめに調節しているからです。なお噂では、505という数字が「SOS」という文字に似ているためこのアルコール度数が選ばれたという話もあります。
またイチローズモルト&グレーン505はノンチルフィルターでボトリングされているのも特徴です。ノンチルフィルターとは、冷却ろ過をしていないという製法を表しています。通常ウイスキー作りでは、冷却ろ過を行い不純物を取り除くのが一般的です。しかしイチローズモルト505は冷却ろ過をあえて行わないことで、ウイスキーの旨味や香味成分をしっかりと残すように工夫がなされています。
イチローズモルト505は、イチローズモルト&グレーンシリーズのうちの1本です。同じシリーズには505のほか「イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル」や「イチローズモルト&グレーン リミテッドエディション」、「イチローズモルト&グレーン プレミアム」などがあります。
なおイチローズモルト505は、上記ボトルと比較しラベルがシルバーであるのが特徴です。そのためホワイトラベルに対し「シルバーラベル」と呼ばれることもあります。
イチローズモルト505は世界の原酒が厳選され選ばれているということもあり、味の広がり方がとにかく印象的です。ブレンドの比率は非公開ですが、ホワイトラベルなど同じイチローズモルトのシリーズ品よりもモルトの比率が高めとのことで、しっかりとした濃厚な味わいに仕上がっています。特にオレンジピールやスパイス感を感じられる複雑さで、やがて飲み進めるごとに甘さやビターさなどが現れていきます。
イチローズモルト505の新旧ロット比べて飲んでる~
思ってた以上に味が変わっててびっくり?
旧はバランスよく甘さと苦さがいるけど新の方は甘味が強くなってる
イチローズモルトは楽しいね✨
初期の飲んだ人もまた飲んでみるといいかも?#TWLC pic.twitter.com/skKpXXgen8— ポッターPはウイスキーがお好きでしょ? (@potta0602) October 20, 2020
なおイチローズモルト505は生産ロットにより味が異なるとの報告もあります。比較すると旧ボトルに比べ新しめのボトルの方が甘味は強めになっています。味は違えどいずれのボトルもバランス感があり複雑な味の広がりを感じられるので、飲み飽きしにくいのもポイントとなっています。
そんなイチローズモルト505は、ストレートはもちろんハイボールや水割りなど多彩な飲み方で楽しめるのも特徴です。ここからはイチローズモルト505のおすすめの飲み方を紹介していきます。
イチローズモルト505はノンチルフィルター製法でしっかりとしたモルトの味を感じられるウイスキーです。魅力を存分に感じたい方は、まずはストレートで飲んでみましょう。
なおストレートで飲む場合は、アルコール度数が50.5と高い点に注意です。一気に飲んでしまうと刺激が強いと感じ、酔いすぎる原因にもなりかねません。飲む時には必ずチェイサーも用意し、時間をかけてゆっくりと飲み進めるようにしましょう。
一口ごとにチェイサーで口の中をリフレッシュすることで悪酔いを防ぎやすくなり、イチローズモルト505の風味をしっかりと感じられるようになります。
芯が強めのイチローズモルト505は加水してもバランスが崩れにくいです。味を変化させて楽しみたい方は、ぜひミネラルウォーターを加えてみましょう。加水して飲む場合は、ウイスキー:水=1:1のトワイスアップの飲み方が特におすすめです。
適度な加水をすることでストレートの際にはダイレクトだった口当たりがまろやかになり、イチローズモルト505が飲みやすくなります。また加水するとフルーティーさがより一層強調されたように変化します。
生存報告が天一ツイートだけだとあれなので…今日はこれで乾杯?✨
イチローズモルト505ハイボール
ハイボール向きのボトルって意外と限られるんですよね。特に食中酒ハイボールなら尚更?
それを高いレベルで満足させてくれるのが505ハイボールです。美味い美味い!? pic.twitter.com/9uBDRhxwWZ— オサルス@猿軍【多分アランおじさん】 (@osarusuu) June 30, 2021
イチローズモルト505で作るハイボールは、シロップのような甘味とほのかなフルーティーさに定評があります。ハイボールにすると軽やかな印象になるので、重めウイスキーが苦手な方にもおすすめできます。またハイボールにすることで食事と喧嘩しにくくなるので、食中酒としてイチローズモルト505を楽しみたい方にぴったりです。
ハイボールを作る際には、グラスや炭酸水をあらかじめしっかりと冷やしておくようにしましょう。濃さはお好みで構いませんが、普段のハイボールよりもやや濃いめに作ると505の個性を感じやすくなります。ハイボール好きの方はぜひ試してみてください。
イチローズモルト&グレーン505, 50.5%
蒸留所からのコロナ支援で飲料店向けにリリースされたボトル。僕の飲んだボトルが既にバッチ5らしく本数自体はかなり多い印象。フェスなどでリリースされるリミテッドに近い味わいでホワイトラベルをブラッシュアップした感じ。つまり美味しいです。
★★★R! pic.twitter.com/sCB6hAUYkj— Drinkers Lounge | ドリンカーズラウンジ (@DrinkersLounge) June 28, 2020
池袋のJ’s Barさんでの二杯目は「イチローズモルト505モルト&グレーン」にしました!
( ^ω^ )
これはホワイトラベルより秩父の香りと味がして大変美味しいですよ
(^^)#TWLC#池袋ジェイズバー#イチローズモルト505 pic.twitter.com/b2W3VJHvEO— デブチョコボ14c@ (@debuchokobo14c) October 20, 2020
イチローズモルト505 alc50.5%
秩父の特徴であるハッカの様なキレのある味わいが感じられます。
アルコール度数の高さがミソですね?
美味しいです? pic.twitter.com/B2MUsGlhuP— くまごろー ʕ•ᴥ•ʔ (@ezo_drinker) August 7, 2020
イチローズモルト505の味は、同じイチローズモルト&グレーンのホワイトラベルに似た系統の味と感じる人が多いようです。同系統ですが華やかさや香りは505ボトルの方が強く、いわゆるホワイトラベルの上位互換とファンの間では言われています。
特にベンチャーウイスキーが誇る“秩父モルト”の味や香りを感じられるのが505ボトルの特徴です。秩父モルトの個性は「ハッカのような切れ味」とも言われていて、程よい酸味感が期待できるという感想が多いです。
2020年より飲食店向けに出荷されていたイチローズモルト505ですが、現在ではすでに終売となっています。したがって、現在買えるイチローズモルト505はすでにメーカー出荷済みの在庫のみととても希少です。
希少価値の高いイチローズモルト505は、市場での価格も高騰しています。基本的には定価での購入が難しく、手に入れたいならプレ値で購入する必要があります。
定価 | Amazon価格 |
8,250円(税込) | 約30,000円(税込) |
終売したレアボトルの「イチローズモルト505」は、お酒買取市場でも人気のアイテムです。希少価値が高いため、状態の良い未開封ボトルであれば万単位の査定額がつく可能性大です。
もし未開封でこれからも飲む予定のないイチローズモルト505が余っているのであれば、ぜひお酒買取専門店の利用を検討してみましょう。お酒の知識に精通したお酒買取専門店なら、イチローズモルト505をお得に現金化することが可能です。
お酒買取専門店リンクサスも、ただいまイチローズモルト505の買取査定を強化しています。店頭買取・出張買取・宅配買取に対応していて業者の方からの買取も受付中なので、「コレクション整理をしたい」「飲食店の余ったウイスキー在庫を売却したい」といった方はぜひご相談ください。
イチローズモルト505は基本的に高額買取が期待できるボトルです。できるだけ見た目をきれいにし付属の箱まできちんと揃えることで、さらに査定額をUPできます。
なおイチローズモルト505を安全・安心に売りたいなら、きちんとプロの査定員がいるお酒買取専門店を選ぶようにしましょう。お酒買取専門店なら売買時のトラブルが少なく、メルカリやオークションサイトに比べて現金化できるまでのスピードも早いです。
また買取に出す場合は、できるだけ他のウイスキー・アルコール類とまとめ売りしましょう。まとめ売りすることで無駄な経費を削減できるため、その分高額買取が期待できます。
イチローズモルト505買取はこちら
イチローズモルト505はアルコール度数高めかつモルト比率高めで、複雑な味を堪能できるワールドブレンデッドウイスキーです。秩父モルトの切れ味やバーボンの効いた甘味、そしてスモーキーさやスパイシーさもあり味の広がりを感じることができます。
そんなイチローズモルト505のボトルは現在終売となっていることもあり、日増しに希少価値が高まり続けています。
現在の流通価格は約3万円ですが、これからさらに価格が高まる可能性もあり得ます。イチローズモルト505が気になっているという方は、ぜひボトルの在庫がなくなってしまう前にチェックしてみてください。
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