
【ウイスキー買取】サントリー山崎ミズナラ2011 を買取ました。海外を中心にとても人気の高い商品です。数量限定なので国内に残っているのも稀な状態です。その魅力について解説しています。
サントリーシングルモルトウイスキー山崎とは

まず初めに“サントリーウイスキー山崎”とは?このウイスキーの基礎知識から始めます。サントリーウイスキーシングルモルト「山崎」が発売されたのは1984年、今から36年前です。当時日本で流通するウイスキーはブレンドが主流でしたので、原酒100%のシングルモルウイスキーを楽しむ層は少なかったのですが、新しい市場を作るという強い思いがありました。 二代目マスターブレンダーであり、のちに社長に就く佐治敬三の「日本を代表するシングルモルトウイスキーをつくりたい」という思いが “山崎”を生み出します。発売当初はなかなか評価されませんでしたが、国際的なコンペティションで賞を取るようになった2003年以降からは状況変わってきます。 “サントリーウイスキー山崎”への関心は高まり、品薄状態が続きます。 こうした人気とハイボールブームによりウイスキー自体の需要が伸びたことから原酒不足となり、残念なことに一部商品は終売ということに発展します。しかしその商品不足がさらに高値取引につながるのです。現在のラインナップはエイジング表記のない”ノンエイジ”と、12年、18年、25年の4タイプだけ。出荷量も限られるので、今後も品薄状態は続きそうです。
サントリーウイスキー山崎の買取参考価格

項目 | 価格 |
サントリーウイスキー山崎55年 | 要相談 ※2020年6月発売予定 |
サントリーウイスキー山崎50年2005年リリース初回版 | 1,300万~ |
サントリーウイスキー山崎50年2007年リリース | 1,100万円~ |
サントリーウイスキー山崎50年2011年リリース | 800万円~ |
サントリーウイスキー山崎35年 | 300万円~ |
サントリーウイスキー山崎25年 | 650,000円~ |
サントリーウイスキー山崎18年ピュアモルト | 83,000円 |
サントリーウイスキー山崎18年シングルモルト | 70,000円~ |
サントリーウイスキー山崎12年ピュアモルト | 30,000円 |
サントリーウイスキー山崎12年シングルモルト | 15,000円~ |
サントリーウイスキー山崎シングルモルト1984 | 500,000円~1,000,000円 |
サントリーウイスキー山崎ヴィンテージモルト | 80,000円~300,000円 |
サントリーウイスキー山崎シェリーバット | 15,000円~25,000円 |
サントリーウイスキー山崎シェリーカスク | 185,000円 |
サントリーウイスキー山崎ノンエイジ | 6,000円 |
サントリーウイスキー山崎リミテッドエディション2017 | 25,000円 |
サントリーウイスキー山崎12年 ピュアモルトゴールド | 100,000~250,000円 |
サントリーウイスキー山崎 ミズナラ ザ・ローリング・ストーンズ 結成50周年記念 | お問い合わせ |
サントリーウイスキー山崎 10年 ピュアモルト | 15,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2009年 | 45,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2011年 | 48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2012年 | 48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2013年 | 48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2010年 | 60,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2011年 | 55,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2012年 | 50,000円 |
サントリーウイスキー山崎 50年について
2005年5月に一本100万円、50本限定発売~翌日完売。2007年9月50本限定発売。当日完売。2011年12月150本限定発売、翌日完売。2005年ものは現在3,000万円以上で落札されています。
サントリーウイスキー山崎 55年について

2019年年末に一本300万円、ネット予約のみ、抽選のうえ2020年6月以降に販売というニュースが流れました。現時点で購入した情報はないので市場価格は不明ですが、“50年”が現在3,000万円つまり購入時の30倍で取引されていることから、“億”に達するのはないかとの憶測が飛びかっています。
サントリーウイスキー山崎ミズナラ2011が高値の理由

サントリーウイスキー山崎 ミズナラの名前を冠したシリーズは2010年から毎年2014年まで5年間続きます。いずれも好評で買取市場では“お問合せ”という表示がほとんどです。人気の理由は“ミズナラ”にあります。 サントリーウイスキーならではの熟成樽を使ったことが個性を際立たせ、じゃ香や伽羅を思わせるオリエンタルな香りがウイスキー通を唸らせました。日本の風土でしか作り出せない風味、それは“ミズナラ”の功績と言えます。
ミズナラ熟成とは?

ウイスキーを熟成する際、通常はオーク材の樽を用います。新しいもの使うことは少なく、シェリー酒やバーボンを貯蔵した樽を二次使用することで、風味が醸されます。 ミズナラは日本で育ったオークです。世界戦争の影響から欧米産のオーク樽が輸入できなくなったため、サントリーの技術陣は国産オーク材“ミズナラ”に注目しました。使ってみると、新しいミズナラは香りが強くウイスキーの熟成には相応しくないと思われました。しかし根気よく、長期間熟成したウイスキーがこれまでにない風味に変わっていったのです。 ジャパニーズウイスキーが高い評価を得ているのは“ミズナラ”熟成に拠るところが大きいと言われています。サントリーでは、シェリーなど複数の樽で熟成した原酒にミズナラ熟成の原酒をヴァッティングすることで、独特の風味を出すことに成功しました。サントリーにとってキーモルトと言える存在になっています。
お酒買取専門店 リンクサスが高値取引できる理由

“お酒買取専門店 リンクサス”は商品を望む先、市場とネットワークを構築しています。そしてその市場は日本国内だけでなく、世界に広がっています。常に情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのを把握できています。価格交渉に時間差がありません。ボーダレスな情報網が整備されています。見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーが多数控えているのです。 サントリーウイスキー山崎の人気は衰えることがありません。中国はもちろんですが、中東やアジア諸国の富裕層にも高い人気です。“お酒買取専門店 リンクサス”は彼等とのネットワークを大切にしています。またヨーロッパでもサントリーをはじめ日本のウイスキーはブームになっています。そうした流れを確実に捉えることで、適切な売り先を選択できるのです。
【お酒買取 取次店を大募集!】
“お酒買取専門店 リンクサス”では、お酒の買取取次店をお願いできる方(個人でも可能)、パートナーを探しています。パートナー契約は資金不要、特別なスキルも一切不要です。通人、知人でお酒を売ってくれる人がいれば紹介して頂くだけです。地域も問いません、全国規模で探しています。詳しい内容や、お取引の条件などは電話またはメールでお問い合わせ下さい。
まとめ
サントリーウイスキー山崎、ミズナラ熟成ならではの個性がジャパニーズウイスキーの個性を際立たせています。その完成度は各種コンペティションでの高評価が証明しています。本場スコットランドでもミズナラ熟成が試されていると聞いています。異国の環境下でどのような風味が醸されるのか期待が募ります。今後もミズナラ熟成には注目です。