シャトー・オー・ブリオン買取ならお任せください!
シャトー オー ブリオン 2015 pic.twitter.com/fNWrruIN1e
— 銀座 御用達 (@goyoutashi_menu) April 13, 2019
そんなシャトー・オー・ブリオンのすごいところは、グラーヴ地区のワイナリーでありながらメドック格付けの第一級シャトーに選ばれているところです。これはメドック格付けの中でも例外中の例外であり、いかにシャトー・オー・ブリオンが素晴らしい作り手であるかが見て取れます。格付けされた1855年から現在に至るまで、第一級としての地位と品格を守り続けています。
なおシャトー・オー・ブリオンは、歴史の中で何度も所有者が変わっています。1934年にはアメリカ人銀行家であるクラレンス・ディロン氏がシャトーを買収していて、そこからディロン家による所有が続いています。今はルクセンブルク大公国のロベール皇太子が当主を務めながら、シャトー・オー・ブリオン伝統の味わいを守り続けています。
シャトー・オー・ブリオンのワインは、水捌けの良い砂利の土壌で作られる最高品質のブドウを原料に作られます。ミネラルが非常に豊富で、とてもエレガンスな味わいをしていると高い評価を受けています。5大シャトーの中でも赤ワインにおけるメルロー比率が高いのが特徴であり、カベルネ・ソーヴィニヨンよりもメルロー比率が高くなるようにアッサンブラージュされています。
味わいは他に比べるとライトで渋みが少ないため“軽い”といったように称されてしまうこともありますが、決して深みがないわけではありません。むしろバランスに長けていて、飲みやすい味わいのワインであることが高い評価につながっています。
また早熟ではありますが飲み頃が長く、若いままでも寝かせても楽しめるということが大きな個性として挙げられます。状態の良い当たり年のワインであれば、飲み頃は30年ほど続くと言われています。シャトー・オー・ブリオンのワインは5大シャトーの中でも最も飲み頃の期間が長く、コレクションにも向いているワインと言えるでしょう。
またシャトー・オー・ブリオンといえば、最先端の技術を積極的に取り入れていることでも知られます。「澱引き(=スーティラージュ)」や「補酒(=ウイヤージュ)」を世界で初めて取り入れたシャトーとして有名で、ボルドーのワイン作りに大きな影響を与えてきました。
そして現在のワイン作りも非常に合理的なシステムのもと作られています。ブドウは醸造所に運ばれる前、畑で収穫する段階で手作業で選果され、健全なブドウだけがきちんと仕分けられるようになっています。その後はオー・ブリオンの個性とも言えるベルトコンベアで除梗機まで運ばれていき、粒と果梗に分けられていきます。
その後はステンレスタンクに運ばれ、アルコール発酵や果皮浸漬などの作業が行われていきます。なおステンレスタンクを採用したのも、他のシャトーに比べ早かったそうです。これらのことから、オー・ブリオンが伝統技術だけにとらわれず、常に良いワイン作りを目指しているということがわかります。温度管理もコンピューターを用いて正確に行われており、生まれるワインは常に安定した品質を保ち続けています。
シャトー・オー・ブリオンのラインナップではその名を冠した赤ワインが有名ですが、実はファーストラベルだけでなくセカンドラベルや白ワインも人気があります。赤用の畑はおよそ44ヘクタール、白用の畑はおよそ2.7ヘクタールの面積となっています。
最も有名なのが赤ワイン「シャトー・オー・ブリオン」で、エレガントで複雑なアロマを持っているのが特徴です。きめ細かな質感と香りの中にしっかりとした骨格もあり、雄大さを感じられる仕上がりで愛されています。価格はヴィンテージによって変わりますが10~20万円前後のボトルが多く、ボルドーの中でも高級ワインの頂点に君臨しています。
そして赤ワインのセカンドラベルには「ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン」があります。こちらはシャトーオー・ブリオンと同じ畑のブドウを使って作られます。違いはブドウの樹の樹齢だけで、管理などがファーストラベルに劣るわけではありません。ファーストラべルと同じくエレガンスを感じる仕上がりで、価格は1本あたり3~4万円前後となっています。 また赤のセカンドラベルには「シャトー・バーン・オー・ブリオン」もあります。こちらはかつて生産されていたセカンドラベルであり、今は生産されていません。そのため希少価値が高く、1本が4~5万円前後で取引されているような状況です。
なお白ワインの最高傑作は「シャトー・オー・ブリオン・ブラン」としてリリースされています。わずか3ヘクタール未満の畑から作られるワインであり、存在そのものが希少です。1本20万円以上の値がつけられるレベルで、入手自体が困難です。複雑なアロマと壮大なスケールはオー・ブリオンの真骨頂とも言えるでしょう。
このほか2〜3万円前後の白ワイン「ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン」や、1〜2万円前後の白ワイン「レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン」も人気があります。どちらも生産量が少ない希少ワインとして人気を集めています。
シャトー・オー・ブリオンの当たり年は1989、1990、1995、1996、1998、2000、2005、2006、2008、2010、2012、2014、2015、2016、2017、2018あたりです。特に1989ヴィンテージに関しては、ロバート・パーカー氏も100点をつけるほどの高い評価をつけています。
パーカー氏はシャトー・オー・ブリオンを「豊かな香り・エレガントさで右に出る者はいない」と評価しています。1989年のシャトー・オー・ブリオンに関しては、50万以上の値がつけられるほどの人気ぶりです。
当たり年のワインは長期保存に耐えうるポテンシャルがあるので、特に高い値段がつけられる傾向にあります。シャトー・オー・ブリオンをチェックする際は、ぜひ当たり年にも注目しながら選んでみましょう。
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シャトー・オー・ブリオン 買取に関するスタッフからの一言
シャトー・オー・ブリオンは、世界中から注目を集め高い評価を得ているワインですが、手に入れやすいワインとしても知られており、多くのワインファンを魅了し続けています。