圧倒的な熟成感を誇る山崎18年のウイスキー
サントリーを代表するシングルモルトウイスキーである「山崎」。ノンエイジ品から熟成ボトルまで広いラインナップが存在する中で、非常に高い人気を集めているのが
「山崎18年」のボトルです。1992年に発売開始した山崎18年は、
酒齢18年以上の原酒のみを使った贅沢なシングルモルトで、圧倒的な熟成感を堪能できる高級品です。
そんな山崎18年のベースとなるのは甘さが特徴のシェリー樽熟成原酒で、じっくりと時間をかけて後熟されているのがポイントです。原酒同士をヴァッティングさせてから
さらにもう一度樽熟成をするという手法は、山崎12年のボトルでは取られておらず、18年ボトルの個性とも言えるでしょう。
熟成が長いぶん味わいもフルボディで、香りはシェリー樽熟成に由来する
甘いドライフルーツに香ばしいチョコレートのようなニュアンスもあります。またブレンドの中には日本特有であるミズナラ樽熟成原酒も含まれており、オリエンタルな香りと複雑さ、奥行きも生まれています。
口に含むとブランデーのような濃厚さもあり、ハチミツのような甘さに甘酸っぱさ、スパイシーさが組み合わさっているのを感じ取ることができます。さらに長く贅沢に続いていく余韻も楽しむことができます。
<シングルモルト山崎18年の商品情報>
- ・商品名:シングルモルト 山崎18年
- ・生産者:サントリー
- ・アルコール度数:43%
- ・原料:モルト
- ・色:赤みがかった琥珀色
- ・香り:レーズン、杏、チョコレートのような香り
- ・味わい:ハチミツのような甘みに甘酸っぱさ、さらにスパイシーな味わいも
- ・余韻:熟した果実香に甘酸っぱいニュアンス、そして長く深く続く余韻
- ・定価:700ml 35,200円(税込)
山崎18年の輝かしい受賞歴
- ・SWSCダブルゴールド(最優秀金賞)・・・・2005年・2008年・2009年・2010年・2011年・2013年・2015年
- ・SWSCベスト アザーウイスキー賞・・・2015年
- ・IWSCトロフィー(最高賞)・・・2006年
- ・ISC金賞・・・2007年・2010年・2013年・2014年・2018年
- ・ISCトロフィー(最高賞)・・・2012年
山崎18年といえば、
山崎シリーズの中でも特に多くの受賞歴があることで知られています。2005年にSWSCダブルゴールドを受賞したのを皮切りに、IWSCやISCといった世界的に権威ある鑑評会・コンペティションで多くの名誉ある賞を獲得してきました。上記を見てもらうとわかるように、最優秀賞や最高賞を数回にわたって獲得した実績もあります。
これは山崎18年の味わいが、
国内だけでなく世界のプロからも認められていることを意味しています。日本のウイスキー、つまりジャパニーズウイスキーが世界から大きな注目を集めるようになったのも、この山崎18年のボトルによる功績が非常に大きいでしょう。山崎18年はスコッチなど海外ウイスキーには表現できない味わいと香りであり、日本のウイスキーを代表する存在として名を轟かせています。
現在もその人気は継続中で、山崎18年は海外市場でも非常に人気のあるウイスキーとなっています。そのぶん
品薄状態であり、発売当初とは比べ物にならないくらいの希少価値が付けられているような状況です。
1本10万円超え!?山崎18年の流通価格について
山崎18年は価格高騰が顕著なウイスキーでもあります。定価は1本35,200円(税込)ですが、実際の販売価格を見ると
12万円に近い価格が付けられているのがわかります。これは先ほども述べたように山崎18年が品薄であることが関係しています。
また
定価そのものが値上げされていることも関係しているでしょう。なお、価格がここまで高騰したのはここ10年あまりの出来事です。
山崎18年のようなウイスキーは、製造に非常に時間と手間がかかります。そして
大量生産ができません。なぜなら熟成原酒はそもそも生み出されるまでに年月がかかる上、
“天使の分け前”という現象が発生し、熟成すればするほど樽の隙間から蒸散し量が減ってしまうからです。
そのためどれだけ市場人気や需要が高まっても、一気に生産本数や販売本数が増えることはありません。その結果、プレミアがつき価格が上昇しているということになります。
また近年は山崎18年の価格上昇に注目したバイヤーや投資家も存在しています。山崎の味が好きという方だけでなく、コレクターや投資家もこぞって山崎18年を購入しているのです。
こうした理由から、山崎18年は10万円を超える超高額ウイスキーとなっています。今後の状況次第では、さらに値段が上がっていく可能性も十分にあるでしょう。
定価で買えるのは抽選に当たったほんの一握りの人たちで、そもそも山崎18年はお目にかかることすら難しいとされています。
山崎18年のボトルの違い!リミテッドエディションやオールドボトルとは
山崎18年には黒い箱に入った通常ボトルのほか、「リミテッドエディション」や「オールドボトル」と呼ばれるレアな品が存在しています。販売価格や買取価格はボトルの種類によって変わってくるので、ぜひ違いを比べてみましょう。
山崎18年リミテッドエディションは海外市場に向けて作られたボトルで、日本国内では正規販売されていません。そのため日本では通常の山崎18年よりもさらに貴重だと言われています。
リミテッドエディションの山崎18年は
桐箱に入ったリッチな見た目で、贈答品・お土産としても根強い人気を集めています。流通価格はおよそ12万5千円ほどです。
オールドボトルの山崎18年は、現行品ではなく過去に販売されていたデザインのボトルになります。時代によってそれぞれラベルデザインが違い、ウイスキーの味にも差があると言われています。
オールドボトルにはたくさんの種類がありますが、特に
「響マーク」と呼ばれる刻印入りのものや、シングルモルトではなく
「ピュアモルト」と書かれたボトルは古い時代のもので希少価値が高いです。中には1本25万円など、
現行の山崎18年のさらに2倍程度の価格が付けられているボトルも存在しています。
山崎18年の買取について
高騰している山崎18年は、高額買取対象になるウイスキーです。定価以上の値がつくので、未開封ボトルをお持ちの方はぜひ買取査定の利用を検討してみましょう。
リンクサスのウイスキー買取なら、
飲まない山崎を即日で現金に変えることが可能です。ウイスキー知識に詳しいプロ査定員が1本1本丁寧に査定を行いますので、安心してご依頼ください。
山崎18年の買取価格はボトルの状態や種類によっても異なります。特に上記で紹介したリミテッドエディションやオールドボトルは高額査定になりやすいです。もちろん現行品も10万以上の市場価格であるため、買取でも
数万円の価値が付きます。箱ありの完備品状態で査定にお出しいただくと、さらなる高額査定を狙うことも可能です。
ウイスキーに詳しくないという方も、
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山崎NV」「
山崎12年」「
山崎25年」「
山崎リミテッドエディション」など
山崎の別ボトルを売りたいという方もぜひご相談ください。