今回
買い取らせていただきました
お酒は、世界最北端にある蒸溜所でつくられた
シングルモルト「ハイランドパーク30年(ウイスキー)」です。長期熟成の極みは蒸溜所の叡智と個性を最大限に引き出したウイスキーとなっています。元々の製造数が限られているため商品自体がない状態です。メーカーでは終売となっています。
スコッチウイスキーの6大産地とは?

スコッチウイスキーがとりわけ素晴らしいウイスキーとして注目されるのには理由があります。それは、まず第一にスコットランドの風土がウイスキーづくりに適していることが挙げられます。さらに原材料となる大麦の大生産地であること、熟成に必要な冷涼な気候であること、そしてピート(植物が枯れ果てて堆積して炭化した泥炭のこと)をたくさん切り出すことができる湿地帯があること、これら全てがウイスキーづくりに合致したものなのです。 スコットランド内で稼働している蒸溜所は全部で100カ所ほどあります。生産地区もほぼ決まった場所にあり、伝統的な地区をいうと「ハイランド」「ローランド」「キャンベルタウン」「アイラ」ですが、現在はこの中でハイランド地区ではスペイ川流域を「スペイサイド」といい、アイラ島以外のハイランド地区の島々を「アイランズ」と呼部ことで合計6カ所の産地となっています。
スコッチウイスキー6大産地の各地域の特徴は

ヘブリディーズ諸島最南端の島がアイラ島です。島の25%が泥炭の湿地(ピート)で覆われています。オリジナリティ溢れるスモーキーさに、ヨード香とピートの香りが特徴です。海に囲まれているため「潮の香り」がする
シングルモルトで
人気です。
ハイランド地区の北東部にあるスペイ川流域の生産地です。エレガントで華やかな味わいが特徴です。
スコットランドには日本と同じように小さな島々が存在します。その中でアイラ島を除く北岸から西岸にかけて点在する島々をさします。各島ごとに多彩なスコッチウイスキーがつくられています。
スコットランドの北部の広大な地域をハイランドと呼びます。それぞれの蒸溜所は個性溢れているためハイランド自体の特徴は一言では語れない伝統のスコッチウイスキーの故郷です。
スコットランドのアーガイル地方キンタイア半島の先端に位置する素朴な港町がキャンベルタウンです。一時は30カ所を超える蒸溜所があり賑わったが今ではわずか3カ所のみが操業するだけとなりました。磯の香りや塩辛さが味の特徴です。
【ウイスキー】ハイランドパーク蒸溜所

ハイランド・パーク蒸溜所は、スコッチウイスキーの6大産地の一つ、アイランズの中でも最北端のオークニー諸島メインランド島のカークウォールにあります。この辺りはかつてはヴァイキングの拠点として独特の文化を築いた場所です。ちなみにオークニーはヴァイキングの言葉で「アザラシの島」という意味があります。 創業は1798年、スコットランドの蒸溜所としては最北端に位置します。この場所は教会の典礼係を兼ねた「伝説の密造者」といわれていたマグナス・ユンソンがいたところでもあります。ハイランド・パーク蒸溜所の仕込み水は、蒸溜所近所の湧き水でミネラルは豊富に含まれています。 伝統的なフロアモルティングを行い、濃厚なヘザーの香りを放つピートを焚き、アメリカンオークとスパニッシュオークのシェリー樽によってじっくりと熟成されます。最終の貯蔵はこのそれぞれの樽の
原酒を混ぜてからさらに樽に詰めて熟成させるのです。 19世紀の後半にはロシア皇帝やデンマークの王様を招待したパーティーにおいて出され「これは最上のモルトウイスキーだ」と賞賛されました。 ハイランド・パークで蒸留されるウイスキーは、優しい穏やかなピーテッドウイスキーです。原料のピートや大麦の一部は地元オークニー諸島のものを使用しています。使用する量の30%をフロアモルティングでつくられるウイスキーの数少ない蒸溜所です。
【ウイスキー】ハイランドパーク30年について

「ハイランドパーク30年」はハイランドパーク
銘柄の中で最高峰のウイスキーです。一度使用された樽の中で優秀な樽を使うリフィルのシェリーカスクを4分の3も使用してつくられています。芳醇な熟成感とリッチでアロマティックなバランスのいいモルトです。味わいは濃厚なオレンジチョコレートのビターな甘さに優しい塩味を感じさせられます。まさに30年という長期熟成の醍醐味を感じる
シングルモルトです。
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まとめ 長期熟成のシングルモルトウイスキーは貴重なお酒です
世界中のウイスキーブームに続き、日本のハイボール
人気などでウイスキーの
原酒が非常に少なくなっています。中でも長期熟成となると限られた
原酒のみになりますのでますます入手困難になります。中でも「ハイランドパーク30年」はその熟成年数の長さから数少ない限定商品でした。 そのため、発売してすぐに終売となっています。酒店やホテル、自宅の酒棚などに奇跡的に残っているだけが在庫かと思われます。それほど貴重なウイスキーをお持ちであれば一度査定に出して見てはいかがでしょうか?