山崎シェリーウッド1986は、ウイスキーコレクターによく知られる
山崎のシェリーウッドシリーズ(1982~1986年)の最終年の限定ボトルです。
このシリーズは年代ごとに香りや風味が異なることから注目されています。少量の限定販売のため一般の市場には2度と出回らない商品です。今回はこの限定ウイスキーを買い取りさせて頂きました。
山崎シェリーウッド1986とはどんなウイスキー?
山崎蒸溜所でつくられたモルト原酒を
スパニッシュオークのシェリー樽で15年以上の長期熟成させたものの中から厳選された10〜15樽をブレンドして1986年にボトリングしたものです。
限定製造で3600本のみの発売でした。
スパニッシュオーク熟成のウイスキー
銘柄の名の通りこのウイスキーは
スパニッシュオークのシェリー樽によって長期熟成されています。奥深い味わいを出すにはスパニッシュオークのシェリー樽が使用されます。
通常、シェリー樽の種類としては大きくはアメリカンオーク製とスパニッシュオーク製がありますが、多くの高級ウイスキーの熟成に使用されるのがスペインの北部のガルシア地方で伐採されたオーク材のシェリーオークです。オークの伐採地方によってウイスキーの風味も変わっていきます。
山崎シェリーウッドの蒸溜
山崎蒸溜所では
ポットスチル(単式蒸溜器)を使用して2度の蒸留を行なっています。初溜用の蒸溜器と再溜器それぞれ6基ずつの形の異なる蒸溜器があります。このポットスチルの形や大きさや加熱方式によって原酒の質が変化します。
ポットスチルは手づくり作られるために世界で同じものは一つとしてありません。そのためポットスチルが持つ個性がそのままウイスキーの個性となるのです。
山崎シェリーウッドの製造には、すっとまっすぐに伸びたストレートヘッド型というポットスチルを使用しています。この形の生み出す原酒の特徴は、風味にキレがあります。高くまっすぐ伸びた形状によって蒸溜中の蒸気の中の香味成分が蒸溜器の菅壁にあたり液体になる前に釜の下へと落ちるためにスッキリとキレがある味わいになります。
シェリー樽由来の風味を楽しめる
スパニッシュオークを使って作られたシェリー樽に長期熟成されたモルト原酒は
リッチで華やか、豪華な甘さと心地のよい喉越しで高級感が漂います。ウイスキー自体が持つカカオ風味やレーズンの酸味、トーストのビター感と飲みやすいながらも芳醇な味わいを楽しめます。
山崎シェリーウッドシリーズでは最後のお酒
山崎シェリーウッドシリーズは、
山崎シェリーウッド1982から発売し山崎シェリーウッド1986を最後に発売を終了しました。2度と再販されないということでウイスキーマニアでは幻のウイスキーとなっています。
その後、
2009年に「山崎シェリーカスク」シリーズへと引き継がれていきます。シェリーカスクシリーズは、シェリーウッドシリーズと同様にキレのあるスッキリとした風味をはじめシェリウッドシリーズの味わいを継承しています。
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ジャパニーズウイスキーのブーム以降「山崎」と付くウイスキーはどれを取っても品薄の大人気商品となりました。その中でも山崎シェリーウッドシリーズは生産量が少なかったこともあって市場で見ることはまずありません。コレクター同士のオークションなどでは高値で取引される逸品です。
ご自宅の酒棚に万が一このようなお酒が未開封であるケースもよくお聞きします。そのような場合は思わぬ査定価格が出ることもありますのでお酒買取専門店リンクサスにお気軽にご相談頂ければ幸いです。