山崎シェリーウッド1985を買取させて頂きました。
限定1,200本のみで販売されあっという間に完売した希少な山崎シェリーウッド1985をお譲り頂きました。
項目 |
価格 |
弊社買取価格 |
420,000円~ |
通常価格 |
不明 |
他社買取価格 |
400,000円前後 |
再販価格 |
1,000,000円以上 ※ヤフオク・メルカリ |
山崎シェリーウッドが高値で取引される理由
シェリー樽熟成と15年の長期熟成
シングルモルトの熟成に用いる樽は様々ですが、多いのはバーボン樽とシェリー樽です。好みにもよりますが、
より甘い香りが残るシェリー樽熟成の人気が高いです。初心者でも馴染みやすいという特性があります。
15年間の熟成期間を経て多くの方に受け入れられるウイスキーに仕上がっています。このように支持率が高いものほど高値で流通します。
生産本数が1200本の限定品
数量限定でしかも2003年以降発売されていないという希少性で、買取価格から流通価格ともに押し上げています。
山崎というブランドネームだけでも高価取引の条件であり、さらに15年間という長期熟成、数量限定という要素が加わることで、注目度は高まります。
サントリー山崎シェリーウッドとは
山崎シェリーウッドは
5種類あり製造年によって区分されます。スパニッシュオーク製のシェリー樽で10年から15年熟成した原酒をヴァッティングされています。
1997年に”山崎シェリーウッド1982”が最初に販売され、
2003年に”山崎シェリーウッド1986”のリリース以降は販売されていません。
”山崎シェリーウッド1985”は、1985年山崎蒸留所で蒸留されたスパニッシュオーク製のシェリー樽で熟成し2000年に発売されました。
限定1,200本、濃厚な味わいとシェリー樽独特の木の香りのバランスが美しいと評判のウイスキーです。
販売数は82年から83年が限定6,000本程度、84年が3,500本程度、85・86年は1,200本程度となっており、その希少性の高さが分かります。特に1984年は創業50年記念と位置付けられているため、注目度が高いウイスキーです。
1982年から1986年までの5種類が揃ったセット価格であれば700万円超えということも珍しくありません。
サントリーシングルモルトウイスキー山崎とは
“山崎”とはどのようなウイスキーなのかを知り“山崎シェリーウッド1985”の立ち位置を理解しましょう。
シングルモルトウイスキー「山崎」が発売されたのは1984年3月14日でした。当時日本で流通するウイスキーはブレンデッドウイスキーが主流で、原酒100%のシングルモルウイスキーを楽しむ層は限られていました。しかし二代目マスターブレンダーであった
佐治敬三氏は「日本を代表するシングルモルトウイスキーをつくりたい」と生み出したのがシングルモルトウイスキー“山崎”でした。
しかし当時はなかなか浸透しませんでしたが、
2003年以降国際的なコンペティションで数々の賞を受けるようになるとその評価と関心が上昇するようになりました。
そしてそれまで限られた層からの支持に留まらず、新商品が出ると即完売という状態になります。
こうした
人気とウイスキー自体の需要が伸びた事で原酒不足に陥り一部の商品は終売になってしまいます。しかし、その限定感がさらに高値取引に繋がる状況に続いています。現在のラインナップは年代表記のない”ノンエイジ”または”ノンヴィンテージ”と呼ばれるものと、12年、18年、25年の4タイプだけとなっています。
サントリーウイスキー山崎の参考買取価格
項目 |
価格 |
山崎50年 |
要相談 |
山崎35年 |
要相談 |
山崎25年 |
650,000円~ |
山崎18年シングルモルト |
70,000円~ |
山崎12年シングルモルト |
15,000円~ |
山崎シングルモルト1984 |
500,000円~1,000,000円 |
山崎ヴィンテージモルト |
80,000円~300,000円 |
山崎シェリーバット |
15,000円~25,000円 |
山崎 50年について
2005年5月に
1本100万円、50本限定発売されましたが翌日には完売。再発売の要望に応え、2007年9月に50本を限定発売されましたが当日のうちに完売。さらに2011年12月に150本限定発売されますが、やはり翌日には完売。
買取価格は明記しておらず“要相談”になります。
山崎 35年について
2006年5月に限定200本で50万円で発売されましたが翌日には完売。その後、再発売もなく価格は高騰の一途です。
買取価格は”要相談”状態が続いており、
ヤフオクなどの流通価格は700万円を越える場合もあります。
山崎 25年について
現行品ですが、出荷量が限定されているので小売価格160,000円という高価格にも関わらず現品を見かける機会はありません。買取価格は上記の通りですが、
流通価格は150万円前後になっています。
お酒買取専門店 リンクサスが高値取引できる理由
お酒買取専門店リンクサスは、
買い取らせて頂いたお酒を欲している市場とネットワークを構築しています。そしてその市場は日本国内だけでなく世界中に広がっています。常に世界中のバイヤーと情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのかを把握しています。その為、価格交渉に時間差が少なく見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーへ提供することでその
売り上げをお酒買取金額にも還元させて頂いております。
中国市場だけではありません。お酒買取専門店リンクサスではウイスキー需要の高い欧米・中東、またインドやアジア諸国の富裕層とのネットワークも大切にしています。特にヨーロッパではジャパニーズウイスキーの評判が上昇中です。このような
流れを捉えることで、売り上げを高価お酒買取へ繋げることが可能になっています。
まとめ
山崎はとても人気の高いウイスキーです。“山崎”という漢字が読めない外国人の方であっても認知されていると言われているほど浸透しています。
そして
外国のバイヤーは口を揃えて言うのは、「これはスコッチに似せたウイスキーではなく、ジャパニーズウイスキーだ」ということです。だからこそ確立した価値がつくのでしょう。
作り方は本場スコットランドに倣うことが多いのですが、それ以外は全て日本産でこのような独自性が山崎の評価に繋がっています。