スプリングバンク18年買取ならお任せください!
スプリングバンクはスコットランドのうち、キャンベルタウンというエリアにて作られるシングルモルトウイスキーです。
キャンベルタウンは塩辛い(=ブリニー)なモルトウイスキーが多く作られるエリアですが、スプリングバンクも塩辛でスパイシー、クセのある味わいが印象的です。
スプリングバンクは万人受けする銘柄に比べ一般的な知名度は低いものの、強い個性でウイスキーマニアから高い評価を集めています。“通好み”と言われる味で、ピリリとした刺激に甘い香り、苦さもバランスよく含む長い余韻で飲む人を虜にしていきます。
そんなスプリングバンクは香りの高さから「モルトの香水」と呼ばれることもあります。上品、エレガントという言葉が似合うウイスキーで、味わいの中には爽やかさも混ざっています。
ここで案内するスプリングバンク18年は、スプリングバンクシリーズの定番の一つです。スプリングバンクには10年、12年、15年、18年、21年、25年とたくさんのラインナップがありますが、そのうちの1本で紫色をベースにしたラベルと箱が目印です。
最低18年以上熟成させたモルト原酒のみが使われたウイスキーであり、非常に豊かで奥深い味わいで人気を集めています。流通価格は一本8万円超えと、超高級ウイスキーの一つでもあります。
スプリングバンク18年(恐らく2021年ボトリング):シェリーバンク香。強めの麦感、バランスが絶妙に良い。滑らかでスイート、シェリーが乗ってくる。湧き上がる香りが最高。 pic.twitter.com/qvDvhiFUHU
— Inoue_Whisky_Notes (@InoueReview) April 21, 2023
スプリングバンク18年にはシェリー樽熟成原酒が8割、バーボン樽熟成原酒が2割使われます。シェリー樽原酒の割合が高く、味わいにもシェリーらしい個性が生まれています。
香りはレーズンやバニラのような甘み、煮リンゴのニュアンス、そしてメレンゲパイのような強い甘さが目立ちます。とはいえ甘さ一辺倒ではなく、海のような爽やかさもあります。
口に含んだ時にもレーズンや煮りんごのような味わいがまず広がり、そこからチョコのようなビターさ、オレンジピールのような苦さが混ざり合っていきます。だんだんとスプリングバンクらしい塩味が重なり合っていき、豊かなコクに繋がっていきます。
なおアルコール度数は46%と一般的なウイスキーに比べ若干高めになっています。しっかりとした飲み口であり、多彩な飲み方ができるのでいつまでも飲み飽きせずに楽しむことができます。
決して安くはない高級酒ですが、評価は値段以上に高く「最高」「バランスが良い」と言われます。家庭だけでなくバーやレストランでも高い評価を集めている1本で、ウイスキー愛好家からの評価が特に高いです。
一方で入手は困難であり簡単に挑戦しづらいという声も挙がっています。酒屋の店頭に並んでいるケースが少なく、オンラインなどではかなり価格が高騰しているような状況なので気をつけておきたいところです。
スプリングバンク蒸溜所はかなり歴史が長い、いわゆる老舗の蒸溜所です。長い歴史の中で閉鎖せずに残った蒸溜所であり、伝統技術を活かしたウイスキーづくりを得意としています。
一般的なスコットランドの蒸溜所とは異なり、製麦からボトリングまでの全ての工程を蒸溜所内で行うというのがスプリングバンクのこだわりです。これはスコットランドの数ある蒸溜所の中でもかなり珍しく、強いこだわりがウイスキーの個性のある味に反映されていることがわかります。
特に麦を発芽させる際に「フロアモルティング製法」を採用しているところがポイントです。フロアモルティングはスコッチ作りにおける伝統手法の一つですが、手間がかかることから近年は採用する蒸溜所が減ってしまっているのが現状です。
しかし重労働であるフロアモルティングをあえて採用することで、品質の高いモルトを作り出し、美味しいウイスキーに仕上げているのです。機械に頼らず自分たちの手でウイスキーを仕上げるというこだわりで、独自のスタイルを貫き続けています。
スプリングバンク蒸溜所は異なるタイプのモルト原酒を作り分けていることでも知られています。蒸溜所の名前をそのまま反映した「スプリングバンク」のほか、「ロングロウ」や「ヘーゼルバーン」といった名称のウイスキーもリリースしています。
いずれもモルトウイスキーであることには変わりありませんが、製法に大きな違いがあります。フラッグシップであるスプリングバンクは2回半の蒸留を行うのが特徴で、ミディアムピートの仕上がりとなっています。
フラッグシップというだけありボトルの種類も豊富で、熟成年数の違いや樽の違いでさまざまなボトルをリリースしているブランドとなります。
一方でロングロウにはフェノール値50〜55ppmのヘビーピーテッドモルトが使われます。蒸留は2回であり、強いピートがそのままウイスキーの香りと味わいに現れています。
ロングロウはキャンベルタウンらしい塩気にスモーキーなニュアンスが漂います。重厚な味わいはハイボールにしても美味しいと人気です。
ヘーゼルバーンはロングロウとは対照的にノンピートのウイスキーです。3回蒸留で作られる、ローランドスタイルと言われるウイスキーとなります。
穏やかなニュアンスの中に深い味わいと華やかさがプラスされた銘柄であり、近年大きな人気を集めています。
お酒買取ではスプリングバンク、ロングロウ、ヘーゼルバーンすべて査定の対象になります。ただし銘柄やボトルの種類の違いで価格が変わってくるので、違いがわからないという方や金額がわからないという方はぜひ買取査定をご活用ください。
ここまで紹介したように、スプリングバンク18年はこだわりの製法で手間と時間をかけて丁寧に作られるウイスキーです。熟成には18年以上の時間がかかるので、当然生産本数や流通本数も少ない希少品となっています。
希少なスプリングバンク18年は流通価格が高額であり、買取査定においても高額買取の対象になることがほとんどです。特に未開封でカートン付きの綺麗なボトルは評価が高く、ボトル1本が何万円もの査定になるケースもあります。
特に近年は原酒不足が深刻化していて、それだけ流通価格や買取価格も高くなっています。国内では正規代理店からの輸入がほとんどなく、流通しているボトルは並行輸入品が大半です。
バーなど飲食店での人気も高い1本なので、家庭用ボトルとして出回っているのはわずかになります。需要に対して供給量が圧倒的に少ないことから、買取人気が高い1本となっているのです。
スプリングバンク18年のような高級で希少なウイスキーは、どこに売るかで大きく価格が変動します。高額取引をご希望の方は、ぜひお酒買取専門店リンクサスにお任せください。
リンクサスはお酒を専門的に扱う買取店であり、販売ルートやお酒に関する知識が豊富なのでウイスキーの高額買取ができます。特にスプリングバンク18年のような人気ウイスキーは高額買取になりやすいです。
また買取をただ行うだけでなく、お急ぎの方も安心の「即日買取」や遠方の方でも利用しやすい「宅配買取送料0円」などサービスをご用意しています。疑問や不安がある方にも安心の簡易査定をLINEやオンライン、電話で受け付けているのでまずはお気軽にお問い合わせください。
スプリングバンク18年 買取に関するスタッフからの一言
「スプリングバンク」はスコットランドのキャンベルタウンで生産されているシングルモルトウイスキーです。愛好家からは「モルトの香水」と称されるほど香り高く、バニラやオーク、レモンといった柑橘系の甘い香りが特徴です。