
【ウイスキー買取】サントリー山崎シェリーウッド1985、を買い取りいたしました。その希少性については後で詳しくお伝えしますが、限定1,200本(と言われています)、アッという間に完売したサントリー山崎をお譲りいただきました。
項目 | 価格 |
弊社買取価格 | 420,000円~ |
通常価格 | 不明 |
他社買取価格 | 400,000円前後 |
再販価格 | 1,000,000円以上 ※ヤフオク・メルカリ |
サントリーシングルモルトウイスキー山崎とは

当該商品の説明のまえに“山崎”とはどういったウイスキーなのかを知る必要がありそうです。そして、その上で“サントリー山崎シェリーウッド1985”の立ち位置を理解することにしましょう。 シングルモルトウイスキー「山崎」が発売されたのは1984年3月14日です。当時日本で流通するウイスキーはブレンドが主流で、原酒100%のシングルモルウイスキーを楽しむ層は限られていました。しかし二代目マスターブレンダーであった佐治敬三は「日本を代表するシングルモルトウイスキーをつくりたい」と生み出したのがシングルモルトウイスキー(当時はピュアモルトと記述されています)“山崎”でした。 なかなか浸透しませんでしたが、2003年以降国際的なコンペティションで数々の賞を受けるようになると、評価と関心が上昇するようになりました。 そのためそれまでの限られた層からの支持に留まらず、新商品が出ると即完売という状態になっていきます。なお“山崎”の取引相場については後述しています。 こうした人気とウイスキー自体の需要が伸びた事で原酒不足が起こり、一部商品は終売になっています。しかし、その限定感がさらに高値取引につながる状況が続いています。現在のラインナップはエイジング表記のない”ノンエイジ”または”ノンヴィンテージ”と呼ばれるものと、12年、18年、25年の4タイプだけとなっています。
サントリーウイスキー山崎の買取価格
項目 | 価格 |
山崎50年 | 要相談 |
山崎35年 | 要相談 |
山崎25年 | 650,000円~ |
山崎18年シングルモルト | 70,000円~ |
山崎12年シングルモルト | 15,000円~ |
山崎シングルモルト1984 | 500,000円~1,000,000円 |
山崎ヴィンテージモルト | 80,000円~300,000円 |
山崎シェリーバット | 15,000円~25,000円 |
サントリーウイスキー山崎 50年について
2005年5月に一本100万円、50本限定発売しましたが翌日には完売。再発要望に応え、2007年9月に50本を限定発売。こちらは当日のうちに完売。さらに2011年12月に150本限定発売、やはり翌日には完売。
買取価格は明記されず“要相談”状態です。
サントリーウイスキー山崎35年について
2006年5月に一本50万円、限定200本を販売。翌日完売。その後再発売もないので、価格は高騰の一途です。
買取価格は”要相談”状態が続いていて、ヤフオクなどの流通価格は700万円を越える場合があります。
サントリーウイスキー山崎25年について
現行品ですが、出荷量が限定されているので小売価格125,000円という高価格にも関わらず現品を見かける機会はありません。
買取価格は上記の通りですが、流通価格は100万円前後になっています。
サントリー山崎シェリーウッドとは

山崎シェリーウッドは5種類あって、製造年によって区分されます。スパニッシュオーク製のシェリー樽で10から15年熟成した原酒をヴァッティングしたものです。1997年”山崎シェリーウッド1982年”が始めて販売され、2003年”山崎シェリーウッド1986年”のリリース以降は販売されていません。 ”山崎シェリーウッド1985年”は1985年山崎蒸留所で蒸留され、スパニッシュオーク製のシェリー樽で熟成し2000年に発売されたました。限定1,200本、濃厚な味わいとシェリー樽独特の木の香りのバランスが美しいと評判のウイスキーです。 販売数は82年から83年が限定6,000本程度、84年が3,500本程度、85・86年は1,200本程度となっていて、希少性の高さが分かります、特に1984年は創業50年記念と位置付けられているため、注目度が高いウイスキーです。1982年から1986年までの5種類が揃ったセット価格であれば700万円超えというのも珍しくありません。

サントリーウイスキー山崎シェリーウッドが高値の理由

特徴・熟成年数など
シングルモルトの熟成に用いる樽は様々ですが、多いのはバーボン樽とシェリー樽です。好みにもよりますが、より甘い香りが残るシェリー樽熟成の
人気が高いようです。初心者でも馴染みやすいという特性があります。支持率が高いものほど高値で流通します。15年間の熟成期間を経て多くの方に受け入れられるウイスキーに仕上がっています。
限定品であること

数量限定、しかも2003年以降発売されていないという
限定品であることが、
買取価格~流通価格とも押し上げています。山崎という
ブランドネームだけでも高価取引の条件であり、15年間という長期熟成、数量限定という要素が加わることで、注目度は高まります。
お酒買取専門店 リンクサスが高値取引できる理由
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リンクサスは、その商品を欲している先、市場とネットワークを構築しています。そしてその市場は日本国内だけでなく、世界に広がっています。常に情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのを把握しています。価格交渉に時間差が少ないと言えるでしょう。見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーが多数控えているのです。 中国市場だけではありません、
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リンクサスはウイスキー需要の高い欧米・中東、またインドやアジア諸国の富裕層とのネットワークも大切にしています。特にヨーロッパではジャパニーズウイスキーの評判が上昇中です。そうした流れを捉えることで、適切な選択が可能になるのです。
まとめ
サントリーウイスキー山崎はとても
人気の高いウイスキーです。“山崎”という漢字が読めない外国人であっても認知できるほど浸透しています。そして外国のバイヤーは口を揃えて言うのは、これはスコッチに似せたウイスキーではなく、ジャパニーズウイスキーだということです。だからこそ確立した価値がつくのでしょう。

作り方は本場スコットランドに倣うことが多いのですが、それ以外はすべて日本産です。そうした独自性が山崎の評価につながっているようです。