
海外を中心にとても人気の高い
サントリー山崎ミズナラ2011を買取させて頂きました。数量限定で国内に残っているのも稀な状態です。
山崎ミズナラ2011が高値の理由

山崎ミズナラの名前を冠したシリーズは2010年から毎年2014年まで5年間続きます。いずれも好評で買取市場の買取価格は“要相談”という状態がほとんどです。
人気の理由はミズナラにあります。
サントリーウイスキーならではのミズナラ樽を使ったことが個性を際立たせ、麝香や伽羅を思わせるオリエンタルな香りがウイスキー通を唸らせました。
日本の風土でしか作り出せない風味、それが“ミズナラ”の功績と言えます。
ミズナラ熟成とは?

ウイスキーを熟成する際、通常はオーク材の樽を用います。新しいものを使うことは少なく、シェリー酒やバーボンを貯蔵した樽を二次使用することで風味が醸されます。
ミズナラは日本で育ったオークです。世界戦争の影響から欧米産のオーク樽が輸入できなくなった為、サントリーの技術陣は国産オーク材“ミズナラ”に注目しました。当初は新しいミズナラは香りが強くウイスキーの熟成には相応しくないと思われました。しかし根気よく、
長期間熟成したウイスキーがこれまでにない風味に変わっていったのです。
ジャパニーズウイスキーが高い評価を得ているのは“ミズナラ”熟成によるところが大きいと言われています。サントリーでは、シェリーなどの複数の樽で熟成した原酒にミズナラ樽で熟成をした原酒をヴァッティングすることで、独特の風味を出すことに成功しました。サントリーにとってキーモルトと言える存在になっています。
ミズナラ樽ウイスキーの特徴は?山崎シーバスリーガル等人気7選
サントリーウイスキー山崎の買取参考価格
項目 |
価格 |
サントリーウイスキー山崎55年 |
要相談 ※2020年6月発売予定 |
サントリーウイスキー山崎50年2005年リリース初回版 |
1,300万~ |
サントリーウイスキー山崎50年2007年リリース |
1,100万円~ |
サントリーウイスキー山崎50年2011年リリース |
800万円~ |
サントリーウイスキー山崎35年 |
300万円~ |
サントリーウイスキー山崎25年 |
650,000円~ |
サントリーウイスキー山崎18年ピュアモルト |
83,000円 |
サントリーウイスキー山崎18年シングルモルト |
70,000円~ |
サントリーウイスキー山崎12年ピュアモルト |
30,000円 |
サントリーウイスキー山崎12年シングルモルト |
15,000円~ |
サントリーウイスキー山崎シングルモルト1984 |
500,000円~1,000,000円 |
サントリーウイスキー山崎ヴィンテージモルト |
80,000円~300,000円 |
サントリーウイスキー山崎シェリーバット |
15,000円~25,000円 |
サントリーウイスキー山崎シェリーカスク |
185,000円 |
サントリーウイスキー山崎ノンエイジ |
6,000円 |
サントリーウイスキー山崎リミテッドエディション2017 |
25,000円 |
サントリーウイスキー山崎12年 ピュアモルトゴールド |
100,000~250,000円 |
サントリーウイスキー山崎 ミズナラ ザ・ローリング・ストーンズ 結成50周年記念 |
お問い合わせ |
サントリーウイスキー山崎 10年 ピュアモルト |
15,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2009年 |
45,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2011年 |
48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2012年 |
48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 パンチョン2013年 |
48,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2010年 |
60,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2011年 |
55,000円 |
サントリーウイスキー山崎 バーボンバレル2012年 |
50,000円 |
サントリーウイスキー山崎 50年について
2005年5月に1本100万円、50本限定発売され翌日には完売。2007年9月に50本限定発売され当日には完売。2011年12月150本限定発売されましたが翌日には完売。
2005年ものは現在3,000万円以上で落札されています。
サントリーウイスキー山崎 55年について
2020年の6月30日に1本300万円(税抜)で抽選販売されました。
2022年米ニューヨーク競売大手サザビーズで競売にかけられ当時のレート60万ドル(8,100万円)で落札され、やがては億に達するのはないかとの憶測が飛びかっています。
サントリーシングルモルトウイスキー山崎とは

サントリーウイスキーシングルモルト
「山崎」が発売されたのは1984年の今から36年前です。当時日本で流通するウイスキーはブレンデッドウイスキーが主流でしたので原酒100%のシングルモルウイスキーを楽しむ層は少なかったのですが、新しい市場を作るという強い思いがありました。
2代目マスターブレンダーであり、のちに社長に就く佐治敬三氏の「日本を代表するシングルモルトウイスキーをつくりたい」という思いが “山崎”を生み出します。発売当初はなかなか評価されませんでしたが、
国際的なコンペティションで賞を取るようになった2003年以降からは状況一変します。 “サントリーウイスキー山崎”への関心は日に日に高まり品薄状態が続いていきます。
このような
人気とハイボールブームによりウイスキー自体の需要が伸びたことから原酒不足となり、残念なことに一部の商品は終売ということになってしまいました。しかしその
原酒不足がさらに高値取引に繋がっていきます。現在のラインナップはエイジング表記のない”ノンエイジ”と、12年、18年、25年の4タイプのみです。出荷量も限られており今後も品薄状態は続きそうです。
お酒買取専門店リンクサスが山崎を高値取引できる理由

お酒買取専門店リンクサスは商品を望む先、
市場とネットワークを構築しています。そしてその市場は日本国内のみならず世界中に広がっています。
常に情報を共有しており、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのかを把握しています。その為、価格交渉にも時間差がなくボーダレスな情報網が整備されています。このような
システムがあるからこそお酒買取価格も高値で還元できている状況です。
山崎の人気は衰えることがありません。中国はもちろんですが、中東やアジア諸国の富裕層にも高い人気です。
お酒買取専門店リンクサスでは、彼等とのネットワークを大切にしています。またヨーロッパでもサントリーをはじめ日本のウイスキーはブームになっており、そうした流れを確実に捉えることで、適切な売り先を選択できております。
まとめ
山崎ミズナラはミズナラ熟成をするからこそジャパニーズウイスキーの個性を際立たせています。
その完成度は各種コンペティションでも証明しています。本場スコットランドでもミズナラ熟成が試されていると聞いています。異国の環境下でどのような風味が醸されるのか期待が募り今後もミズナラ熟成には注目です。