竹鶴17年買取ならお任せください!
竹鶴17年は、ニッカウヰスキーが製造しアサヒビールが販売を行う「竹鶴」ブランドのうちの1本です。ジャパニーズウイスキーの要件を満たしたブランドであり、世界的人気があります。
ニッカウヰスキーは有名なウイスキーとして、竹鶴のほか「余市」や「宮城峡」といった銘柄も展開しています。余市・宮城峡との大きな違いは、これら2つの銘柄がシングルモルトウイスキー(単一蒸溜所のモルトのみを使ったウイスキー)であるのに対し、竹鶴は「余市蒸溜所」と「宮城峡蒸溜所」のモルト原酒をヴァッティングさせたヴァッテッドモルトウイスキーであるという点が挙げられます。
なおニッカウヰスキーでは、この2つの蒸溜所の原酒を組み合わせたヴァッテットモルトのことを“ピュアモルト”という言葉で表現しています。竹鶴17年も、ピュアモルトウイスキーに分類されています。
シングルモルトウイスキーは蒸溜所によって個性が大きく異なり、味わいにも尖ったような特徴があります。個性の強いモルトは美味しいと評価される反面、人によっては飲みにくいと評価する場合もあります。
これに対しピュアモルトである竹鶴シリーズは、モルトなのに味わいのバランスが取れていて飲みやすいという特徴が挙げられます。実際に竹鶴は「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキーを」というコンセプトのもと作られており、心地よいバランスの良さを体感できる仕上がりとなっています。
ここで紹介する竹鶴17年は、酒齢17年以上のモルト原酒のみを使用して作られる長熟タイプのモルトウイスキーとなります。長熟モルトだけが持つ熟成香が印象的で、ウッディーな中に絶妙なスモーキーさも感じられます。
口当たりはまろやかで飲みやすく、それでいてしっかりとしたボディ感も感じられます。円熟した甘みと穀物由来のコクが広がり、フィニッシュには爽やかな余韻が続いていきます。
竹鶴ブランドは2000年に誕生しました。最初に発売されたのは「竹鶴12年ピュアモルト」で、竹鶴17年ピュアモルトはその1年後である2001年に発売が開始しています。2000〜2001年にかけて一気に12年、17年、21年、25年、35年といったラインナップが発表され、竹鶴はいずれのボトルも一気に人気を集めていきました。また2009年を過ぎる頃には国内でハイボールブームが起こり、ウイスキーそのものに注目が集まったため、竹鶴の人気も上がっていきました。
そんな竹鶴17年に、特に大きな注目が集まったのは2014年のことです。2014年9月〜2015年3月まで放映されたNHKドラマ『マッサン』は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝をモデルにした物語でした。
このドラマは平均視聴率が20%を超えるほど人気で、お茶の間にジャパニーズウイスキーの魅力や竹鶴の知名度を広めるきっかけとなりました。ちょうどこの頃は世界的なジャパニーズウイスキーブームが巻き起こった時期でもあり、竹鶴17年も一気に世界的なウイスキーへと数えられるようになります。
竹鶴17年に関しては特に受賞歴が多く、2012年・2014年・2015年・2018年と4回に渡り「ワールドウイスキー・アワード(WWA)」のブレンデッドモルトウイスキー部門の世界最高賞を獲得しています。またISC金賞を受賞したこともあり、竹鶴17年は世界から認められるほどの実力があるウイスキーにまで成長しています。
2010年代に大きな人気を集めた竹鶴17年ですが、残念ながら2020年1月12日に終売となることが発表されています。現時点でも再販はなされておらず、竹鶴17年はプレミア付きのウイスキーになってしまっている状態です。
定価は税抜7,000円とお手頃であった竹鶴17年ですが、現在の流通価格はおよそ5万円にまで高騰しているような状況です。今後も再販にならない限り、この価格はさらに上昇していくのではないかと考えられています。
ニッカウヰスキーは現在深刻な原酒不足に悩まされており、竹鶴シリーズの多くのボトルを終売としています。現行品としてリリースされているのは2020年にリニューアル発売された竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ)のみで、これまで発売されていた12年や17年、21年などの熟成ボトルは全て終売になっています。
長熟ウイスキーは簡単に生産量を増やせるわけではないので、今後もしばらくの間は再販されると考えにくいでしょう。今現在、竹鶴17年の未開封ボトルを所持している方は、非常にラッキーと言えるでしょう。
竹鶴17年角瓶。うまー… pic.twitter.com/B3xCkotQTk
— 日光81 (@nikko81_fsi) October 3, 2015
竹鶴17年には上記で紹介したボトル以外にも、希少な品がいくつか存在しています。その一つが“角瓶”と呼ばれるデザインのボトルで、いわゆる竹鶴17年のオールドボトル(旧ボトル)に該当するものです。
竹鶴17年角瓶は丸いボトルになる前に発売されていた竹鶴17年で、非常にレア度が高いです。市場では4万円越えの価値が認められており、入手は非常に困難です。
新入荷です。
— すぴ (@Bar_Speakeasy) September 26, 2012
竹鶴17年ノンチルフィルタード。
冷却ろ過を行わない竹鶴の限定商品です。
700ml 46% pic.twitter.com/Dxqbx89K
オールドボトルのほかには「竹鶴17年ピュアモルト ノンチルフィルタード」という限定品がリリースされていたこともありました。こちらは2011年9月に数量限定で発売されていたもので、販売本数はわずか3,000本であったと言います。
こちらはノンチルフィルタード、つまり冷却濾過を行わない手法で作られた特別な竹鶴17年であり、香味や複雑な味わいが強く個性として現れている1本となります。アルコール度数も46%と高く、飲みごたえを感じることができます。
数の限られていた限定品ということもあり、竹鶴17年ピュアモルト ノンチルフィルタードは流通しているのをほとんど見かけることはできません。もし未開封ボトルがあるなら、非常に高い価値がつくことが予想されます。
ここまで読んでいただくとわかるように、竹鶴17年はとにかく希少なウイスキーです。なぜなら終売となってから年月が経過していて、いずれのボトルも入手すら困難な状態であるからです。
ジャパニーズウイスキーの代表格として人気の高い竹鶴17年には、プレ値でも買いたいと願うコレクター・マニアの方が多く存在しています。そのため未開封ボトルを査定に出していただくと、査定額は数万円越えとなり、かなりの高額がつくことが予想されます。
もし竹鶴17年の未開封ボトルをお持ちであり、今後も飲む予定がないという方がいらっしゃるなら、ぜひリンクサスのお酒買取をご利用ください。
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竹鶴17年 買取に関するスタッフからの一言
竹鶴17年は、原酒不足から現在は終売となっているピュアモルトウイスキーです。そのためウイスキーの買取市場では、高値で取引されているウイスキーとしても知られています。
竹鶴17年を購入しようとすると定価の何倍もの価格でしか手に入らない状態が続いているのが現状です。希少価値の高い竹鶴17年は、ウイスキーの買取専門店リンクサスでも竹鶴17年の買取では高価買取が行われています。
今後も高値で取引される可能性が高いですが、買取価格がもっとも高いタイミングで売却するのがおすすめ。竹鶴17年をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。