優美かつ雄大なブルゴーニュの造り手
ルネ・アンジェルは、かつて
ブルゴーニュの超一流と呼ばれたドメーヌです。ドメーヌ設立は1910年と古く、初代ルネ・アンジェル氏によって歴史がスタートしました。
もともとディジョン大学の教授でもあったルネ氏は、
高品質なワインを生み出す造り手として人気を集めていました。やがて
1981年にはルネ氏の孫にあたるフィリップ・アンジェル氏がドメーヌを継ぐことになりますが、ドメーヌはそこからさらに成長していくこととなります。
ドメーヌ・ルネ・アンジェルのワインは、
ヴィンテージやテロワールによる個性を非常に大事にしているのが特徴です。ドメーヌは
「ヴォーヌ・ロマネ」や
「クロ・ヴージョ」といった人気の畑を所有しており、優美かつ偉大なワインを造り上げていました。また単調にワイン造りをするのではなくヴィンテージによって新樽比率を変えるなど、いかにワインが美味しくなるかを工夫していたこともポイントに挙げられます。そんなルネ・アンジェルのワインは、
濃密でありながらも気取ったような派手さはなく、タフでありながらもエレガントさを忘れないという仕上がりになっています。
2004年をラストヴィンテージとして惜しまれつつ廃業に
ヴォーヌ・ロマネ村の偉大な生産者として愛されていたルネ・アンジェルですが、2005年に当主であったフィリップ・アンジェル氏が旅先のタヒチにて突然亡くなります。
フィリップ氏は当時49歳という若さであったため、ドメーヌを継ぐ者はおらず、残念ながらそのままドメーヌは消失してしまいます。
つまりルネ・アンジェルのワインは、
2004年がラストヴィンテージとなっており、それ以降のものはこの世に存在していません。今ではすっかり希少なワインとなり、プレミア化してしまっているのが実情です。
かつてドメーヌ・ルネ・アンジェルとして所有されていた土地は、現在
「ドメーヌ・デュージェニー」として運営されています。
こちらは
ボルドーの有名な「シャトー・ラトゥール」のオーナーである、フランソワ・ピノー氏によって運営されるドメーヌです。
ちなみにルネ・アンジェルとして運営されていた6.5ヘクタールほどの畑は、日本円で20億近い価格で取引されたとのことです。この金額はヴォーヌ・ロマネ村の畑の取引では過去最高額であり、金額を見てもいかに評価が高かったのかがわかります。
残念ながらルネ・アンジェルの新作ワインはもう飲むことはできません。ですが育てられたテロワールのワインは、ドメーヌ・デュージェニーとして今も受け継がれているのでぜひ注目してみると良いでしょう。
フラッグシップは「グラン・エシェゾー」

ルネ・アンジェルは運営当時、およそ6.5ヘクタールの畑を所有していました。面積としては非常に少ないものの、いずれも優れた土地であり、生み出されるワインは非常に評価の高いものでした。特にフラッグシップであったのが、
グラン・クリュ(特級畑)の「グラン・エシェゾー」です。グラン・エシェゾーはコート・ド・ニュイ地区にあるテロワールで、良質な土壌からはピノ・ノワール100%の優良な赤ワインが生まれます。
グラン・エシェゾーといえば、
非常に力強い味わいをしていることが特徴に挙げられます。複雑で甘美な味わいをしていて、長期熟成にも適した仕上がりです。ルネ・アンジェルのグラン・エシェゾーはいくつもの香りと深い味わいを持ち合わせていて、力強いだけでなくエレガンスも兼ね備えているのが大きな個性です。
「クロ・ド・ヴージョ」が最高の評価を受けている
ルネ・アンジェルといえば、
グラン・クリュ「クロ・ド・ヴージョ」も人気です。クロ・ド・ヴージョはヴォーヌ・ロマネらしい力強さにミュジニーのような繊細さも持ち合わせるバランス型の赤ワインです。畑そのものも、ヴォーヌ・ロマネとミュジニーの間の位置にあります。
ルネ・アンジェルのクロ・ド・ヴージョは斜面最上部のすぐ下の位置にあり、絶好のロケーションでした。樹齢の高いブドウから生まれるワインであり、ルネ・アンジェルのラインナップの中でも特に評価が高く付けられていました。
中にはフラッグシップであるグラン・エシェゾーよりも、クロ・ド・ヴージョの方が美味しいという声もあったほどです。当然ながら今では希少価値が高くなっているため、1本が数十万円という高額で取引されるような状況になっています。そもそも市場に出回る本数自体も少ないです。
ルネ・アンジェルのラインナップ

ルネ・アンジェルには先ほど紹介したグラン・エシェゾー、クロ・ド・ヴージョを含め5つのアペラシオンがあります。
村名ワインでも高額になることが予想されるので、ぜひチェックしてみましょう。ラインナップは以下の通りです。
- ・グラン・エシェゾー・・・力強さを持つ赤ワインで、ルネ・アンジェルのフラッグシップ。濃密でパワフル、果実味が軸となった完成されたワイン。
- ・クロ・ド・ヴージョ・・・シンプルで洗練された作りの最高級ワイン。今では1本50万円以上で取引されることもある。
- ・エシェゾー・・・グラン・クリュのワインで、0.55ヘクタールを所有していた。古木のぶどうから生まれる高級ワインで壮大なスケールを持つ。
- ・ヴォーヌ・ロマネ・オー・ブリュレ・・・ヴォーヌ・ロマネ村の一級畑から生まれるワイン。凝縮したアロマが印象的で濃厚なのにフィネスがある。
- ・ヴォーヌ・ロマネ・・・村名ワインではあるが今では非常に希少に。1本数万円〜数十万円での販売となり、ワインの状態でも価格が変わる。
幻のワインとして高額買取の対象になる

ルネ・アンジェルのワインは今がまさに売り時です。なぜならドメーヌが廃業となり、すでに生産されない
「幻のワイン」となっているからです。もともとの味わい評価が高いことに加え、手に入りにくくプレミア化していることも高価買取に繋がる理由となります。ルネ・アンジェルはグラン・クリュだけでなく、村名クラスのワインにまで高い価値がつけられています。
またルネ・アンジェルのワインは、
ちょうど今飲み頃を迎えているボトルも多いです。ブルゴーニュワインは数十年という長期熟成に耐えうるポテンシャルを持つものが多く、特級畑、一級畑が中心であるルネ・アンジェルのワインも、十数年前のボトルが今美味しいと評価されています。コレクターやワインマニア、そして有名レストランなど各方面から求められているワインであるため、買取でも高値での査定となるのです。
高価買取を狙う場合は、ワインの状態も非常に重要になってきます。
ルネ・アンジェルのワインは基本的に古いボトルが多いので、“どれだけ品質が保たれているか”なども評価に直結します。同じ名前のボトルでもラベル汚れがないもの、澱のないものの方が高値になりやすいです。適温を保ってセラーで保管されていたか、静かな状態で刺激を与えずに保管されていたかなども重要になってきます。
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ルネアンジェル 買取
担当者からのコメント
ルネ アンジェル買取に関するスタッフからの一言
ルネ・アンジェルはフィリップ・アンジェル氏が3代目当主となってから、一躍有名になったワインです。ヴォーヌ・ロマネの名生産者の一人で、世界的な人気を誇る造り手として知られていました。そんなルネ・アンジェルのワインですが、フィリップ氏が亡くなったことをきっかけに今ではプレミア化しています。ルネ・アンジェルのワインの中には当時の5〜10倍という値段がつけられているようなボトルもあり、今がまさに売り時と言えます。「ワインのコレクション整理がしたい」「飲まないルネ・アンジェルのボトルがある」「遺品整理や生前整理を考えている」など、どのような理由でも構いません。ルネ・アンジェルの買取査定に興味をお持ちの方は、リンクサスまでぜひご相談ください。リンクサスの買取査定では様々な角度からワインを見極め、業界最高水準の買取価格をご案内させていただきます。ルネ・アンジェルのような人気ワインは特に高額になりやすいので、ぜひお問い合わせください。
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