ニッカウイスキー終売品『余市12年』買取価格
品名:余市12年 YOICHI 12Years
ニッカウイスキー終売品『余市12年』を買い取りさせて頂きました。余市といえば、
ニッカウヰスキーの大人気の銘柄で国内だけではなく海外からの注目度も非常に高いウイスキーです。
このウイスキーは最近のジャパニーズウイスキー人気の影響もありモルト原酒の不足から2015年に終売となってしまった商品です。余市のシングルモルトでも12年という熟成原酒は品質も良く販売中は人気の高い商品でしたが惜しまれながらも販売を終了したものです。
ドラマ「マッサン」が放送終了してからも、ジャパニーズウイスキーの人気はうなぎのぼり、
この「余市12年」もすでにプレミアウイスキーの仲間入りです。
ニッカウヰスキーの歴史
ドラマ「マッサン」でも有名になりましたが、ニッカウヰスキーを創業したのはご存知、
竹鶴政孝です。大阪高工の醸造科で酒造りを学んだ政孝は当時モダンであった洋酒に興味があり当時洋酒を扱っていた摂津酒造に入りました。
本格的なスコッチウイスキー作りを目指し、摂津酒造社長の阿部喜兵衛は政孝をスコットランドのグラスコー大学に留学させました。
政孝は大学での研究と蒸溜所での実地研修の成果を2冊のノートに記録し帰国しました。この研究が日本のウイスキーの始まりでした。
帰国後、株式会社壽屋(後のサントリー)に招聘され、サントリー山崎蒸溜所の責任者を11年間勤めました。
壽屋を退職し、自らウイスキー作りをする為に資本家を募り、スコットランドの気候風土がよく似た北海道の余市にて起業しました。スコットランドの「ハイランド」の蒸溜所を理想として見つけた土地が余市でした。北側に荒々しい日本海、それを取り囲むように山に囲まれた土地はまさに
日本の「ハイランド」でした。
余市岳からの流れてくる雪解け水が余市川へと続き、結果として仕込み水へとなりました。また近隣の石狩平野ではピートや石炭も採れました。ここ余市にはウイスキー作りの全てがありました。そして余市でつくられるウイスキーは、
スコットランドの「ハイランド」に似せた原酒が力強く重厚な味わいになると政孝は確信していたのです。
ウイスキー作りといっても出荷するまでに何年もかかるため、政孝は当初は余市の特産品を使ってりんごジュースやワイン、ゼリーなどをつくって会社を運営していました。この時の社名が「大日本果汁株式会社」、通称「日果」と呼ばれやがて「ニッカ」へと発展していきます。
1935年冬、単式蒸留器ポットスチルが導入され、1936年にいよいよ原酒作りが開始され、
1940年最初の「ニッカウヰスキー」が発売されました。
ニッカウヰスキー余市12年とは
「余市12年」は自然に囲まれたニッカウヰスキー発祥の地、北海道余市で創業当時の伝統の製法を守り、石炭で直火焚き蒸留された原酒を樽に詰め冷涼な貯蔵庫にて12年以上の
長期熟成させたとても飲みやすいと評判のシングルモルトです。
「余市12年」は、ウイスキーの国際的な品評会であるワールド・ウイスキー・アワードにて最優秀賞(シングルモルト部門)に選ばれた「余市1987」をオリや濁りを取るための冷却と
ろ過をあえてしないことで複雑な味をつくり出しました。
また、余市蒸溜所でつくられる原酒は蒸留時に直火加熱を採用しているため高温で蒸留速度が早く、さらに蒸留器に使われているポットスチルもストレートヘッド型であるため重厚な原酒が誕生しています。さらにピートで燻されている樽のおかげでスモーキーさも加わっています。残念ながら現在は原酒不足で2015年8月で販売終了しましたが、
「余市12年」はウイスキーの傑作といえます。
味わいの特徴
まろやかで果実感が前面に出しながら力強さも備えた味わいです。少しピーティが感じられるため重厚なスモーキー感も味わえます。
香りの特徴
甘さとスモーキーさなど複雑かつ重厚で華やかな香りが続きます。
お酒買取専門店 リンクサスの強み
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今回の「余市12年」のように原酒不足から販売終了となった商品は
希少価値が上がっています。日々買取価格が変動するため随時お問い合わせ頂ければと思います。きっとご満足いく取引ができると確信しております。
まとめ
ニッカウイスキーの人気は今や世界中に広がっています。良いウイスキーをつくる姿勢が認められているということです。「余市12年」のように熟成年数の高いものは味わいの深さから求めている人はたくさんいます。
1350本しか生産されなかったことからあっという間に販売が終了してしまい市場から姿を消しました。
このような希少なお酒をお酒買取専門店リンクサスでは高価買取いたしております。