シャトー・ペトリュス買取ならお任せください!
シャトー・ペトリュスはフランス・ボルドー地方にて名を馳せる作り手と、そのシャトーが作り出す赤ワインのことです。「世界最高峰のボルドーワイン」として、世界的に有名なブランドとなっています。
ボルドー地区といえばシャトー・ラトゥールを筆頭とする5大シャトーが有名ですが、シャトー・ペトリュスはそんな5大シャトーを凌駕し、最も高値で取引されるボルドーワインとして扱われています。現在では1本に何十万円という価値が認められるほどの高級ワインになります。
ボルドーワインには非常に長い歴史がありますが、シャトー・ペトリュスは決して古くから有名なシャトーではありませんでした。そんなシャトー・ペトリュスの注目が集まったきっかけは、1889年にパリ博覧会にて金賞を受賞したことが関係しています。
そこから20世紀になると、マダム・ルーバが単独オーナーとなりペトリュスを成長させていきます。マダム・ルーバの力でワインの品質が高まったことでアメリカのケネディ家、ロックフェラー家など上流階級に愛されるようになり、人気を確かなものにしていきました。
今では上流社会のステータス、シンボル的ワインともなり、高級ボルドーワインとしての地位を確かなものにしています。元々は名もなきワインであったペトリュスがたった100年ほどで5大シャトーを上回る価格になったことは、ワイン界の伝説とも言えるでしょう。現在はムエックス社に引き継がれ、伝統が守られ続けています。
シャトー・ペトリュスの畑はポムロールの丘の最上部にあります。畑は11.5ヘクタールの広さで、“スメクタイト”と呼ばれる黒粘土を含む特殊な土壌であることが特徴に挙げられます。
膨張性のある特殊な粘土が表土に出ているという特殊な環境では、ブドウがうまく成熟していきます。素晴らしいクオリティのブドウが生まれることが、シャトー・ペトリュスのハイクオリティな味わいにそのままつながっています。
またペトリュスでは、グリーンハーベストというブドウの間引きやブドウの摘葉などをきっちりと行っています。収穫も手積みで、時間帯にもこだわるという徹底ぶりがみられています。
ブドウの管理をとにかく徹底することで、偉大なワインの品質を保っているのです。時には収穫直前についてしまった雨粒をヘリコプターの風圧で飛ばしたり、ビニールシートで畑をそのまま覆ってみたりと大胆な手法を採用しているのも、ペトリュス“らしさ”に挙げられます。
ユニークな手法で作られるシャトー・ペトリュスのワインは、力強さの目立つ一般的なボルドーワインとは大きく異なり、優しく濃厚な口当たりをしているのがポイントです。ブドウ品種はメルロー主体の構成で、カベルネ・フランという品種のブドウもバランスよくブレンドされます。
凝縮された果実の味わいの中に、バニラのような甘さや程よいスモーキー感も現れます。長期熟成に耐えうるワインでもあり、熟成を進めていくことで円熟味を増した甘やかな印象になっていきます。
基本的には熟成させてから飲むほうが美味しいと言われていて、少なくとも10年、当たり年のワインでは20~30年ほど熟成させるべきだと推奨されています。熟成させることで堅牢であったワインが、落ち着いた印象になりトリュフや湿った土のような官能的な香りを放つようになります。
飲み頃を迎える頃には、深い紫色であったワインがレンガ色のような色合いに変化していきます。長期熟成に耐えうるワインであるということも、価格が上昇する理由の一つにつながっています。
シャトー・ペトリュスのワインは格付けこそないものの、ワイン評論家からの評価が非常に高いことで知られています。
ワイン評論家として有名なロバート・パーカーが監修するワインアドヴォケイトの得点では、通算10回以上にわたって100点を獲得しています。
パーカー氏はシャトー・ペトリュスのワインを「ワインというより神話の象徴」と述べるほど絶賛しています。中でも1989年、1990年、2009年ヴィンテージなどは100点がつけられており、“最高の当たり年”と言われています。
2009はメルロー100%で仕上げられていて、非常に官能的な仕上がりです。他のボルドーワインにはない特別な味わいを贅沢に堪能できることでしょう。
またペトリュスは過去のボトルにも価値が見出されていて、古いボトルは希少価値の高さから高額になることがあります。例えばペトリュス史上で最も高評価だと言われた1961年ヴィンテージは、不死身のワインと称され愛好家が注目しました。
今では希少価値が高くなっていることもあるため、1本に400万円を超えるような価格が付けられています。もちろん一般的なヴィンテージの価格も高く、1本が数十万円越えの状態で、その価格は年々上がり続けています。
シャトー・ペトリュスのワインは生産量が少ないことも特徴に挙げられます。出荷量は年間数千ケースほどで、5大シャトーのワインに比べるとはるかに少ないです。生産量、そして流通量が少ないことが希少価値に繋がり、そのぶん値段も高まっているのです。
そして近年は、価格の高騰に目をつけた投資家からの購入も続いています。長期熟成に耐えうるポテンシャルがあるシャトー・ペトリュスのワインは、投資の対象にもなっていて、時間が経てば経つほど高値がつけられるような状況になっているのでしょう。
またペトリュスが作られるポムローム地区はメドックのような格付けがないことで知られています。格付けによる先入観がないということも、むしろ価格の高騰につながっていると考えることができます。
例えば格付けのあるメドック地区では、2級のシャトーが高得点ワインを作っても、1級シャトーのワインの価格を超えることがほぼありません。しかしペトリュスは格付けがないからこそ、ワインの高い品質がそのまま高い価格につながっていると見られています。
ボルドー最高級ワインであるシャトー・ペトリュスは、希少価値が高く高騰化が進んでいるため、お酒買取においても高額取引・高価買取の対象になります。未開封で今後も飲む予定がないシャトー・ペトリュスをお持ちなら、ぜひお酒買取専門店リンクサスの買取査定にお任せください。
リンクサスの買取査定は、店頭買取・出張買取・宅配買取に対応していて全国からご利用いただけます。その際、査定料や手数料などは一切発生しませんのでご安心ください。買取査定は個人の方、法人の方どちらもご利用可能です。ワインは1本から、大量買取にも広く対応しています。
リンクサスはワイン買取と再販売に関する豊富な販路を持っていて、シャトー・ペトリュスを業界最高水準の価格で買取することが可能です。
プロの査定員がワインの買取について丁寧に解説、ご案内いたしますので初めての方もお気軽にご利用ください。「当たり年はいつなのか」「ワインを高価買取してもらうコツは?」といった質問やお問い合わせも受け付けております。
シャトー・ペトリュス 買取に関するスタッフからの一言
ワイン愛好家だけでなく、上流階級からも絶大な支持を得ているシャトー・ペトリュスは、1889年パリ博覧会で脚光を浴びたことをきっかけに、そこから100年の間で、5大シャトーを凌ぐほどの高値で取引されるワインを生産するようになりました。