今回買い取りいたしましたのは、一般社団法人銀座社交料飲協会(GSK)の80周年を記念して2005年に特別につくられたウイスキー「サントリーブレンダーズチョイス」です。記念品としてボトリングされたウイスキーですが、珍しい希少なジャパニーズウイスキーということでかなりの高額がつきました。
サントリーブレンダーズチョイス(ウイスキー)とは?

2005年にサントリーでボトリングされたウイスキーです。サントリーの山崎蒸溜所と白州蒸溜所に貯蔵されているモルト原酒の中から17年以上の長期熟成された原酒をさらに厳選してヴァティングされたウイスキーです。銀座社交料飲協会の創立80周年を祝して同協会によりサントリーへ注文されボトリングされたウイスキーです。関係者にだけ配られたもので一般の発売はありませんでした。とても本数の少ないプレミアムウイスキーの一つといえます。

日本人の繊細な嗜好に合ったサントリーウイスキー

サントリーウイスキーの創業は1899年です。創業者の鳥井信治郎によって大阪に鳥井商店の開業から始まりました。その後、鳥井商店から壽屋と屋号を変更し甘味葡萄酒「赤玉ポートワイン」の発売で成功しました。1923年に京都の郊外に山崎蒸溜所の建設に着手して、1929年には「サントリーウヰスキー(通称、白札)」を国産初のウイスキーとして発売しました。 日本人に合う繊細な味のウイスキーづくりを目指し、1937年に「サントリーウイスキー角瓶」を発売し大好評となりました。 その後、1970年頃、それまで無縁であった天ぷら屋さん、寿司屋さん、鰻屋さんなど日本料理のお店でウイスキーを出すための広告戦略として「二本箸作戦」を展開しました。その結果、多くの飲食店でウイスキーが飲まれるようになりました。時を経て今では「角ハイボール」ブームも起こり日本人の舌にも定着した日本のウイスキーとしてサントリーは広く飲まれています。
サントリーウイスキーのブレンダー
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PHOTO by SUNTORY[/caption] 今回の「サントリーブレンダーズチョイス」は、山崎蒸溜所と白州蒸溜所の厳選されたモルト原酒をブレンドしたものです。ブレンダーとは、ウイスキーのブレンディングやヴァティングを行うウイスキー職人をいいます。樽ごとの原酒の個性を見抜く熟練の職人です。 サントリーのブレンダーは目的の商品に合わせた多彩な樽熟成の原酒をブレンドしながら味をつくっていきます。あまりにも多くの熟成樽から製品の特徴に合った原酒をチョイスして組み合わせていきます。日によってはたった1日で数百種のテイスティングをし、樽ごとの熟成ピークを見極めていくのです。
ウイスキー買取まとめ ジャパニーズウイスキーは高価買取ができます
サントリーウイスキーに代表されるジャパニーズウイスキーはその独特な味わいが世界の品評会などで高い評価を得ています。今や世界のセレブが飲みたいウイスキーの最初に名前を挙げるほどの人気です。ところが、最近のウイスキーのハイボール人気によって原酒不足となり商品が品薄となっています。当然市場価格も跳ね上がっています。もし未開封のジャパニーズウイスキーをお持ちの場合はお酒買取専門店リンクサスにご一報いただければと思います。今回のように記念に作られた非売品などでも価値がありますのでまずはお問い合わせください。