ジャパニーズウイスキーの代表格である「白州」ブランド。サントリーが手がける銘柄の一つで、山崎ウイスキーとはまた違った爽やかさが魅力です。
そんな白州ブランドよりリリースされた限定ボトル
「白州スパニッシュオーク」の特徴や、価格の動向について解説していきます。
1.300本限定販売の希少ウイスキー!発売日や定価は?
白州スパニッシュオーク2021はサントリーのシングルモルトウイスキーの1つです。森薫るウイスキーの相性で知られる「白州」を
希少性の高いスパニッシュオークで製樽し、さらにシェリー酒の空き樽で後熟させたウイスキーとなります。
こちらは白州シリーズの限定品として、2021年10月26日に300本限定でリリースされました。
販売時の定価は¥11,000(税別)で、ノンエイジ商品とはいえ限定品のジャパニーズウイスキーにしては非常に良心的な価格設定でした。
ただしリリースされた本数が少なく、さらに元々人気である白州ブランドの商品であったため、
通常購入は不可能であり購入できたのは抽選販売で当選した方のみ。そのため現在ではプレ値が付けられている商品となっており、希少なウイスキーの代表格と言われています。
高額買取される白州ウイスキー。品薄いつまで?定価購入は無理なのか?
2.白州スパニッシュオークはどんな味?人気の秘訣は?
白州モルトの人気といえば、ズバリ若葉のようなみずみずしい感覚、そしてほのかに香る軽快なスモーキーフレーバーです。非常にリッチな味わいで、“飲みやすいウイスキー”と国内外から人気を集めています。
白州スパニッシュオーク2021は、そんな白州シリーズの中でも
厚みがある味わいなのがポイントです。これは樽熟成によるもので、
カカオやダークチョコ、マヌカハニーのような独特な甘味とほろ苦さがあります。適度なボリューム感を備えつつも、白州らしい繊細さがあり綺麗にまとまっています。余韻もゆっくり続くので、ストレートで飲むのに適しています。
白州ならではの滑らかな飲み心地とパーフェクトに近いバランスで、
飲む人を選びにくく幅広い層から支持を得ているというのが人気の理由です。また、白州そのものが
終売や休売が相次いでいることからブランド力が高まっているため、特に限定品は簡単に買えないという状況が続いています。
3.白州スパニッシュオークはもう入手不可!?現在の価格推移は?
白州スパニッシュオークは限定品でのリリースであったため、すでに公式のラインナップからは消えており定価での購入はまず不可能です。手に入れるためには、
高騰化した商品を高値を出して買うことになるでしょう。それでも買い手がつくほど、白州スパニッシュオーク2021は人気があります。
なお、現在の流通価格は20万円以上にまでに跳ね上がっていて、販売店によっては30万円を超えている場所もあります。現在では定価では手に入らないボトルなので、
今後さらに高騰化が進むことが予想されます。
もちろん買取専門店での査定額も高く、白州スパニッシュオーク2021を売りに出せば、状態にもよりますが数十万の値段がつくことが期待できるでしょう。箱などの付属品が揃っている、汚れが少なく痛みの少ないボトルであれば高額買取が期待できます。