今回はこの希少な山崎ブランドの人気酒「
山崎シェリーカスク2010」を買い取りさせていただきました。
山崎シェリーカスク2010は2009年に発売されあまりにも人気が高く即完売した「山崎シェリーカスク」の復刻版です。発売当時は700mlで定価9,000円という価格でしたが瞬間に売り切れてしまいプレミア価格になり高騰しました。
サントリー山崎シェリーカスク2010とは
2009年に限定発売で出荷された「
サントリーウイスキー山崎シェリーカスク」は山崎のシングルモルトシリーズとしてリリースされました。
この商品は発売と同時に完売する人気となり、この人気を受けて翌年に復活発売として出されたのが「
山崎シェリーカスク2010」です。
スパニッシュオーク材でつくられたシェリー樽によって熟成された原酒のみを使用してヴァッティングされた逸品です。スパニッシュオークによるバランスの整った酸味と甘み、フルーティーな果実の香りとリッチな芳香が特徴です。
サントリー山崎の蒸溜所や歴史とは?
サントリーウイスキーの創業者、
鳥井信治郎は「日本人の手で、世界に誇る日本のウイスキーを作りたい」と願い、京都の南側に位置する山崎の地に1923年に山崎蒸溜所をつくりました。
初めての製造は試行錯誤の連続で、やっとできた国産初のウイスキーが「白札」でした。しかし予想に反して当時はあまり売れませんでした。そのような中でも鳥井信治郎は諦めずに改良を重ねました。その結果、
1937年に「角瓶」を発売し評判になりました。
その後、
「サントリーオールド」「サントリーローヤル」といったウイスキーを発売して行きました。
その後、鳥井信治郎の次男、佐治敬三が2代目ブレンダーとなり「日本を代表するシングルモルトウイスキーをつくる」と新たな目標に向かって情熱を燃やしました。当時のチーフブレンダーであった佐藤 乾と協力をして山崎蒸溜所に貯蔵する数十万もの樽原酒をブレンドして数えられないほどのテイスティングを行いました。
テイスティングを続けて2年が経ち、たどり着いたのが多彩な原酒が調和された味になりました。このようにして
1984年3月14日に国産のシングルモルト山崎がサントリー創立60年を記念して完成しました。
「山崎」のラベルの文字は佐治 敬三の筆文字の書を入れ、
崎の字の右側は寿の文字にも見える仕掛けがしてあります。これはサントリーの前身である「寿屋」の精神を伝える証となっています。
サントリー山崎を生み出すブレンダーの匠の技
サントリーウイスキーの山崎蒸溜所において異なる種類の蒸留器や熟成樽によって
多彩な味わいをしたためた原酒を人間の舌のみでバランスよく組み合わせることで山崎の味わいを仕上げていくのがブレンダーの仕事です。
長年の勘や知識、経験を積んだ上でさらに日々努力を惜しまないことが繊細なヴァッティングに繋がります。山崎はそんなブレンダーの息吹を感じられるシングルモルトウイスキーだからこそ世界中に多くのファンがいるのです。
お酒買取専門店リンクサスの強み
お酒買取専門店リンクサスでは他店に負けない高額査定を実現しています。リンクサスがなぜお酒の買取に強いのかというと、まず
日本国内のみならず世界中に販売のネットワークを構築していることが挙げられます。世界のどの地域でどのような種類のお酒の要望があるかなどが常に分かっています。
そのため、お客様から買い取らせて頂いたお酒をすぐに必要な場所に売ることが可能になります。ストック期間の短縮だけでも経費の節減となります。
その分を
査定額に上乗せすることで高価買取が実現しています。今回のようなシングルモルトウイスキー「山崎シェリーカスク2010」は生産自体が限られたものでコレクターが探しているお酒です。その為、プレミア感も高く市場では高値で取引されています。
とは言え買取店によっては定価に少し上乗せしただけなど、
リサイクルということで定価よりも安く買い取るといった店舗も存在します。リンクサスのようにお酒の本当の価値が分かる買取店に査定をして頂くことをお勧めいたします。
このように世界で評価の高いジャパニーズウイスキーの中でも山崎ブランドはどのラインナップも非常に人気で品薄です。
中でも
シェリーカスクはシェリー樽の原酒のみでつくられた限定品ということもあり非常に希少で買取市場でも相場が高くなっており買取査定に出すにはお勧めのウイスキーになります。