ヴーヴクリコイエローラベル買取ならお任せください!
ヴーヴクリコは超有名なシャンパーニュメゾンの一つです。1772年にフィリップ・クリコがランスの地に設立したメゾンであるクリコが元になっています。
何百年という歴史を誇るヴーヴクリコは、偉大なシャンパンを生み出すことで知られます。「品質はただひとつ、最高級だけ」という理念のもと、完成度の高いシャンパンだけをリリースし続けています。
ヴーヴクリコ イエローラベルはそんなヴーヴクリコのスタンダード・キュヴェにあたる1本です。黄色いラベルが目印で、多くのレストランやバーで扱われているような人気品です。
味わいはブリュット(辛口)の白シャンパンで、力強さと滑らかさの両方が感じられる、非常にバランスの取れた仕上がりです。口に含むと酸味の中に果実味が広がり、心地の良い爽やかさも漂います。ライムやレモン、白桃といったフルーティーなニュアンスとブリオッシュの香りで、飲む人を魅了していく1本です。
ヴーヴクリコを語る上で外せないのがマダム・クリコの存在です。ヴーヴクリコの存在が世に広まったのは、バルブ・ニコル・ポンサルダン(のちのマダム・クリコ)の功績によるところが大きいでしょう。彼女の亡き後も、その意思は今でも長く受け継がれています。シャンパンの味わいにも、マダム・クリコの意思とこだわりが大きく現れています。
ニコルは1798年、クリコのメゾンを継ぐフランソワ・クリコ氏と結婚します。しかし結婚からわずか6年後の1805年、夫であるフランソワ・クリコ氏は31歳の若さで他界することとなります。
当時のマダム・クリコはまだ27歳という若さであり、一人娘も6歳という年齢でした。大きな悲しみに包まれる中、マダム・クリコは夫の意思を継ぎ、シャンパン作りを続けていく決意をしたと言います。
1800年代のフランスといえば男尊女卑の時代であり、女性がメゾンを経営するのはあり得ないことでした。そのような逆風の中で初めて女性経営者となったマダム・クリコは、社名を「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」へと変え数々のチャレンジをしていくこととなります。
例えばシャンパンの製造過程で使われる「動瓶台」の発明や、赤ワインをブレンドして作られる「ロゼ・シャンパン」も、マダム・クリコの功績です。マダム・クリコが生み出したヴーヴクリコの画期的なシャンパンは、のちのシャンパンの文化にも大きな影響をもたらすことになります。
男尊女卑の時代に活躍したマダム・クリコは、ビジネスウーマンの先駆けとなり「ラ・グランド・ダム(偉大な女性)」とも呼ばれるようにもなりました。今のような透明感があるシャンパンが飲めるのも、マダムの存在があったからだと言えるでしょう。
🥂ヴーヴ クリコ ポンサルダン ブリュット イエローラベル
— ぬん🍋🍋 (@stopaggression_) December 31, 2020
生産者 ヴーヴ・クリコ
生産地 フランス🇫🇷シャンパーニュ
品種 ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ🍇
50以上もの畑から収穫された葡萄をバランス良くブレンド。持続する泡とアロマ、爽やかな酸味と甘味のバランスを楽しんで💁🏻♀️ pic.twitter.com/zy574dLv9f
ヴーヴクリコのイエローラベルが誕生したのは、マダム・クリコから事業を引き継いだエドゥアール・ヴェルレの時代です。ヴェルレ氏がイギリスやアメリカといったエリアに市場を広げたことをきっかけに、今のようなイエローラベルが誕生しました。
それまでのヴーヴクリコはロシア向けの極甘口シャンパンを製造していました。しかしイギリスやアメリカでは極甘口は好まなかったため、辛口であるイエローラベル・ブリュットが誕生したのです。
そして市場では辛口であることがはっきりと伝わるよう、鮮やかなイエローのラベルが貼られます。やがてこのイエローラベルがヴーヴクリコのトレードマークのようになり、「クリコ・イエロー」と呼ばれるようになります。
1877年にはこのイエローが商標登録されることとなり、ブランドを印象づけるものとなりました。そこからスマートな辛口シャンパンであるヴーヴクリコ イエローラベルは、辛口シャンパンのブームとともに世界に広がり、愛される1本となっていったのです。
ヴーヴクリコ イエローラベルにはグラン・クリュやプルミエ・クリュの上質なブドウが使われます。ブドウの種類は50〜60種類にまで及んでおり、絶妙なバランスでアッサンブラージュされています。
ピノ・ノワールが生み出す豊かな風味にシャルドネの優雅さ・繊細さが加わり、さらに少量のムニエによってまろやかな風味も生まれています。そこに30〜45%のリザーヴワインも加えられ、3年以上の瓶内熟成が行われることで絶妙なコクと滑らかさが表現されています。
ヴーヴクリコ イエローラベルは高級シャンパンですが、毎年のようにリリースされる定番品であり、日本国内への流通量が多いことから比較的入手がしやすくなっています。価格は750mlボトルが9,000〜10,000円前後で、さほど高騰はしていません。
一方でヴーヴクリコ イエローラベルの中には、1,500mlのマグナムボトルや3,000mlのジェロボアムボトルなども存在しています。大きなサイズのボトルは通常サイズよりも希少価値が高く、何万円といった価値がつけられています。ジェロボアムボトルの価格は7万円を超えています。
また近年では250周年を記念したアニバーサリーボックス付きのイエローラベルもリリースされています。ヴーヴクリコは万人受けする味わいで飲み手の多いシャンパンなので、お酒買取においても高額買取が期待できる1本となっています。
買取価格はボトルの種類やお酒の状態にもよりますが、未開封の綺麗なボトルであれば数千円以上の買取価格になることが期待できます。未開封で飲む予定のないヴーヴクリコ イエローラベルをお持ちの方は、ぜひお得なお酒買取査定を利用してみましょう。
ヴーヴクリコ イエローラベルの買取・査定にてお悩みの方は、ぜひ一度お酒買取専門店リンクサスへご相談ください。リンクサスはあらゆるジャンルのお酒買取に対応した買取専門店で、特にヴーヴクリコのような人気シャンパンの高額買取を得意としています。
買取査定は店頭買取・出張買取・宅配買取の3種類に対応していて、ご自宅からでも簡単にご利用いただけます。もちろん査定料や手数料などはいただいておりません。
ヴーヴクリコ イエローラベルの中でも高額がつきやすいのは、正規輸入品であるもの、保存状態がよく目減りしていないもの、外箱の付いているものなどになります。またマグナムサイズやジェロボアムサイズのボトルなども、相場が高く高額買取になりやすいです。
ボトルの種類や状態がわからないという方も、まずは一度査定の窓口にご相談ください。リンクサスでは簡単に利用できるLINE査定やオンライン査定、電話査定にも対応しています。
またヴーヴクリコはイエローラベルのほか、「ヴーヴクリコ ローズラベル」「ヴーヴクリコ リッチ」「ヴーヴクリコ ラ・グランダム」といったボトルも査定対象になります。合わせて売りたいボトルがある方やコレクション整理をご検討中の方も、まずはぜひ一度ご連絡ください。
ヴーヴクリコイエローラベル 買取に関するスタッフからの一言
「ヴーヴクリコイエローラベル」は、1772年にフランスのシャンパーニュ地方で創業したヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社の代表的な1本です。グラン・クリュ、プルミエ・クリュを主体に50~60の異なる畑のぶどうがブレンドされており、酸味と爽やかさが際立った仕上がりとなっています。チェリーやハチミツなどの甘い香りと爽やかでフルーティーな味わいが特徴です。